CYBERORO
原文記事:CYBEROROAlphaGo対イ・セドル戦の感動をドキュメンタリーで再現する▲イ・セドル(右側)に対抗したAlphaGo側代理人Aja Hunag博士が着手している。 1年前、世界を熱い雰囲気にした当時の対決がドキュメンタリーとして作られて今月トライベッカ映画祭で上映される。 [写真|韓国棋院][出処:朝鮮日報]イ・ホンリョル囲碁専門記者による[AlphaGo・イ・セドル戦感動、ドキュメンタリーで再現する]記事内容を移しました。○● [朝鮮日報]記事原文見る←クリック
ディープマインド社製作… 90分の長さ… 4月トライベッカ映画祭で上映名匠コーズ演出総指揮"AI未来と人間心理よく調和"AlphaGo熱風が全世界の科学分野と囲碁界を騒然とさせてから満1年余りが過ぎた。 人工知能(AI)対局プログラムであるAlphaGoは、昨年3月人間代表イ・セドルと行った歴史的囲碁対決で予想をひっくり返して勝利、AIと囲碁界共に跳躍の軸を用意するための大きい足跡を残した。イ・セドルとAlphaGoが当時行った1週間の感動的対決ストーリーが、ドキュメンタリーとして製作されて今月公開される。 上映される舞台は19日から30日までアメリカ、ニューヨークで開かれるトライベッカフィルムフェスティバル(TFF)だ。
長編や短編、ドキュメンタリーなど一般分野はもちろん、バーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)に至るまで多様なジャンルの創造的素材を対象にする新興映画祭だ。 高まった地位を反映するように、今年は応募作4385編が集まって舞台に上がるための激しい競合を広げた。'AlphaGo'という名前の今回の出品作はグーグル子会社でありAlphaGoを誕生させたディープマインドが製作した。 英語と韓国語で作られ、総ランニングタイムは90分だ。 21、23、24、26日など四日間にかけてスクリーンで上映される。
今回の映画祭で世界初演で舞台に上がる出品作は合計36個に過ぎないが、このリストに含まれた。 ディープマインド最高経営者(CEO)兼AlphaGo製作責任者であるデミス・ハサビスは自身のツイッターで、"世界封切り作に選ばれたことは優れた作品性を認められた結果"として喜びを隠さなかった。ドキュメンタリー'AlphaGo'演出を陣頭指揮したグレッグ・コーズ(Greg Kohs)も、この分野で世界的注目をあびている才人だ。 NFL(アメリカンフットボールリーグ)を扱った作品で'TVのアカデミー賞'と呼ばれるエミー賞を何と10回も受賞した。
'Song sung blue'(2008年)、'ザ・グレートアローン'(2015年)等、傑作を出して株価を高めている製作者兼、演出者兼、作家だ。 今回の作業では撮影技師の役割まで兼ねた。'AlphaGo'の内容はまだベールに包まれているが、対局が成り立つまで両側の準備過程、対局場内外を囲んだ現場の雰囲気、AIが予想をひっくり返して人間を破った後の全世界を驚かせた衝撃波、勝者側の成就感と敗者イ・セドルの苦悩に充ちた姿などが主に描かれる展望だ。
行事期間に全世界を驚かせた囲碁に対する関心と、時代的話題になったAIの未来も含んでいることが確実だ。また、全5対局中、特に話題になった手に対する強者の反応と見解も扱ったことと期待される。 作品には'主演'格であるイ・セドルはもちろんのこと、ディープマインドのハサビスCEOとデービッド・シルバー首席プログラマー、AlphaGoの代理着手として人気を集めたAja Hunag博士、イ・セドルに先立ちAlphaGoと先に対局した中国出身プロ棋士樊麾等の関係者たちがもれなく登場する。 これまで公開されなかった秘話が出てくることもある。TFFホームページは、"この映画は人間に対抗する機械に焦点を合わせた。 だが、AIの未来の役割に対する展望だけで終わらず、人間の心理的な動きを探ることも十分に気を遣った"と評価した。
一方、イ・セドル9段は"グーグル側から家族と共に行事期間現地を訪問してほしいという招待を受けたが、中国リーグなど日程が合わなくて行けないことになった"として残念さを表わした。
