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総合/ファン・ティンウィ、"イ・ドンフンは2年間早く成長"
29日開始される3局は韓中戦イ・ドンフンvsファン・ティンウィ

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第18回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦本戦2局 
中国先鋒ファン・ティンウィ、日本先鋒一力遼制圧 
29日午後3時(韓国時刻)韓国イ・ドンフン出撃 
本戦3局はタイジェムでキム・スンジェ7段解説生中継 


中国先鋒で乗り出したファン・ティンウィ9段が応氏杯選手権者らしく強力なパワーを見せた。

28日中国、吉林(ジーリン)省の安圖農心白山水工場大講堂特別対局室で開かれた第18回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦本戦2局で日本先鋒一力遼7段(日本)に124手で白中押し勝ちをおさめた。 中国の初勝利だ。 

一日前イ・セドル9段を捉えた一力遼だったがまともに力を出せなかった。 ファン・ティンウィは下辺7線で巨大な領土を作り、ここに攻めてきた一力遼の勝負の賭けを無力化して対局が始まった後わずか2時間30分目に勝利を得た。 

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▲終局の後所感をいっているファン・ティンウィ9段。

ファン・ティンウィは“序盤、相手に実利を渡して良くない形勢だったが下辺の地が大きく出きて勝つことができた。”と話した。彼は一日前韓国先鋒イ・セドル9段と一力遼の囲碁に対しても言及して“AlphaGo5局の時と似た序盤変化を見せたがイ・セドル9段が良くない局面になった。中盤以後チャンスがあったが生かすことができなかった。”と話した。 

29日本戦3局に出撃する韓国の二番手はイ・ドンフン8段。 ファン・ティンウィの2連勝阻止特命を受けた。 ファン・ティンウィはイ・ドンフンに対して“この2年間でとても早く成長した棋士なので注視していた。 容易ではない勝負になるだろうが良い結果を出せるように最善を尽くす。”として覚悟を固めた。

イ・ドンフンとファン・ティンウィの相手戦績はイ・ドンフンが1勝(2015バッカス杯韓・中未来天元戦本戦1ラウンド)で先んじている。 

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▲ファン・ティンウィ(写真)の2連勝を阻止するために韓国は二番手でイ・ドンフンが出てくる。
原文記事:TYGEM