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[GSカルテックス杯]アン・グクヒョン、入段7年で初優勝の快挙

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▲アン・グクヒョン6段(右側)がGSカルテックス杯プロ棋戦決勝で強豪キム・ジソク9段を3-2で破って生涯初優勝を成し遂げた。

第22期GSカルテックス杯プロ棋戦決勝五番勝負
キム・ジソクを3勝2敗で破ってプロ初優勝

念願の初優勝。 アン・グクヒョン6段が万感が交差する初優勝快挙を成し遂げた。 2009年12月、17才の年齢でプロ世界に初めて足を踏み入れて以来、7年5ヶ月で享受した感激の優勝だ。

6日午後、囲碁TVスタジオで開かれた第22期GSカルテックス杯プロ棋戦決勝五番勝負第5局で、アン・グクヒョン6段はキム・ジソク9段を破って頂上に上がった。 最終戦績は3勝2敗。 1局を先取した後、2・3局を渡して逆転されたが再び4局と5局を相次いで持ってきた。

行くところまで行った'終末勝負'。 五番勝負が一発勝負に変わった最終局は左辺で一度戦闘を行った後の微細な勝負をアン・グクヒョンが269手、2時間7分目に白で1目半勝ちして、昨年12月から角逐を行ってきた二十二回目のGSカルテックス杯の大長征に終止符を打った。

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▲アン・グクヒョンは国内メジャー棋戦史上、初めての決勝で優勝カップを占めた11人目の棋士になった。



アン・グクヒョンは優勝も初めてで、決勝進出も今回のGSカルテックス杯が初めてだった。 大体10~20位の間のランキングをあがったり下がったりしてトップ圏を威嚇したが、頂上にはのぼれなかった。 これまで最も記憶に残る成績ならば、2014年の第2回百霊杯世界囲碁オープン4強。

今回の大会は予選から出場してイ・セドルを破るなど3連勝で本戦に上がったのに続き、24強でソル・ヒョンジュンを、16強でイ・ヨングを、8強でアン・チョヨンを、4強でシン・ミンジュンを順に破った。 アン・グクヒョンは特別昇段規定により2段上がって8段に昇段した。

局後アン・グクヒョンは、"初めての決勝だと負担になって、よく打つことができるか心配になったがそれでもよく打ったようだ。 その点が気に入る"として"3局によって圧迫感が大きかったが、家族が来て応援をしてくれて力になった。 たくさん不足するが恥ずかしくない息子になる"という所感をいった。

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▲あとくされがない'終末勝負'を行った二人の棋士。 5番勝負の最終局まで行ったのは17期の時のイ・セドル-パク・ヨンフン以後5年ぶりだ。


キム・ジソク、ジンクス破ることができなくて 

一方、キム・ジソクは'決勝ジンクス'を破ることができなくて3年ぶりのGSカルテックス杯奪還も失敗に終わった。 キム・ジソクは今まで10度の決勝戦を行ったが、優勝した5番は全て完封であって、今回の大会をはじめとしてそう出来なかった5番は準優勝に終わった。 "ジンクスより最近アン・グクヒョン選手の勢いが良いのが負担になった"と話した。

国内個人戦のうち最大であるGSカルテックス杯の優勝賞金は、7000万ウォン(準優勝1500万ウォン)。 271人のプロ棋士が参加した予選に続き、24強本戦トーナメント、決勝五番勝負で優勝競争を行った。 授賞式は今後開かれる。

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▲ GSカルテックス杯は現行国内棋戦のうち最高伝統の最大棋戦。 優勝したアン・グクヒョンは8段昇段と共に三星火災杯本戦シードも確保した。



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▲相手戦績1勝後5連敗中だったが一生一代の機会を生かした。

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▲決勝ジンクスを破ることができなかった。

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▲多数の予想を破った優勝だ。

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▲相手戦績とランキング優位を生かすことができなかった。

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▲特別昇段規定により2段上がって8段に昇段した。

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▲ 2014年12月三星火災杯が最後の優勝として記録されている。

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▲ "コンディションが良いことはあったが、強い相手なので優勝まで欲を出さなかった。 運がたくさん従った。"

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▲ "昨日もそうだったが今日も実際捨て石を間違って数えていて非常に余裕あると考えた。 二日続き有り得ないことが…。 恥ずかしかったりする…。"
原文記事:HANGAME 



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