CYBERORO
原文記事:CYBERORO
パク・ジョンファン"DeepZenGoとの対決、序盤の布石をよく組まなければならないですね"▲日本版AlphaGoの‘DeepZenGo’と対決するパク・ジョンファン9段。 パク9段は“アップグレードされたDeepZenGoに勝つことは容易ではないようだ。 だがAI囲碁をよく活用するならば人間の囲碁は一層発展できるだろう”と話した。[出処:中央日報]チョン・アラム記者による[パク・ジョンファン“読みが優れたDeepZenGoと対決、序盤の布石をよく組まなければならないですね”]を移しました。○● [中央日報]記事原文人間vs機械の初めての囲碁フルリーグ21日開幕‘ワールドチャンピオンシップ’出場“最近不振、原因がわからなくて私も重苦しい5対5と考えて最善を尽くす”来る21~24日、日本、大阪日本棋院関西総本部では初の人間vs機械の囲碁フルリーグが開かれる。 ‘ワールド碁チャンピオンシップ’と名前がついたこの大会には人工知能(AI)囲碁プログラム代表として日本版AlphaGoの‘DeepZenGo’が出場して、韓・中・日トップと対決を広げる。
各国代表は韓国ランキング1位パク・ジョンファン(24) 9段、日本ランキング1位井山裕太9段、中国ランキング3位ミ・ウィティン(芈昱廷) 9段が参加する。この大会のためにDeepZenGoは昼夜なしに練習対局を行った。 昨年12月29日から先月15日まで囲碁サイト‘タイジェム’で合計1600余対局を打ったが、最高手を相手に勝率が80%を越えた。
機械のように休む暇もなく走ることはできないが、パク・ジョンファン9段も大会準備のために最善を尽くしている。 14日ソウル、馬場路(マジャンノ)韓国棋院でパク・ジョンファン9段に会って大会に臨む覚悟を聞いてみた。
Q.どのように過ごしているか。“DeepZenGoとの対決のための準備に集中している。AIが出場する初めての大会に出ることになったので、期待されて負担も大きい。特に最近農心杯などの大会で成績が良くなくてプレッシャーを感じている。”Q.成績が良くない原因を自ら診断するなら。“原因が分かって直すことができるならば良いはずなのだが、原因を知るのが容易ではないので苦しい状態だ。”Q.重要な対局で心的負担を大きく感じるという話がある。“それは合っている。マインド コントロールをしようと努力はするのだが、思ったよりうまくいかない。プレッシャーを感じないようにしようとすると、さらに気になって難しいようだ。”Q.DeepZenGoとの対局のためにどんな準備をしているか。“DeepZenGoがタイジェムで練習対局をする間、DeepZenGoの棋譜の大部分を取りまとめてみた。また、相手を探るためにDeepZenGoと数回対局をしたこともあった。”Q.DeepZenGoと対局してみた感じはどのようだったか。“DeepZenGoは柔軟に対局を級んで相手が戦闘を仕掛けてくれば真っ向対立するスタイルだ。棋力はすでに最上級であるようだ。序盤定石に現れる一部の問題を除いては、実力が非常に強くなった。対局して侮れない相手という感じがした。”Q.勝率はどのように出てきたか。“私はタイジェムIDをいくつか持っているが、いくつかのIDで対局した結果、3勝1敗の成績をおさめた。でも、20秒秒読みで打ったことなので大きい意味があるとは見ない。”Q.大会のために組んでおいた作戦があるか。“大会制限時間が3時間なので、序盤に時間をたくさん使って布石をよく組もうと思う。(読みが強者な)機械の特性上、中後半に入れば逆転がかなり難しい。そのためどうにか序盤に時間を使って優勢な局面を作っておかなければならないようだ。”Q.AlphaGoとDeepZenGoを比較すると。“DeepZenGoはそれなりにAlphaGoよりは人間のように布石を級むようだ。AlphaGoは初めて見る手をたくさん打つので、相手にするのがさらに刺々しい。棋力はAlphaGoがDeepZenGoよりはるかに強い。”Q. AIの進化速度が途方もない。これに対する感じが格別なようだ。“囲碁もいつかはAIに追い越されると思っていたが、思ったよりその時期がとてもはやくきた。永らく囲碁をしてきた立場では、たいへん残念だが囲碁が発展できる良い機会だと考えてよく活用しなければならないようだ。特に布石は確かにAIに習う点が多い。AlphaGoの布石をたくさんまねようと努力している。”Q.今回の大会にはアップグレードされたDeepZenGoが出てくるという話があるが。“すでに侮れない相手だが、一段階さらにアップグレードされるならば相手にするのが容易でないようだ。5対5の勝負だと考えて最善を尽くして碁を打つ。”中央日報チョン・アラム記者
* サイバーオロはインターネット囲碁サイトのうち唯一、21日大阪から始まる'ワールド碁チャンピオンシップ'を取材、報道する。DeepZenGo対局を中心に有名プロ棋士が対局室(オロ1サーバー)で解説中継する予定だ。開幕戦1局、サイバーオロ解説はカン・ドンユン9段が引き受けた。
原文記事:CYBERORO