CYBERORO
修練終えた'アルファ碁(AlphaGo)'下山するか?
Googleディープマインド最高経営者デミス・ハサビス、2017年初めAlphaGo対局予告

 161107-so-09(0)
▲イ・セドル-AlphaGo対決でルール審判委員を引き受けた樊麾2段。 AlphaGo開発過程でテストを引き受けてAlphaGoチームと緊密な関係を維持してきた。


修練を終えたAlphaGoが戻ってくる。 7日Googleディープマインド最高経営者デミス・ハサビスがツイッターを通じてAlphaGoの次のマッチに対して明らかにした。

イ・セドル-AlphaGo大戦でルール審判委員を引き受けた樊麾2段はAja Hunagのフェイスブック内容まで加えて中国SNSを通じてこのニュースを知らせた。 

11月7日午前樊麾は中国版ツイッター'ウェイボ'に"このニュースを皆さんに伝えることができてとてもうれしい。 AlphaGoの棋力が、半年の間大きく進歩して2017年初めに再び碁を打つだろう。 AlphaGoチームは、はやい期間内にさらに詳しい情報を公開する予定だ。"と書いた。 

[522322]161107-so-08
▲樊麾がウェイボにあげた'AlphaGoニュース'

もしAlphaGoが再び碁を打つならば次の相手は誰であろうか? AlphaGoは、3月に互先でイ・セドル9段を4-1で破った。 能力が向上したというので同じ相手に定先または二子で再対決を提案するかも知れない。 打ち込み十番勝負も可能だ。 

他の相手を探すならば36ヶ月の間韓国ランキング1位を守っているパク・ジョンファン9段や中国ランキング1位コ・ジェ9段あるいは今年応氏杯優勝者タン・ウェイシン9段、日本第一人者井山裕太9段などが有力だ。

特にコ・ジェはAlphaGoと対決に関しとても積極的だ。 今回の三星火災杯でイ・セドルを2-1で破って決勝に上がったコ・ジェは当時インタビュー中に"私もAlphaGoと対決したい。 メディアに色々な話が出てくるのを見た。 だが、まだグーグル側から私に直接連絡がきたことはない。"と話した。 

[522322]161107-so-11
▲Googleディープマインド最高経営者デミス・ハサビスが7日明らかにしたツイッター内容。 ディープマインド研究員Aja Hunagも自身のフェイスブックに“AlphaGoが6ヶ月前よりはるかに強力になり来年初め大戦を持つだろう”と書いた。

 

6月ヤン・ジュィナンIGF事務総長は"中国棋院はコ・ジェ9段と人工知能AlphaGoの対局を成功させるためにグーグルと接触している。"と明らかにしたことがある。 だが、中国政府は公式に中国内でグーグルの活動を制限している。 

イ・セドルvsAlphaGoマッチはグーグルの動画サービス'YouTube'を通じて全世界に生中継されたが現在中国領土内でYouTubeは接続できない状態だ。

中国政府とグーグル、両者の協議が前提にならなくては中国棋院や囲碁協会の交渉努力は意味がない。 何か進展がなされたのだろうか? 
 
原文記事:CYBERORO