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[LG杯]パク・ジョンファン・シン・ジンソ'二頭立て馬車'4強安着

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▲パク・ジョンファン9段(左側)が古力9段とのビッグマッチを制圧して準決勝に進出した。 パク・ジョンファンは19回LG杯優勝者だ。 一番先に対局を終わらせたシン・ジンソ6段が復碁を見守っている。


第21回LG杯朝鮮日報棋王戦8強戦
それぞれ中国古力・モン・タイリンに中押し勝ち

韓国囲碁の大会3連覇任務を帯びている信頼できる二頭立て馬車パク・ジョンファン(23)とシン・ジンソ(16)が4強に無事に到着した。 二人の棋士は14日中国棋院杭州分院で開かれた第21回朝鮮日報棋王戦8強戦でそれぞれ中国棋士を破った。

韓国ランキング1位パク・ジョンファン9段は中国囲碁の看板スター古力(33) 9段をむかえて序盤左上接戦を成功裏に導いて良い流れに乗った。 その後には古力の持ちこたえとパク・ジョンファンに若干過剰な手が出てきて下中央生死を囲んだ攻防戦が最大勝負所に浮び上がった。

観戦者の緊張感が高まる時パク・ジョンファンの一手先を見通す読みが古力をグロッキーに追い込んだ。 結局凄惨な失敗を味わった古力は長く持ちこたえることができなかった。

パク・ジョンファンは今年メジャー世界大会で春蘭杯16強(3月)、百霊杯8強(8月)、三星火災杯8強(10月)、応氏杯準優勝(10月)、新奥杯64強(11月)成績を残しLG杯は進行中だ。

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▲シン・ジンソ6段(左側)はモン・タイリン6段を240手で中押し勝ちで完勝して最近の良い勢いを継続した。 シン・ジンソは新奥杯8強にも上がっている。



3位シン・ジンソ6段は最近韓国の強者に相次いで勝利して注目されているモン・タイリン(29) 6段を制圧した。 各自3時間の制限時間が面目を失うように、はやい流れを見せたあげく対局開始3時間40分目に制限時間を残して対局を終わらせた(240手、中押し勝ち)。

モン・タイリンも力囲碁なのだが接近戦が行われるたびにシン・ジンソの読みが圧倒した。

シン・ジンソは16強戦の時にはランキングが8位だったが数ヶ月間で3位に上がった程に日ごとに成長している。 世界4強は、8月の第3回百霊杯に続き二回目であり、中国が今年作った新奥杯では現在韓国棋士のうち唯一8強に上がっている。 



一方シン・ジンソと初めて対決したモン・タイリンは開始時間を9時30分と間違えて他の8強戦が行われる途中対局場に現れた。 規定により遅刻時間(18分)の二倍である36分を自身の時間で控除した。 LG杯は30分遅刻時には棄権敗となる。

また他の8強戦では中国棋士どうしの対決を行ってジョウ・ルイヤン9段がポン・リヤオ5段を中押し勝ちで破って、タン・イーフェイ5段がチェン・ヤオイェ9段に半目勝ちして準決勝に合流した。 

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▲ジョウ・ルイヤン9段(右側)は初めての世界4強を狙ったポン・リヤオ5段を248手で中押し勝ちで破った。 ジョウ・ルイヤンは2013年第1回百霊杯優勝者だ。

 

準決勝戦はパク・ジョンファン-ジョウ・ルイヤン、シン・ジンソ-タン・イーフェイ 

前期とともに韓国2人、中国2人が進出した4強戦は16日続行される。 抽選で再び定めた対戦はパク・ジョンファン-ジョウ・ルイヤン、シン・ジンソ-タン・イーフェイ。 歴代戦績でパク・ジョンファンはジョウ・ルイヤンを11勝2敗で圧倒していて、シン・ジンソもタン・イーフェイに2勝で先んじる。 

第21回LG杯の賞金は優勝3億ウォン、準優勝1億ウォン。 この外に本戦から支給する賞金は32強敗者400万ウォン、16強敗者700万ウォン、8強敗者1400万ウォン、4強敗者2600万ウォンだ。 前期大会まで韓国9回、中国8回、日本2回、台湾1回優勝した。 

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▲タン・イーフェイ5段(右側)は強豪チェン・ヤオイェ9段に半目勝ちした。 中国ランキングでタン・イーフェイが44位、チェン・ヤオイェが4位。 タン・イーフェイは2012年第4回BCカード杯ワールド囲碁チャンピオンシップで瞬間的に準優勝した(ペク・ホンソクに負け)後、活躍がまばらだった。


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▲制限時間3時間であるLG杯は昼休みがない。8強戦は現地時刻9時に始めてシン・ジンソ-モン・タイリン戦が12時40分頃一番最初に終わって、パク・ジョンファン-古力戦が15時17分頃最も遅く終わった。

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▲中国との二対局を全て勝って2対6だった8強構図を2対2で合わせた準決勝戦は明日一日休息を取った後16日続行する。

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▲左側からシン・ジンソvsタン・イーフェイ、パク・ジョンファン-ジョウ・ルイヤン。
原文記事:HANGAME 

 
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