CYBERORO
クー・リー"コ・ジェが勝利する確率は10%、秘密兵器を期待する。"

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▲AlphaGoとチームを級んでペア対局に出場するクー・リー。 相手はレン・シャオ+AlphaGoペアだ。


AlphaGoと対決に関する記者会見が10日、北京の中国棋院で開かれた。 グーグルの人工知能(AI)囲碁プログラム'AlphaGo'と、現在世界第一人者に選ばれるコ・ジェが三番勝負を行って、さらに、中国精鋭五人と相談碁対決、クー・リーとレン・シャオはAIとチームを級んでペア対局を行う。

AlphaGoと繰り広げる3度の囲碁祭り。大会正式名称は'囲碁の未来 烏鎮サミット(The Future of Go Summit in Wuzhen)'だ。中国メディアに出てきた各対局の代表選手の意見を総合してみた。 


メイン対局に出場するコ・ジェは断固としている。 "囲碁は人類の知恵の聖地だ。 機械にこの場所を渡すことはできない。 必勝の信念、必死の覚悟で戦う。 むやみに敗北を言ってはいけない"と大言壮語する。

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▲皆が期待するコ・ジェの三番勝負。 コ・ジェは以前から"人工知能を相手にする秘策、秘密兵器がある。"という話で大きく関心を集めた。

 

コ・ジェと記者たちとの問答を総合すると、"これまで人工知能との間に一種のテストはあったが、真の対決はなかった。 韓国はすでにAIの計算力が強力なことを知っている。 私はAlphaGoと対局を通じて、未来と対話するような特別さを感じて、AlphaGoの大局観と深い構想力などに深く感動した。

しかし、プロ棋士には勝利と敗北があるだけだ。 負ける苦痛は他の人が想像できないほどだ。 勝利が唯一の真理だ。 私は手段と方法を選ばないで、ただ勝利だけのために自身を燃やすだろう。"という覚悟をいった。 

 

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▲クー・リー"コ・ジェが勝利する確率は10%前後、彼の秘密兵器に期待する。"中国新浪囲碁に出てきたクー・リーのインタビューの題名だ。
 

ペア対局に出場するクー・リーは記者たちとの質問で、"私たちは、今回の大会を通じてAlphaGoとともに囲碁の真理を探求して、未来を模索するだろう。 昨年開かれたイ・セドル-AlphaGo対局から出たAlphaGoは、今の中国人工知能「絶芸」と似た水準だった。

当時、イ・セドル9段は相手に対する情報がなく、うまく対応できなくて1勝4敗というみすぼらしい結果を得た。 現在私たちは、インターネットで60局の対局を通じてAlphaGo手法になじんで、警戒する他はない。

しかし、今回出てくるAlphaGoはまた他の存在だ。 こういう話をするのは心がみじめだが、コ・ジェが勝利する確率は10%程度と見る。 コ・ジェが以前に話した秘策が通じることを祈る。"という内容を明らかにした。 

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▲ミ・ウィティンはこの前人工知能DeepZenGoと制限時間3時間で対決を行った'経験者'だ。
 

ス・ウェ、タン・ウェイシン、チェン・ヤオイェ、ジョウ・ルイヤンと共に相談碁に臨むミ・ウィティンは、"まだ準備をしていない。 以前に相談碁形式の訓練をしたことがあるのだが、最近皆が各自大会日程が忙しくて一緒に集まること自体が難しい。 五人は普段でも会えば常に一緒に囲碁の話をしているので、訓練をしなくても棋風や手法に対する異見は殆どないだろう。 ただし、実際の対局に臨む時、役割分担と最終決定を下す方法などはあらかじめ決めなければならない。

ミ・ウィティンは、人工知能DeepZenGoとワールド碁チャンピオンシップで実戦対局した経験がある。 コ・ジェの三番勝負対決に関しミ・ウィティンは、"何パーセントだと話すことは難しいが、コ・ジェが勝利する確率が高いことはない。 何より時間があまりない。 もし10時間、あるいは二日かけた対局ならば人間側の勝率がさらに上がるだろう。"という意見だった。

大会制限時間はコ・ジェ9段とAlphaGoの正面対決が3時間に1分秒読み5回、5人相談碁は2時間30分に1分3回、クー・リーとレン・シャオが出場するペア碁には1時間に1分秒読み1回ずつが与えられる。 

コ・ジェが出場する三番勝負優勝賞金は150万ドル(韓貨約17億ウォン)だ。 賞金と別に受ける出場料は30万ドル(約3億 4000万ウォン)だ。 大会は5月23日から27日まで5日間中国、浙江省烏鎮で開かれる。 

[記事・写真協力|中国Sina囲碁]
原文記事:CYBERORO 


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