HANGAME
 '60連勝AlphaGo'二度の操作ミスがあった

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▲AlphaGo開発チームのAja Hunag博士が昨年3月イ・セドル-AlphaGoの対決当時AlphaGoの手を碁盤に代わりに打って、イ・セドルの手をコンピュータに入力する役割をしている。
 

'AlphaGoの手'アジャファン博士SNSで明らかにして
AlphaGoが推奨した手と違った手を入力して

アップグレードされた姿で登場して年末年始囲碁界を熱い雰囲気にした'最新版AlphaGo'が人間強者に60連勝をおさめる間、二度の操作ミスを犯した事実が伝えられて関心を集めている。

このような内容はイ・セドル-AlphaGo対決の時'AlphaGoの手'の役割を受け持ったGoogleディープマインド AlphaGo開発チームのAja Hunag博士が20日夜、自身のSNSを通じて'告白'することで知らされた。

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▲ 'AlphaGoの手'アジャファン博士がSNSにあげた文。


Aja Hunag博士は"今回の60局が深層的な研究と調査の対象になったので二種類を明確にしようと思う"としながら"短い秒読みによって運営者がミスをしてAlphaGoの'推奨手'ではない他の手を入力した。 この試合を分析して学習したすべての囲碁選手たちに役に立つことを願う"と書いた。

昨年12月29日から今年1月4日まで一週間、世界的なプロ強者らと合計60対局を打ってAlphaGoは一手に7秒ほどを使って、プロ棋士もほとんどが20~30秒の超早碁で進めた。

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▲ <シーン1 /> AlphaGo(黒) vsモン・タイリン(白)。 黒1以下の攻防が行われる途中、白10(実戦進行106)時、当時の実戦では入力者が11を打ったがAlphaGoはAで4子を取り出す手を推薦した。 以後モン・タイリンはBで取り出した。 265手黒中押し勝ち。

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▲ <シーン2 /> AlphaGo(黒) vs井山裕太(白)。 白1(実戦進行98)時、実戦進行では黒2が打たれたがこれもまた入力ミスであった。 'AlphaGoの手'はAだった。 興味深い点は黒2に井山裕太が白3から手段を働かせたせいで何手も過ぎずに実戦でも結局Aの所をAlphaGoが着手したとのこと。 135手黒中押し勝ち。

自分が願った手ではない着手に対してAlphaGoはどんな心(?)だったのだろうか。 慌てたのだろうか。
 
原文記事:HANGAME