HANGAME ※2017/04/01の記事です。
原文記事:HANGAME[LG杯]韓国シード増やして中国・日本シード減らした▲第22回LG杯朝鮮日報棋王戦統合予選が344人の棋士が参加した中で3日から韓国棋院で開かれる。 写真は前期大会の姿。
第22回LG杯統合予選3日から熱戦突入344人出場…韓216、中77、日31、台20今年は何枚のチケットを占めるだろうか。 国籍問わずプロ棋士ならば誰でも参加できる世界囲碁大会の統合予選は近年に入り韓国が劣勢を免れなくなっている舞台。 中国が主催する大会も、韓国が主催する大会も事情は類似する。本戦チケットを争う統合予選で振るわないと見ると本格的な優勝レースである本戦での競争力も劣勢につながる昨今の現実だ。 中国は厚い選手層で韓国を威嚇してきて、いつのまにか追い越した。統合予選に与えられた本戦チケットを占める比率は概して韓国が30%内外に留まって、残りは中国獲得になっている。 このような状況で'先駆的試み'という美名下に導入した統合予選システムがもう'無用論'まで提起されている現実だ。先月30日に幕が上がった中国主催の第3回夢百合杯世界囲碁オープン統合予選では、韓国が14人、中国が30人の通過者を出した。 韓国棋士の占有率は32%程度であった。 アマチュア組で4枚のチケットを独占したおかげで30%を越えた。来週にはもう一つの統合予選が韓国で開催される。 第22回LG杯朝鮮日報棋王戦統合予選だ。 4月3日から8日まで韓国棋院で開かれる。 21回の時には韓国5人、中国11人が通過したことがある。合計5回戦で競争する舞台には344人が出場する。 韓国216人(アマチュア8人含む)、中国77人、日本31人、台湾20人だ。 421人参加した夢百合杯よりは少なくて308人だった前期大会よりは多い(前期7人だった日本参加者が大幅増えた)。統合予選は16組に分かれて各組1位が本戦に上がる。 夢百合杯とは違って女子組とアマチュア組を別に置かない。 対戦は先に韓国ランキング上位32人と中国ランキング上位16人、日本ランキング上位16人を各組に分散配置した後、抽選で決めた。韓国が中国より多くの通過者手を出した時は2011年の16回大会が最後だった。 数年繰り返している劣勢を今度は逆転させることができるだろうか。 今回の大会開催を控えて開かれた関係者の集いでは統合予選廃止に関する議論もなされたという裏話だ。今回の大会には韓国のシードを増やして中国と日本のシードを減らした。 韓国シードは5人から6人になり、中国と日本のシードはそれぞれ4人から3人になった。 また、ワイルドカードを新設して統合予選終了後に主催側が指名する。 韓国選手を選定する可能性が高い。 本戦競争力が高まったということができる。 シードは下記のとおりだ。
前期決勝:党毅飛、周睿羊
韓国(6名):パクジョンファン、シンジンソ、イセドル、チェチョルハン、キムジソク、イドンフン
中国(3名):柯潔、陳耀燁、唐韋星
日本(3名):井山裕太、伊田篤史、一力遼
台湾(1名):蕭正浩
ワイルドカード(1名):未定韓国の国家シードは、ランキングシード3人(パク・ジョンファン・シン・ジンソ・イ・セドル)と国家代表3人(チェ・チョルハン・キム・ジソク・イ・ドンフン)だ。 予選を通過した16人はシードを受けた16人と一緒に32強トーナメントで優勝競争を行う。 制限時間は3時間、秒読みは40秒5回。 予選は昼休みがあるが、本戦は昼休みがない。本戦から受ける賞金は優勝3億ウォン、準優勝1億ウォン、4強敗者2600万ウォン、8強敗者1400万ウォン、16強敗者700万ウォン、32強敗者400万ウォンだ。
