CYBERORO
原文記事:CYBEROROイ・セドル、ブロックチェーン基盤国際囲碁リーグ作る作成者:チョン・アラム中央日報記者
2018-07-13午前02:13▲イ・セドル. [ニューシス]人工知能(AI) ‘AlphaGo’と世紀の対決を広げたイ・セドル(35・写真) 9段がブロックチェーン(blockchain)技術を活用したオンライン囲碁事業に飛び込んだ。韓・中・日棋士オンラインで対局新技術で透明性高め費用削減合作業者“来年3月商用化目標”イ・セドル9段はブロックチェーン専門開発会社の(株)THE blockchainと共にオンライン囲碁プロジェクトを準備していると12日明らかにした。
ブロックチェーンは誰でも閲覧できる帳簿に取り引き内容を透明に記録して、何台かのコンピュータにこれを複製して保存する分散型データ保存技術をいう。 ブロックチェーン技術が結ばれる囲碁プロジェクトの名前は仮称で‘Goblock’だ。Goblockの核心事業はブロックチェーンを利用して囲碁強国である韓・中・日を中心にオンライン国際プロリーグ戦を作って運営することだ。 現在の韓国と中国はオフライン方式でそれぞれプロリーグ戦を運営しているが、全世界最強者が一ヶ所に集まる国際プロリーグ戦はまだ成し遂げられていない。Goblockはブロックチェーン技術を活用して、脱中央化された運営方式を導入することによってリーグ戦運営の透明性と公正性を向上して、運営費用を最小化するのを目標にする。 また、投資家と広告主、プロ棋士と観戦者などにバランスの取れた補償を提供して、囲碁試合を観戦する面白味を増幅させることを目標にしている。イ・セドル9段は、“普段からブロックチェーン技術の特徴である脱中央性と透明性に関心が多くあり、この技術を囲碁に組み合わせてみたらどうだろうかと思っていた”として、“以前から囲碁界には変化が必要だと考えていたし、ブロックチェーン技術が囲碁と結ばれるならば、囲碁の底辺が拡大するのはもちろん、囲碁生態系にも大きい変化があると見る”と話した。イ・インソク(株)THE blockchain共同代表は、“イ・セドル9段と会って何回も話を交わして自然に共感が形成されてプロジェクトを準備することになった”として、“Goblockはプロ棋士のオンライン リーグ戦だけでなくアマチュア選手たちのオンライン リーグ戦を拡大して、まだ著作権保護を受けることができない棋譜を商品化できる場を作り、囲碁界に新しい転機を持ってくると期待する”と明らかにした。具体的にはオンライン国際リーグ戦を運営してチーム・棋士・棋譜などをトークン化して発行し、これをベースに透明で合理的な‘トークン経済(token economy)’を作るという計画だ。
イ・インソク共同代表は“イーサリアム(ブロックチェーン技術を色々な分野に組み合わせられるようにアップグレードした技術)をはじめとする最新ブロックチェーン技術とオンライン サービス プラットホームを組み合わせて最適化された囲碁システムを構成するだろう”と説明した。一方、(株)THE blockchainは、ブロックチェーン専門ソリューション企業で最近ハイブリッド マルチウォレット コインアースを発売したことがある。