HANGAME
[AlphaGo]コ・ジェvsAlphaGo、二回目勝負の反応

 0525-r1
▲局後記者懇談会でコ・ジェ9段が棋士たちの質問に答えている。 左側はデミス・ハサビス ディープマインドCEO、右側はデービッド・シルバーディープマインド責任研究員。 (写真/グーグル)



コ・ジェ"緊張したために機会を生かすことができなくて" 
国内棋士衆評"AlphaGoの一方的勝利"

2局まで敗れて優勝をAlphaGoに渡したコ・ジェ9段は、局後記者懇談会の席に座って"1局と違い機会があったが、とても緊張したあげく緩い手を打ってしまった"として惜しんだ。 

"序盤にはかなり良かったが、後半に入って沈着できなかった"として、"これが人工知能とは違う人間の弱点ではないかと考える"と話した。 "勝利に近寄ったと考えたこともあったが、AlphaGoはそのように考えないようだ"という話も付け加えた。

デミス・ハサビス ディープマインドCEOは、"AlphaGoも明確に困難な場面があった。 100手まではAlphaGoマスターバージョンと対決したどこの誰もやり遂げることができないほど薄氷だった"と話した。

 0525-r2
▲デミス・ハサビスCEO。



国内棋士の評価は違った。 勢いで衝突した序盤の右上戦闘でAlphaGoが勝機を捉えた反面、コ・ジェはそこから長い苦行が始まったとのことが衆評。 AlphaGoは最初の対局では非常に安定的に対局を設計していったが、2局ではコウにも全く動じることがなかった(イ・セドルとの対局の時にはコウを避ける印象を匂わした)。

TV朝鮮で解説したイ・セドル9段は、"コ・ジェ9段が普段と違う姿だ。 負担感というよりは不慣れを感じているようだ"としながら、"最善を尽くしているけれど本当に苦労する"と惜しんだ。

 0525-r3
▲コ・ジェ9段。

ハンゲーム囲碁チョ・ハンスン解説者は、"コ・ジェ9段が中盤に入って局面を複雑にさせたりしたが、AlphaGoが一度捉えた優勢をのがさなかった"として、"特にコ・ジェ9段がコウ材を作ろうと工作する過程で、AlphaGoが精巧に応酬したせいでコウをかける前にすでに大きい損害をこうむった。 AlphaGoの強くなった実力をもう一度確認することができた"と総評した。

囲碁TVソン・テゴン解説者は、"20手目(コ・ジェが打った10手目)が敗着とは驚くべきである"と言い、チェ・チョルハン9段は、"凄惨な敗北"、イ・ヒソン9段は、"1局よりさらに一方的な完敗"と伝えた。 

 0525-a22

▲コ・ジェ9段が敗北を認めた後、一人で復碁中。

キム・ジソク9段は100m競走に比喩して、"3秒で走る感じだ。 選手同士ではとうてい出てくることがない格差が存在した"とAlphaGoの技量を高く評価した。

また、国家代表選手たちと共に訓練室で検討をしたモク・ジンソク監督は、"今日のAlphaGoの囲碁は、報告書(代表選手たちの)以前とでは二子でもならないようだ"という雰囲気が充満していた"と囲碁TVとのインタビュー。

 0525-a23

▲終局時の対局場コンピュータ モニター。 Aja Hunag博士がこの画面を見てAlphaGoの手を碁盤の上に代理着手する。


 0525-a21
▲対局場にちょうど入場したコ・ジェ9段とAja Hunag博士。 中国囲碁協会ファ・イガン副主席が審判を引き受けた。

 0525-r4

▲記者懇談会の姿。

 0525-r6

▲手をあげて。。。

 0525-r5
▲記者の質問が続いた。

 0525-r7

▲微笑が絶えないハサビスCEO。

 0525-a25
▲ハサビスCEOとコ・ジェ9段が碁盤の裏面にサインした。
原文記事:HANGAME 



250