HANGAME
[三星火災杯] "中国の人海戦術を突き抜けろ"

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 ▲韓国ランキング1位パク・ジョンファン9段、2位イ・セドル9段、3位シン・ジンソ6段(左側から)。

2016三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦開幕 
韓国8人、中国20人、日本3人、ヨーロッパ1人出場

韓・中囲碁の最大激戦地! 盤上のスター棋士が総出動する'星の祭典' 2016三星火災杯ワールド囲碁マスターズが本戦舞台を開け放す。

2012年から韓国と中国棋士がかわるがわる優勝して、最近10年間韓国と中国が5回ずつ優勝カップを分け合って毎年韓・中最大の激戦地になっている三星火災杯は、9月6日から京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)サムスン火災グローバルキャンパスで行う32強戦を始め二十一回目の王座に向かった本格競争に突入する。

本戦は囲碁最高手の饗宴だ。 'AlphaGoスター'イ・セドル9段、'韓国ランキング1位'パク・ジョンファン9段、'ディフェンディング チャンピオン'コ・ジェ9段、'闘魂の勝負師'趙治勲9段、そして'2000年生まれ神聖'シン・ジンソ6段をはじめとして各国を代表する棋士32人が出馬表を上げる。 


国別には韓国8人、中国20人、日本3人、イスラエル1人だ。 平均競争率17対1を上回る激しい予選関門を突き抜けた19人とタイトル経験者中心の各国シード13人で構成された。 

主催国韓国棋士の数がライバル中国より大きく減ったのは、7月15日から6日間行った統合予選で歴代最悪の不振を見せたためだ。 世界各地から集まった329人が参加した中で行った統合予選で韓国は3人だけが通過する事に終わって中国の14人にはるかに及ばなかった。

 

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▲中国ランキング1位コ・ジェ9段、2位チェン・ヤオイェ9段、3位トゥ・ジャシ9段(左側から)。

韓中日列強の中に位置したイスラエル選手は三星火災杯が2013年から施行中である韓・中・日・台湾を除いた海外棋士間の'ワールド組予選'を優勝したヨーロッパ囲碁連盟所属のアリ・ジャバリンプロ初段だ。

32強戦は三星火災杯の独創的システムであるダブルエリミネーションで進める。 32人を抽選で4人ずつ8組で配置した後、各組の2勝者と2勝1敗者が16強に進出する方式だ。 真の強者を選抜する長所を持っている。


32強戦を終えれば大田市(テジョンシ)サムスン火災ユソン研修院で16強および8強戦を10月に、準決勝三番勝負を11月に続行して、12月にはグローバルキャンパスで決勝三番勝負で創設二十一回目の優勝者を誕生させる予定だ。

一方32強戦に先立ち9月5日には開幕式と共に多彩な行事が繰り広げられる。 2016サムスン火災囲碁夢の木選抜戦で入賞した8人の子供が本戦棋士らと指導対局を持つなど名士招待プロアマ大会が開かれる。 

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▲中国北京で開かれた前期大会本戦開幕式の姿。 今年は7年ぶりに韓国で開幕式を持つ。

また、オンライン イベントを通じて招待された子供たちに32強棋士らと共に舞台に入場させて未来の主人公に夢と希望を植え付ける。 囲碁のグローバル化と開催地の多角化を先導してきた三星火災杯の韓国での開幕式は7年ぶりだ。

総賞金8億ウォン、優勝賞金3億ウォンである2016三星火災杯ワールド囲碁マスターズは中央日報とKBSが共同主催してサムスン火災が後援する。 昨年には中国のコ・ジェ9段がス・ウェ9段を決勝三番勝負で2-0に破って大会最年少優勝を成し遂げたことがある。 通算優勝回数は韓国12回、中国6回、日本2回だ。
 
原文記事:HANGAME