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[電王戦]趙治勲大石打開失敗…人工知能'DeepZenGo′と1勝1敗

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▲趙治勲9段が日本が開発中である人工知能囲碁ソフト'DeepZenGo′と行った二回目の対決で中押し負けした。 先実利後大石打開に失敗した。 双方1勝1敗である中で23日最終局を打つ。

 

第2回囲碁電王戦三番勝負第2局 
大石捕えられて179手で中押し負け

趙治勲9段と'DeepZenGo'の二回目の対決は趙治勲が敗れた。 趙治勲(60)は日本の最多タイトル獲得記録を持っている囲碁レジェンドでDeepZenGoは日本で野心的に開発中であるコンピュータ囲碁ソフトだ。 

趙治勲は20日午後東京のあるホテルで開かれた第2回囲碁電王戦第2局で179手で中押し負けした。 一日前の1局では趙治勲が死活で疑問手を連発したDeepZenGoを223手の中押し勝ちで破っている。

二回目対局は石を変えてDeepZenGoが黒。 1局の時には趙治勲が二つの両目外しを持ち出したが2局ではDeepZenGoが3手目を目外しに打った。 変則的な手法で1局の序盤を設計した趙治勲は2局でもあまり登場しない形で出発した。 その手は多少激烈だった。 進行速度は驚くほどはやかった1局と似た。

趙治勲は実利路線で対局を設けた。 左下で危機を抜け出して一息つく間、相手に強力な厚みを許容した。 いつの間にか極端に地を取りまとめた趙治勲が四隅を占めておりDeepZenGoは右辺と中央の大形で対抗した。

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▲第2局場面(YouTube画面キャプチャー)。 DeepZenGo開発チームの加藤代表がコンピュータ画面に現れたDeepZenGoの手の代理に着手している。

中央が最大勝負所に浮び上がった。 中央一帯の黒模様がどれだけ地に確定するかに集められた。 1局の時には趙治勲の時間使用が多かったが2局の120手あたりまでは双方類似した。

'爆破専門家'というニックネームを持っている趙治勲は広大な黒陣営を破りに出て、DeepZenGoが最強に受け返して死活勝負に変わった。 趙治勲が時間を湯水のように使って限りない長考を繰り返した。 

全盛期時代'打開の神'と呼ばれた囲碁レジェンドのこん身を尽くした打開。 気分が悪くもDeepZenGoの応酬はノータイムで飛んできた。 形に全く束縛を受けない冷静一手で的を射ってきた。 

その過程で趙治勲がもう少し持ちこたえようとしたがついに大石の命綱が切れてしまった。 石をおさめるほかはない状況。

現地解説を進めた柳時熏9段は"最近までプロに三子の手合割程度だと聞いたがこの囲碁は全くそうではない"として"DeepZenGoの凄まじくて強い姿を見た"と話した。

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▲ 11月7日の記者会見でDeepZenGo開発チームは"昨年の秋のAlphaGoより強い。 トッププロと互角で戦えるはずだ"と自信を持った。 昨年の秋時点はAlphaGoが樊麾に5連勝した時だ。

 

総三対局を打つ今回の対決の最終局は23日開かれる。 制限時間は2時間、秒読みは1分3回、コミは6目半。 DeepZenGoがプロ棋士と互先対局を行うことは今回が初めてだ。

一方DeepZenGoの基本モデルである'ゼン'は2014年の第1回囲碁電王戦に出場して9路盤でプロ棋士張豊猷と平田智也に0-2で、13路盤でアマチュア棋士江村に0-2でそれぞれ敗れて、19路盤で政治家小沢一郎に定先手合割で勝ったことがある。

引き続き、3月には小林光一9段に三子で勝ったが当時解説を引き受けた趙治勲9段が"小学生レベル"と評価したことがある。

その後イ・セドル-AlphaGo対決に刺激を受けて'第2のAlphaGo'を目標に色々な団体が協力して'DeepZenGoプロジェクトチーム'を結成、飛躍的な発展を成し遂げた。 
 
原文記事:HANGAME 


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