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[TVアジア]イ・セドル、日本最強井山破って4強

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▲イ・セドル9段(左側)が日本の独歩的第一人者である井山裕太9段を中押し勝ちで破って準決勝に上がった。 イ・セドルは大会最多である5回目の優勝に挑戦している。


第29回TV囲碁アジア選手権大会1回戦
イ・セドル、ディフェンディング チャンピオン リー・チンチョンと準決勝

1手 30秒。 望む場面で1分間の考慮時間10回を追加で受けるがTV囲碁アジア選手権大会は色々な国際棋戦のうちでも最も速い超早碁戦だ。

いわゆる'早碁王'を決める大会。 手をはやく読まなければならず、感覚も良くして失敗が少なくなければならない、三拍子があまねく取りそろってこそ優勝できる大会だ。

ディフェンディング チャンプをはじめとして韓中日で施行している早碁戦の優勝者と準優勝者が一同に集まって競うTV囲碁アジア選手権大会は今年で29回目。 15日中国浙江省平湖市セントレイク ホテルで三日間の熱戦に突入した。

出場選手は合計7人だ。 韓国でKBS囲碁王戦優勝・準優勝を占めたイ・セドル9段とナ・ヒョン8段、中国でCCTV杯優勝・準優勝を占めたチャン・タオ6段とリー・シャンハオ7段、日本でNHK杯優勝・準優勝を占めた井山裕太9段と一力遼7段、そして前期優勝者である中国のリー・チンチョン9段だ。

規定により前期優勝者リー・チンチョンが1回戦不戦で準決勝に直行して、6人が自国間の対決を避けて抽選した結果、イ・セドル-井山裕太、ナ・ヒョン-リー・シャンハオ、チャン・タオ-一力遼の1回戦対戦が組まれた。

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▲左側からイ・セドル9段、ナ・ヒョン8段、一力遼7段、リー・シャンハオ7段、リー・チンチョン9段、チャン・タオ6段、井山裕太9段。

15日午前に開いた開幕戦はイ・セドル-井山裕太の韓日戦。 イ・セドルは日本7冠王井山裕太をむかえて、序盤戦闘で捉えた主導権を勝勢で磨きながら176手で中押し勝ちした。 井山は収拾にこだわるほかはない局面になってずっと言いなりになった一勝負になった。

井山には3連勝と共に5勝2敗で差を広げた。 準決勝相手はリー・チンチョン9段。 前期4強でイ・セドル9段を、決勝でシン・ジンソ8段に勝って優勝を占めた早碁強者だ。 イ・セドルは相手戦績で1勝後2敗で一歩遅れている。 この対局は16日午後に続行される。 それに先立ちナ・ヒョン-リー・シャンハオの1回戦が16日午前に開かれる。

第29回TV囲碁アジア選手権大会の賞金は優勝2万5000ドル(約2800万ウォン)、準優勝5000ドル(約560万ウォン)。 これまで韓国10回、中国8回、日本10回優勝した。


原文記事:HANGAME 


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