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パク・ジョンファン、ワールド碁チャンピオンシップ初代チャンピオンに上がって
中国ミ・ウィティン破って3連勝で完ぺき優勝

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▲パク・ジョンファン9段がワールド碁チャンピオンシップ初代チャンピオンに上がった(写真提供-サイバーオロ)



パク・ジョンファン9段(24)が、ワールド碁チャンピオンシップで3連勝して初代チャンピオンに上がった。 

23日、日本棋院関西総本部で開かれた‘ワールド碁チャンピオンシップ’最終日3ラウンドでパク・ジョンファン9段が中国のミ・ウィティン(芈昱廷・21) 9段に190手で白中押し勝ちをおさめた。 

前日‘DeepZenGo’にかろうじて逆転勝ちしたパク・ジョンファン9段は、最終戦ではミ・ウィティン9段に快勝をおさめて2015年2月LG杯優勝以後、2年1ヶ月ぶりに世界大会優勝の喜びを味わった。 

序盤左辺戦闘で黒六子をとらえて先んじたパク9段は、右下隅で捨て石作戦を通じて中央を厚くして勝機を捉えたあげく完勝を引き出した。 2011年、大阪で開かれた第24回富士通杯で優勝して世界大会初優勝を握ったパク・ジョンファン9段は、大阪での気持ち良い縁を継続した。 

授賞式後インタビューで、パク・ジョンファン9段は“人工知能の実力を調べてみることができる良いきっかけになったこの大会に参加できて光栄だった。 2位でも幸いだと考えたが、運良く優勝までした”としながら“三対局全て難しかったが、DeepZenGoとの対局が特に難しく、人工知能との対局準備をたくさんして、簡単に石をおさめられなかったので最後まで最善を尽くしたのが勝利に繋がったようだ”と話した。 
 
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▲(左側から)優勝パク・ジョンファン9段、準優勝ミ・ウィティン9段、3等加藤英樹 DeepZenGoプロジェクト代表、4位井山裕太9段(写真提供-サイバーオロ)



一方、日本の井山裕太(28) 9段と囲碁人工知能‘DeepZenGo’の3~4位戦では、DeepZenGoが235手で黒中押し勝ちして1勝2敗で3位に上がって、井山裕太9段は3戦全敗で4位を記録した。 

特に1勝をおさめた‘DeepZenGo’は三対局全て終盤までパク・ジョンファン9段とミ・ウィティン9段など最高級棋士と対等な実力を披露して、今後はヨセ段階だけ補完すれば超一流棋士の隊列に上る可能性があることを証明した。 

フルリーグを行って順位を決めた‘ワールド碁チャンピオンシップ’の優勝賞金は3000万円であり、準優勝は1000万円、3位と4位には500万円の賞金が与えられた。 制限時間は各自3時間であり秒読みは1分5回ずつが与えられた。 

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韓国棋院2階大会場ではモク・ジンソク9段とハ・ホジョン4段の進行で公開解説会が開かれた。 国内で初めて有料に進行された公開解説会には50人余りの囲碁ファンたちが参加してパク・ジョンファン9段を応援した。

また、公開解説会の途中にはキム・ジソク9段とチェ・ジョン7段が出てきて、ファンたちと疎通の時間を持った。 今回の解説会に参加したシン・ウォンジェさんは、“TV中継を見るのも魅力的だが、公開解説を通じてプロ棋士の解説を聞いて知りたいことは現場ですぐに解決できてより一層魅力的であるようだ。 今後もこのような席があるならば必ず参加したい”として喜んでいた。

韓国棋院は1ヶ月に1回以上、主な対局を選定して公開解説会(有料)を開く計画だ。 
原文記事:CYBERORO 



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