CYBERORO
原文記事:CYBERORO花より賞金? 疎外されたプロのための囲碁ファンたちのプレゼントキム・ソンリョンが伝える最近囲碁界のニュース
▲一般人専門囲碁塾、花より囲碁センターの内部全景。 土曜日午後に週末クラスの学生たちが講座を聞いている。 初級クラス'ヘリム先生'が動きの基礎を講義中で、その向い側ではイ・ダヘ先生、後ろにはムン・ドウォン先生が1対1の指導対局中だ。 囲碁センターはカフェのようにこぢんまりした雰囲気だ。[キム・グラの舌戦説戦-第34回]'盤上のグラ'キム・ソンリョン9段.強大な口が立つことを自慢して得たニックネームだが派手なアドリブでも、取るに足らない雑談でも付け加える水準ではなく。ステレオタイプの解説とは距離が遠い、率直溌剌直線的な語法でファンたちを楽しませる。毎週サイバーオロが蓆を敷く。週間観戦評'キム・グラの舌戦説戦'.#1 最近の日本囲碁の話井山裕太が日本歴史上初の7大棋戦を全て優勝した。 もちろん最近のニュースではない。 参考までに阿含桐山杯という早碁戦も優勝をしたので8冠王だ。 続けて日本は女流棋戦でも全冠王が登場した。 今年韓国女流囲碁リーグで走った台湾出身日本女流棋士謝依旻だ。日本は女流棋戦が合計5つある。1、35回女流本因坊戦(優勝550万円)2、29回女流名人戦(優勝500万円)3、20回女流棋聖戦(優勝500万円)4、7回会津中央病院杯(優勝700万円)5、1回女流最強戦(優勝800万円)は~。 驚くな。 賞金の後ろは万 'ウォン'ではなく万 '円'だ。 賞金を合わせたところ驚くべきだ。 日本では井山裕太の独走で全体賞金2位棋士の賞金が3千万円から4千万円水準なのだが謝依旻は女流棋戦賞金だけでも日本の棋士全体賞金順位で3位圏に入った。世界男子は甲級リーグがメジャーリーグならば女流は韓国女流囲碁リーグがメジャーリーグだ。 日本女流賞金ランキング1位謝依旻はお金のために傭兵として韓国にくるのではないということが認められる。▲謝依旻は窮屈な自国内日程のために今年の韓国女流囲碁リーグには五回しか出場できなかった。 成績は2勝3敗だ。
一方井山裕太(89年生まれ)が名人戦で高尾紳路(76年生まれ)に3連敗にあった。 ひと勝負だけさらに負けると全冠王タイトルは消える。 とにかく色々な面で韓中とは確かに別の道を行く日本囲碁だ。
#2 最近の中国囲碁の話最近囲碁TVで韓中団体名人対抗戦解説をした。 韓国はソ・ボンス、ユ・チャンヒョク、イ・チャンホ9段が出たし中国はニェ・ウェイピン、マア・シャオチュン、チャン・ハオが出場した大会だ。 放送解説の提案を受けたが果たしておもしろいだろうかと思った。 ファンたちにはこのような対決がさらに気になるか分からないが囲碁を生業とする私としては百霊杯決勝戦の方がはるかに見たかった。▲決勝五番勝負ではチェン・ヤオイェが先に2勝をおさめた。 決勝2局でチェン・ヤオイェが打った決定的な一手。 この手がこの局の勝負を分けたといっても過言ではない。
韓中団体名人対抗戦で囲碁TVでは'コ・ジェ対チェンヤオイェのビッグマッチ′が埋められてしまった。 TV解説を終えて家に帰ってみるとこのような囲碁を解説できなかった事がとても残念に思った。 中国棋士間の対決だと興味が半減するかも知れないが決勝に上がる程刃が鋭くなった棋士の手を一度見よ。決勝2局では見て、また見てもただ一手が光った。 上の白1だ。 中央白の連結如何が勝負所になった状況でこの一手は絶対的だった。 チェン・ヤオイェは結婚後さらに強くなったようだ。 あたかも2014年結婚以後最強だったキム・ジソクを見るようだ。
#3 疎外されたプロのための囲碁ファンたちのプレゼント2010年8月コロラドで開かれたアメリカ囲碁大会に行ったことがある。 オロでとても有名な'술익은향기(酒熟した香り)'様に会ったのもその時であった(当時にこの大会の話を文で残したことがあるので大会の話は省略する)。
囲碁の実力はプロに7子程度なのだが囲碁情報はプロ棋士に劣らない姿を見せて本当にアメリカ移民生活を永くした方が良いという考えまでした。当時に酒熟した香り様がなさったの話のうちで最も印象的な話があった。
“キム先生、ファンたちが10ドルでも同意を集めて意味ある囲碁大会を作る事を考えてみます。 囲碁に愛情がある本物のファンたちは自身が寄付した所定の金額が良いことに使われる事に自負心も感じることになってさらに応援するでしょう。”
当時は碁を打つことだけ考えていたので大会を作るのは私とは関係ないことだと深く考えないでそのまま流して聞いたようだ。▲囲碁を習いたいなら'花より囲碁センター'。 住所は'ソウル市、中区水標路6通り8-1 3階(旧住所はソウル市、中区、忠武路(チュンムロ)3 58-7 3階)だ。 電話問い合わせは070-8699-0361。花より囲碁センターブログはhttp://blog.naver.com/flowerbaduk
突然この話を取り出したのは2016年9月に始める'花より囲碁女王戦'という大会のためだ。 出場資格がない筆者の立場では正直この大会をすることも知らなかった。 、数年の間女流棋士一部が'花より囲碁センター'という成人囲碁講座専用の塾を自ら作って普及に歩いて出た。 以後センター会員たちの寄付で女流棋士のための大会を作ったときいて事実とても驚いた。 以前'酒熟した香り'様が話したそのような棋戦が本当にできたのだ。まずメディアに報道された賞金規模と大会性格を調べれば1、女流棋戦で総規模2600万ウォン2、優勝賞金230万ウォン準優勝180万ウォン3、予選戦+本戦二大リーグ戦+最終決選4、公式大会規模がちょっと小さい。 プロ棋士ならば100%そのように感じる。 それでプロ棋士の間ではこの大会の公式棋戦認定と賞金金額などが深刻な問題に浮び上がった。公式大会と認定してはいけないと反発するこれらはプロ棋士の体面問題を話す。 だが、一方では碁を打つ機会ができたという点を考えなければならない。
賞金を別にして、対局があるという自体で幸せな者たちがいる。 スケジュール調整が忙しい棋士はどうか分からないが9月末になっても総五対局程度の公式対局さえなかった棋士も多い。
大会開催を反対する者は出場しなければ良い。 それもやはりプロ選手の権利だ。 ただし少数の疎外された者達が機会を持つことを願う意志まで折ることはないように望む。大会を作ろうと飛び回った人は大会作りがどれくらい大変なのかよく分かる。花より囲碁!囲碁ファンのみなさんありがとうございます。