HANGAME
原文記事:HANGAME[TVアジア]イ・セドル、最多優勝新記録なるか▲第29回TV囲碁アジア選手権大会に一緒に出撃するナ・ヒョン8段(左側)とイ・セドル9段。 韓国11回目優勝の責任を負う。第29回TV囲碁アジア選手権15日開幕4回優勝者イ・セドル、大会新記録に挑戦'盤上の早碁王'を決めるTV囲碁アジア選手権の29回目となる大会が15日から中国の浙江省で開かれる。 ディフェンディング チャンプをはじめとして韓中日のTV早碁戦優勝者と準優勝者が競うこの大会は毎年3国を巡回して開催する。対局方式は制限時間なしで1手 30秒、途中1分考慮時間10回を使用できる超早碁。 17日まで三日間進行される今回の大会に、韓国は第35期KBS囲碁王戦を優勝したイ・セドル9段(34)と準優勝したナ・ヒョン8段(22)が出場する。イ・セドル9段は5年連続であり9回目で、TV囲碁アジア選手権大会と縁が深い。 通算4回優勝記録も持っている。 2007年と2008年、2014年と2015年大会を優勝した。 これは1~4回大会を連続制覇した武宮正樹9段と共に大会最多優勝記録だ。 また、2015年優勝は現在まで自身の国際戦最後の優勝になっている。初めての出場ナ・ヒョン、国際戦初優勝狩猟ナ・ヒョン8段は初めて機会をつかんだ。 2014年19才で韓国物価情報杯を優勝して、5ヶ月後には天元戦を優勝して話題を起こして期待を集めたナ・ヒョンだ。 国際舞台では2011年三星火災杯4強、2012年LG杯8強、2015年グロービス杯(新例)準優勝をおさめたことがある。 後輩シン・ジンソ、イ・ドンフンなどに前途を渡した近年の歩みを挽回する舞台だ。中国はディフェンディング チャンプ リー・チンチョン9段(19)、CCTV杯を優勝したチャン・タオ6段(26)と準優勝したリー・シャンハオ7段(22)が出る。 リー・チンチョンは前期大会で張栩9段、イ・セドル9段、シン・ジンソ6段(当時)を連破して大会初めて優勝した。 今年中国甲級リーグ早碁戦で9勝1敗をおさめるなど早碁に強い。▲前期大会優勝者リー・チンチョン9段(左側)と25回大会優勝者井山裕太9段。チャン・タオ6段はCCTV杯が入段13年で初めてのタイトルである程これまで存在感がなかった顔。 国際舞台では2015年三星火災杯8強程度だ。 リー・シャンハオ7段もやはり初めての出場だ。 甲級リーグ成績を見ればチャン・タオが2016年に1勝17敗(今年は甲級リーガーではない)、リー・シャンハオが今年6勝9敗。日本はNHK杯を優勝した井山裕太9段(28)と準優勝した一力遼7段(20)が出場する。 自国7冠王に上がったことがある井山は2013年25回大会優勝者。 当時決勝でパク・ジョンファンを破って日本に8年ぶりに優勝カップを抱かせた。 2年連続代表である一力は2014年グロービス杯を優勝したことがある。自国ランキングを見ればイ・セドル3位、ナ・ヒョン13位、リー・チンチョン14位、リー・シャンハオ16位、チャン・タオ25位、井山裕太1位、一力遼2位(日本は非公式)。
第29回TV囲碁アジア選手権大会の賞金は優勝2万5000ドル(約2800万ウォン)、準優勝5000ドル(約560万ウォン)。 これまで韓国10回、中国8回、日本10回優勝した。
