ハンゲーム
原文記事:ハンゲーム[ワールド囲碁]パク・ジョンファンと対決するAI 'DeepZenGo'プロ上位圏レベル
▲3月日本で開催するワールド碁チャンピオンシップに出場する韓国のパク・ジョンファン9段と中国のミ・ウィティン9段、そして井山裕太9段と人工知能DeepZenGo。パク・ジョンファン9段"DeepZenGo、プロ上位圏レベルに成長"3月に'ワールド碁チャンピオンシップ'でプロ強者と対決世界囲碁大会に史上初めて人工知能(AI)プログラムで参加する'DeepZenGo'の技量が日増しに強くなっている。 昨年11月趙治勲9段と三局を競って1勝2敗を記録した囲碁ソフトがDeepZenGoだ。DeepZenGoはイ・セドル-AlphaGo対決に刺激を受けた日本が昨年3月世界最強の囲碁ソフトを目標に'DeepZenGoプロジェクトチーム'を結成して国を挙げて開発中だ。 日本のソフトウェア企業ドワンゴが開発した'Zen'をベースにAlphaGoの核心技術であるディープラーニングを組み合わせて、日本棋院などの協力を受けて開発に拍車をかけている。3月には日本で開催する第1回ワールド碁チャンピオンシップに韓国のパク・ジョンファン9段、中国のミ・ウィティン9段、日本の井山裕太9段と共に4者リーグで雌雄を競う。アップグレードを繰り返して日ごとに成長しているDeepZenGoの現在の技量はプロ棋士上位圏レベルまで上がってきた。 パク・ジョンファン9段は"昨年末と比較できないほど強くなった"として"国内プロ棋士上位圏レベルと考えられる"とした。 パク・ヨンフン9段もやはり"韓国ランキング10位圏"と評価した。昨年12月コ・ジェ9段を破って第3回百霊杯世界囲碁オープンを優勝したチェン・ヤオイェ9段はオンライン上でDeepZenGoと六回競って2勝4敗を、中国ランキング7位レン・シャオ7段は3勝3敗を記録した。 このような成長傾向ならば3月のワールド碁チャンピオンシップで優勝に挑戦してみるだけのことはあるという分析も出てくる。AI専門家であるカン・ドングン亜洲(アジュ)大教授は"AlphaGoはイ・セドル9段との対決でCPU 1920個とGPU 280個を使ったスーパーコンピュータなのだが、これを購入するならば100億ウォン近くかかる"としながら"DeepZenGoは1個当り500万ウォンのCPU 2個、1個当り150万ウォンのGPU 4個など合計2500万ウォン程度で購買できるサーバー級コンピュータを使っている"と分析した。また、AlphaGoがAja Hunag博士などの人が代理着手したことに比べてDeepZenGoは自ら対局を遂行している点も違う点だ。一方第1回ワールド碁チャンピオンシップは3月21日から日本、大阪の日本棋院関西総本部で開かれる。 4者フルリーグで順位を決めて、共同1位が出てくればプレーオフ(優勝決定戦)を行う。 制限時間は3時間、秒読みは1分5回、コミは6目半だ。 賞金は優勝3000万円(約3億ウォン)、準優勝1000万円、3・4位各500万円。