HANGAME
[AlphaGo]ペア戦で発揮した人間と人工知能の'ハーモニー'

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▲クー・リー9段がカードを持ち上げて中押し負けを認めている。



クー・リー+AlphaGovsレン・シャオ+AlphaGo 
レン・シャオチーム、'合作手'で逆転呼吸

"人間と人工知能が協調して素敵な呼吸を見せてくれた。"

'未来の囲碁サミット'のイベント対局で話題を集めたペア対局で、レン・シャオ チームがクー・リーチームに勝った。 レン・シャオ8段とクー・リー9段はそれぞれAlphaGoとペアになって対決を広げた。 人間強者と人工知能がチームを級んで'協業'をテストした対局だった。

序盤はクー・リーチームが先んじる流れ。 だが、クー・リー9段が強く固め打ちしないことが口実を与えた。 妥協をしても勝つという判断だったが、その緩さをレン・シャオ チームが食い込んだ。

序盤に別に遊ぶ感じを与えたレン・シャオ チームは、揺さぶっていく場面では呼吸が合った。 その絶頂は左辺であった。 AlphaGoがアタリを打って'ヒント'を与えて、レン・シャオが一間トビで手を出す場面が圧巻。最上の呼吸を見せてくれた。 そのため、形勢も反転した。 人間と人工知能の'合作手'であった。

その後、クー・リーチームのAlphaGoが中央で損害手を打つと、すぐにクー・リー9段が敗北を認めた。 220手目であった。 最後まで打たないのは残念だったが終始興味深い内容の一勝負だった。

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▲レン・シャオ8段(一番左側)とAlphaGoは後半に幻想呼吸を見せて逆転勝ちした。



クー・リー9段とレン・シャオ8段ともに戦闘的な棋風だったが、意図的におもしろく打とうとしたようだった。 また複雑な読みが必要な場面では、プロ棋士側が分からないから着手をAlphaGoに渡す姿も見えた。 AlphaGoの勝負の賭けも出てきて、AlphaGoの手を理解できないからなのか、当惑する姿もそっと映った。

この囲碁を囲碁TVで解説したモク・ジンソク9段は、"人の失敗、人の着手によって有不利が行き来した"としながら、"コ・ジェ-AlphaGo戦よりおもしろくて、人間らしい面も感じられた"という感想を明らかにした。

一方、午後には中国のプロ強者5人がチームを級んで相談碁でAlphaGoと対決を行う。 人間代表チームは世界大会優勝経歴を持っているミ・ウィティン9段、ジョウ・ルイヤン9段、チェン・ヤオイェ9段、ス・ウェ9段、タン・ウェイシン9段で構成された。

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▲ 3時間の間興味深い内容に展開した。
原文記事:HANGAME 



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