HANGAME
原文記事:HANGAME[甲級リーグ]イ・セドル、115日ぶりに初勝利申告▲中国甲級リーグ舞台に復帰したイ・セドル9段(左側)がニュ・ウィテン7段を完勝して今年国内外棋戦をあわせて自身の最初の勝利をおさめた。 [写真/新浪囲碁]2017中国甲級リーグ1ラウンド韓国棋士7人出場4人勝利イ・セドル9段が、3ヶ月25日ぶり、日数では115日ぶりに今年の公式戦初勝利を申告した。 その舞台は故郷のような中国の囲碁リーグである甲級リーグからだ。史上最大の韓国棋士が'ラブコール'を受けてこれまでどの年より国内ファンたちの関心が高まった2017中国甲級リーグが、25日1ラウンドを始まりに壮途に上がった。 10人が活躍する韓国傭兵はランキング1~9位、そして14位の最上級棋士だ。甲・乙・丙級に分かれて運営される中国リーグの1部格である甲級リーグは、今年二チームが増加した14チームがダブルリーグ26ラウンドで順位競争を行うシステム。 韓国リーグとは違い、ポストシーズンなしで正規シーズンだけで進めて、毎ラウンド全試合をいっせいに行うのも違う点だ。中国、浙江省で開幕した1ラウンドには7人の韓国棋士が出場した(パク・ジョンファンはマキシムコーヒー杯決勝関係で、パク・ヨンフンとアン・ソンジュンもオーダーから除外された)。 そのうちのイ・セドル9段、チェ・チョルハン9段、イ・ドンフン8段、シン・ジンソ8段が勝戦ニュースを伝えた。▲甲級リーグに10シーズン参加しているイ・セドル9段。昨年、乙級リーグに参加した河南を甲級リーグに昇格させたイ・セドルは、2年ぶりに甲級リーグに姿を表わした。 甲級リーグ10回目のシーズンで韓国棋士のうち最多回数だ。相手チームはコ・ジェが属した廈門。 期待した主将戦での正面対決は、河南がイ・セドルを4番に配置する戦略的オーダーを出して不発になった。 イ・セドルの相手は一歳下のニュ・ウィテン。 初対決を206手の中押し勝ちで完勝した。イ・セドルのこの勝利は、今年自身の初勝利として記録された。 今年に入って公式戦は先月7日、イ・チャンホ9段に敗れたマキシムコーヒー杯16強戦だけだった。 棋戦減少で対局数が減った中で、イ・セドルもやはり対局機会をなかなか持つことができなかった。 2016年には同じ期間の間に21対局(14勝7敗)を打った。このほかに、所属チームどうしが正面対決を広げたシン・ジンソとイ・ドンフンはオーダーでは主将戦マッチがなされたが、'傭兵どうし対局しない'という規定により遠征チームシン・ジンソの対戦順番が移動して甲級リーグ初主将は次に延ばされた。
シン・ジンソは甲級リーグ元年だった昨年にはコ・ジェと同じチームになって主将戦の機会を得ることができなかった。▲シン・ジンソ8段(左側)はスン・トンウィ7段を266手で中押し勝ちで制圧してさわやかな出発を見せた。シン・ジンソはスン・トンウィと初めての対決を行って中押し勝ちし、イ・ドンフンは中国ランキング1位シェ・ホとの主将戦を中押し勝ちした。 また、チェ・チョルハンはルン・イーとの主将戦を中押し勝ちした。しかし、キム・ジソクは中国ランキング2位ミ・ウィティンとのビッグマッチをのがした。 相手戦績3勝後の初めての敗北。 カン・ドンユンは早碁戦でリャオ・シンウォンに敗れて、シン・ミンジュンは甲級リーグ デビュー戦でタン・ウェイシンの老練な運営に押された。2ラウンドは27日に続行される。 各チームは試合毎四対局の対局を行って勝ったチームが3点を、負けたチームが0点を取得した。 2-2で引き分ければ主将戦に勝ったチームが2点を、負けたチームが1点を分け合う。 主将戦に加点を与えるのでオーダー制ながらも自然に強者間のビッグマッチが成し遂げられる。▲ 14チームの7試合がいっせいに開かれている大会場の姿。

