○●…DeepZenGo、プロ棋士に相次いで勝利

人工知能囲碁プログラム'DeepZenGo′がプロ棋士を相次いで破った。 DeepZenGoは、4月29～30日、日本で開かれた二度の対決に全て勝った。 

名人タイトルを持っている高尾紳路9段をはじめとするプロ棋士3人が、チームを級んで相談碁で進めた対局で白3目半勝ちし、日本女流2冠王である藤沢里菜3段との1:1対決で159手で中押し勝ちした。

対局後、高尾紳路9段は、"DeepZenGoの形勢判断が人間より優れている"として"全く耐えることができないとは考えないので、もう一度対局したい"という所感を伝えた。

女流棋士で最初にAIと対決した藤沢里菜3段は、"DeepZenGoが強いことは分かったけれど、意識しないで最善を尽くした。 大局観が優れている"と話した。

DeepZenGoは、'AlphaGo'を凌駕するプログラムを目標にしている日本の囲碁AI。 2016年11月に趙治勲9段と三対局を競って1勝2敗をおさめて、今年3月には電聖戦で一力遼7段に勝利した。 また、ワールド碁チャンピオンシップで、ミ・ウィティン9段とパク・ジョンファン9段には逆転負けしたが、日本6冠王井山裕太9段を破って3位を占めたことがある。

Zen開発チームの加藤英樹代表は、"夢百合杯世界囲碁オープンに出場するのだが、6月の64強戦と32強戦を通過すれば11月末までにはさらに強くなって、優勝もすることもできると考える"と話した。