CYBERORO
井山裕太、コ・ジェ破って賀歳杯決勝先着
パク・ジョンファンはコ・ジェと30日'2局'

 work-004-efdf
▲賀歳杯1局で日本、井山裕太(右側) 9段が中国コ・ジェ9段を制圧して決勝に先に上がった。


29日、中国北京で開かれた2017 CCTV賀歳杯韓・中・日囲碁争奪戦1局で日本の井山裕太9段が中国のコ・ジェ9段に225手で黒中押し勝ちをおさめて決勝に先着した。 賀歳杯は春節(正月)を記念して中国が開く超早碁国際招待戦だ。 

序盤を不安に始めた井山裕太は、中盤に力を出して囲碁を長期戦に持ち込んだ後、徐々にコ・ジェを制圧した。 

[522597]work-006-efdf

▲日本代表井山裕太の対局の姿。 40回通算タイトル獲得記録を保有していて、現在日本7大棋戦のうち6個のタイトル(棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)を保有している。

[522597]work-001-efdf

▲序盤の盤上。

[522597]work-002-efdf

▲中国ランキング1位コ・ジェ。 早碁にもたけている棋士として知られている。 世界大会夢百合杯と三星火災杯タイトルを保有している。


負けたコ・ジェは、抽選で不戦になった韓国パク・ジョンファンと30日2局を行う。 パク・ジョンファンが勝てば決勝で井山裕太とぶつかる。 

賀歳杯は逆トーナメント制を取る。 三選手が対戦抽選して、ひとりは不戦とされて2局から出場する。 不戦とされた人は、そうではない人に比べて一度だけ負けても優勝機会をのがすので不利だが、韓国は4年連続不戦とされた。 

[522597]work-005-efdf

▲パク・ジョンファンは抽選で不戦とされた。

[522597]work-008-efdf

▲井山裕太(左側から)、パク・ジョンファン、コ・ジェが抽選結果を知らせている。

2局は30日午後3時(韓国時刻)に開かれる。 パク・ジョンファンはコ・ジェに相手戦績で4勝3敗で先んじている。 囲碁TVで1局を解説したウォン・ソンジン9段は"以前にパク・ジョンファン9段が'コ・ジェ9段が、他の中国棋士に比べてそれほど飛び切り強いのかよく分からない'と話したことがある"としてパク・ジョンファンがコ・ジェに対して、負担感を大きく持っていないことを述べた。 
 

一方決勝は31日午後3時に同じ場所で開かれる。 サイバーオロは中国Sina囲碁の中継を受けてオロ対局室で手順中継する。 

制限時間は‘30秒に一手、途中考慮時間1分10回’だ。 賞金は優勝80万中国元(約1億4000万ウォン)、準優勝40万中国元(約7000万ウォン)、3位20万中国元(約3000万ウォン)だ。 

[522597]work-003-efdf

▲中国CCTV放送解説。 ワン・ルナン中国囲碁協会院長(右側)が解説している。
原文記事:CYBERORO