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[農心杯]シン・ミンジュン ドラマ… 1ラウンド全勝で仕上げ

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▲ '18才先鋒'シン・ミンジュン6段(左側)が農心辛ラーメン杯スターに浮上した。 第4局では日本の許家元7段に完勝して4連勝と共に1ラウンド全勝をおさめた。


第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦4局 
シン・ミンジュン、日本の許家元まで破って4連勝 

負担になる最初の走者任務を引き受けたシン・ミンジュン6段が、1ラウンドを一気に処理をする快挙を成し遂げた。 '18才先鋒'シン・ミンジュンは22日、中国瀋陽で開かれた第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第4局で日本の2番手許家元7段を破った。

ファン・ティンウィ9段、余正麒7段、ジョウ・ルイヤン9段を順に撃破したのに続き破竹の4連勝だ。 中国と日本を代表する強者2人ずつが、あどけない少年棋士シン・ミンジュンの風に力なく離れて行った。 

4連勝目相手の許家元(20)は台湾出身で日本棋院所属。 農心辛ラーメン杯代表名簿が発表された時には4段だったが、その後日本最大棋戦である棋聖戦リーグの活躍で9月初めに7段に特別昇段した。 2015年新人王戦優勝、2014年と2016年にグロービス杯世界新鋭大会準優勝、2015年阿含桐山杯準優勝などで嘱望される新鋭強者だ。

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▲ "服を色々持ってきたが、勝ってみるとこの服を着ると勝つような感じがして続けて着ている"というシン・ミンジュン6段。 1ラウンド独占は9年ぶりに再び出てきた大会三回目の記録だ。


自身と同じように農心辛ラーメン杯初出場である許家元をむかえてシン・ミンジュンは落ち着いて局面を運営した。 4年前に非公式戦でシン・ミンジュンから1勝をおさめたことがある許家元は激しく気迫あふれた。 開始1時間、50余手まで許家元が気楽な局面。 シン・ミンジュンとしては勝負所で相手を気楽にしてしまった点が残念だった。 

シン・ミンジュンが力を出した部分は100手が近づくころ。 右辺実利で利益を取って宿題として残していた下辺石の収拾に簡単に成功して優勢を捉えた。 その攻防で許家元から敗着性の失敗が出てきた。 シン・ミンジュンは完ぺきな仕上げで開始2時間45分、196手で降書を受け取った。

開幕4連勝(1ラウンド独占)は9年ぶりに再び出てきた記録で、大会通算三回目である程珍しい記録だ。

4回の時パク・ヨンフン3段、10回の時トゥ・ジャシ3段が作成したことがある。 また、韓国棋士の4連勝は13回時のキム・ジソク7段以後だ(以上当時段位)。

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▲初めて出場した許家元は勢いいっぱいであるシン・ミンジュンのライバルにはならなかった。 2013年非公式交流戦(韓日国家代表常備軍評価試合)でシン・ミンジュンから1勝をおさめたことがあった。


連勝賞金は2000万ウォンに増えた(毎局300万ウォンである対局料まで合わせて3500万ウォンを確保した)。 連勝戦方式の国家対抗戦であるこの大会は、3連勝達成時1000万ウォン、その後1勝追加時ごとに1000万ウォンの連勝賞金を追加で支給する。

'イ・セドル9段の弟子'としても広く知られたシン・ミンジュンは75対1を上回る競争率を見せた今回の大会選抜戦の決勝で、師匠を破って大きい話題を集めた(決勝に上がるまでホン・ムジン・ホン・ソンジ・キム・ジソク・イ・ウォンヨン・イ・チャンソクを抜いた)。 相手戦績3敗後の初勝利だった。 5回目の挑戦で初めての太極マークを付けた。

2012年に囲碁英才を早期に発掘して育成するために新設した英才入段大会の最初の大会をシン・ジンソとともに通過したシン・ミンジュンは、2014年に全棋士が参加する総合棋戦である天元戦を準優勝するなど、4回の準優勝で同じ年頃の入段者より優れた成績を見せてきた。

それでも一歳下の入段同期シン・ジンソとはたびたび比較対象になったりした。 シン・ミンジュンも優れているがシン・ジンソは突出していた。 入段して4年である昨年夏の第4期メジオン杯オープン新人王戦は初優勝として記録された。

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▲ '瀋陽大勝'の主人公シン・ミンジュン6段。 ランキング15位に上がっている。

今年に入って6月3日から7月14日まで13連勝を疾走したシン・ミンジュンは連勝が切れた後3勝12敗でスランプに落ちた。 そのため、先鋒出場が懸念を醸し出したが、デビュー戦で前期7連勝スターであるファン・ティンウィを制圧して負担感を下ろすとすぐにその後には虎の背中に乗った勢いを見せた。

シン・ミンジュンの猛活躍で韓国は5年ぶりの優勝カップ奪還展望がかなり明るくなった。 1999年に始まったこの大会で韓国は1~6回を6連覇と10~12回を3連覇するなど、最強国の名声をとどろかせてきたが、15回からは4連続中国に優勝カップを渡してしまった。 

瀋陽での1ラウンドを終えた第19回農心辛ラーメン杯は、釜山(プサン)農心ホテルに移して11月24日から2ラウンド五対局を打つ。 引き続き来年2月26日から中国、上海で優勝国が決められる時まで最終3ラウンドを行う。

5連勝狩猟に立ち向かうシン・ミンジュンの相手は、中国が3番手で発表したランキング5位チェン・ヤオイェ9段だ。 二人の棋士間の初めての対決として行われる。

韓国、中国、日本の代表棋士5人ずつチームを級んで連勝戦で競う'囲碁三国志'農心辛ラーメン杯は優勝チームが5億ウォンの賞金を一人占めする。 対局の制限時間は1時間、秒読みは1分1回。 前期大会まで韓国11回、中国6回(4連敗中)、日本1回優勝した。


原文記事:HANGAME