KB囲碁リーグ
Tブロード、チャンピオン決定戦進出!
2ラウンド3-1勝…カン・ユテク、千金の決勝点

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▲Tブロードがプレーオフ2ラウンドでも勝利して総合成績2-0でチャンピオン決定戦に進出した。 写真は二日目2-1状況でTブロード4指名カン・ユテク(左側)が正官庄ハン・スンジュを破ってチーム勝利を決定する場面。

 

2016 KB国民銀行囲碁リーグ プレーオフ2ラウンド 
Tブロード、2連勝で正官庄はね除けて 
12月1日から正規シーズン1位チーム ポスコケムテックと3番勝負 

パク・ジョンファンのTブロードvsシン・ジンソの正官庄。 巨頭対決の対決でTブロードが2連勝をおさめてチャンピオン決定戦に進出した。 

Tブロードは20日~21日両日間囲碁TVスタジオで行われた2016 KB国民銀行囲碁リーグ プレーオフ2ラウンドでイ・ドンフン、パク・ジョンファン、カン・ユテクがチーム勝利を合作して正官庄を3-1で破った。 1ラウンドで'2敗の後3連勝'の大逆転劇を広げたTブロードは六日連続予定された勝負を四日で終わらせてパッと笑った。 

正規シーズン3位にポストシーズンに進出した後、準プレーオフとプレーオフを相次いで勝利したTブロードは正規シーズン1位チーム ポスコケムテックとチャンピオン決定戦を行う。 プレーオフと同じように3ラウンドで競うチャンピオン決定戦は12月1日幕を上げる。 

2014年と2015年統合優勝したTブロードは待望の3連続優勝を狙って、ポスコケムテックは2011年に続き5年ぶりに頂上に挑戦する。 正規シーズン二度の対決では前半期にはポスコケムテックが4-1で、後半期にはTブロードが4-1で勝ったことがある。 

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▲第3局。 新旧第一人者対決でパク・ジョンファンがイ・チャンホ9段を破って2-1優位を捉えた。 パク・ジョンファンはポストシーズンに入って3連勝。 通算戦績は11勝1敗だ。


初日1勝ずつをやりとりした状況で予告された3局はパク・ジョンファンの完勝で終わった。 パク・ジョンファンが用心深く差を広げて行き、中盤に入って盤面10目以上の差が広がるとすぐにイ・チャンホ9段が161手で降参を表示した。 相手戦績はパク・ジョンファンが14勝7敗で格差をより一層広げた。 
 

ポストシーズンにはカン・ユテク 

Tブロードが2-1でリードした状態で終盤に入った正官庄は4局走者で4指名ハン・スンジュを発表した。 '必勝カード'シン・ジンソを惜しんだのは背水の陣の勝負の賭けと見なされた。

オーダーをあらかじめ決めておいたTブロードは最終局出場が多かったカン・ユテクを4局に投入。 正官庄キム・ヨンサム監督は4局が始まった後に行ったインタビューで"どの道パク・ミンギュ、カン・ユテク全て勝たなければならない以上ハン・スンジュを出場させることが良いという判断だった"と話した。 

キム・ヨンサム監督の勇断(?)はそのまま的中するように見えた。 二転三転迫力感あふれる攻防が繰り広げられたあげくハン・スンジュが右下一帯の白大石を捉えて勝機を捉えた。

引き続き上辺で2番目の決定打を飛ばして中央白大石を再びグロッキーに追い込む場面では完全にハン・スンジュのペース。

だが、以後のコウの過程で右下一帯の白を再び助ける致命的な判断ミスを犯して劇的にカン・ユテクに勝利が移った。 最後まで数えた結果カン・ユテクの白 6目半勝ち。

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▲カン・ユテクの勝利が決定的に固まった時点で'ポストシーズンにはカン・ユテク'という国家代表チームのメッセージが浮かび上がった。 


中継席のイ・ヒソン解説者は"持ちこたえて持ちこたえて持ちこたえておさめた勝利だ。 多くの危機をみな防いだのが信じられない"としてカン・ユテクの粘り強さに舌を巻いた。

ポストシーズンに'信じて使う'カン・ユテクは準プレーオフに続き1ラウンド、2ラウンドの決勝点を引き受けて処理して信頼に答えた。 正官庄の主将であり正規シーズン最多勝王シン・ジンソはチームが敗北する過程をただ見守るほかはなかった。 


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▲カン・ユテク選手があきらめないで持ちこたえたおかげで相手の失敗を誘発し運も従った。 残りの期間よく準備してポスコケムテックと素敵な勝負をしてみる(イ・サンフン監督・左側)

"運良く上がってうれしい。 正官庄がものすごく強いと考えたのだが上がったから決勝でも良い結果があるようだ。"

"まだ体力的な負担はないが大きい勝負で度々ファンのみなさんの期待に沿えなくて申し訳ない。"

"今年韓国囲碁が振るわなかったのは私の責任が大きい。 来年も容易ではないがトップ圏棋士が今よりはるかに努力しなければならないと考える。"(パク・ジョンファン)


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▲ 3連続優勝に挑戦するTブロードはKBリーグ史上初めて4年連続チャンピオン決定戦進出という記録を残した。


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▲前半期に7連勝を走って最強戦力を誇った正官庄は刺々しいTブロードをついに克服できなかった。

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▲通算五回の優勝カップを上げたカン・ユテクはポストシーズン出場回数でイ・セドル(22回)に続き二回目である19回(13勝6敗)。 そのうちの6度の決勝点を上げた。
 
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原文記事:KB囲碁リーグ