KB LEAGUE
原文記事:KB LEAGUEシン・ジンソ、イ・ドンフン破って9連勝正官庄はTブロードに首根っこ…7連勝行進締め切り
▲関心を集めた次世代走者間の初めての公式対決でランキング3位シン・ジンソ(16才・正官庄1指名)が6位イ・ドンフン(18才・Tブロード2指名)を破ってシーズン9連勝を走った。 だが、チームは3-2で敗れて7連勝行進が締め切られた。2016 KB国民銀行囲碁リーグ10ラウンド4試合正官庄、Tブロードに3-2敗…7連勝でストップ7連勝を疾走して無敵のように見えた正官庄が下位圏に留まっているTブロードに首根っこを捕えられた。正官庄は21日夜囲碁TVスタジオで行われた2016 KB国民銀行囲碁リーグ10ラウンド3試合でTブロードに3-2で敗れた。 同じチームにシーズン開幕戦で敗れた後、後半期最初の試合でまた、敗北だ。 この日の敗北で2ラウンドから受け継いできた連勝行進も7試合で終止符を打つことになった。 リーグトップは揺れることがなかったが正官庄としては物足りなさが多い試合であった。反面これ以上退く所がなかったTブロードは後半期最初の試合で大魚を釣って希望を繋いだ。 リーグ最強チームを前後半期連続制圧してディフェンディング チャンプの威信をたてたことはもちろん、4勝の中位圏隊列に合流して3連続優勝の夢を継続することができるようになった。▲Tブロードは前半期2勝6敗で振るわなかったキム・スンジェが後半期初勝利をして気持ち良い出発をした。 キム・ミョンフンとの3指名正面対決で格好良く打開に成功した後大石を捉えるなど内容も圧倒的だった。前半期に唯一敗北を抱かせたTブロードを相手に正官庄は振るわない4指名ハン・スンジュを呼び入れるなど主力選手全員が戦う態勢を取った。 8連勝を走っている主将シン・ジンソを今回のシーズン初めて長碁対局に配置したことでも決戦の意志が読まれた。だが、このような苦心にも関わらず対戦が思わしくなかった。 試合前オープニングでイ・ヒソン解説者が"正官庄は長碁対局含む1~3局で無条件2勝をおさめなければならない。 そうでなければ非常に難しいように見られる"と強い語調で話すほどであった。他のチームを相手にしてはオーダーの有不利などは心配しなかった正官庄だった。 だが、この日は違った。 この解説者の話がなくてもキム・ヨンサム監督と選手たちは早くから緊張していた。 前半期にシン・ジンソがパク・ジョンファンを破ったのだが敗れたチームではないのか。正官庄にトラウマとも同じだったこのような懸念は試合が始まるとすぐにすぐに現実になった。 一番最初に終わった2局でキム・ミョンフンがキム・スンジェに簡単に先制点を渡した。 かえって大きい期待をしなかった3局が希望に浮び上がった。
龍宮に行ってきたパク・ジョンファン…危うくパク・ジンソルに負けるところ今回のシーズン'エース キラー'で名声をとどろかせているパク・ジンソルだったがこの日の相手はトップランカーパク・ジョンファンだった。 これまで相手にした1指名とは格が違った。 今回こそキム・ヨンサム監督がまともにバントをしたんだなと考えることが常識的だった。ところがやはり負担のためであったか。 よく打っていたパク・ジョンファンが大きい錯覚を犯して形勢が突然パク・ジンソル側に傾いた。 今回こそ本当に奇跡のようなことが起きるのか、皆が驚いて興奮した瞬間。 だが、この浮き立った雰囲気は長引かなかった。 ゴールインを目の前にしたパク・ジンソルが決勝ラインで転ぶような失敗を犯してしまったのだ。▲ヨセがいくらも残っていない状況で画面左側下段に'90対10、白(パク・ジンソル) 1目半勝利予想'という国家代表判定団のメッセージが浮かび上がった。 パク・ジンソルが本当に大ヒットを爆発させるんだなと信じて疑わなかった瞬間。 ところがこの囲碁が虚しく逆転する。▲ 白1が逆ヨセ二目で敗着。 この手で4の所を打ったら白勝ちだった。 逆に黒2を先手して4で覗いたのが勝着だった。 白5、7は時間延長手。 引き続き黒12で刺して行くとすぐにパク・ジンソルが石をおさめた。 次に가なら黒나。 ここに暮らしが豊かな黒地が出来ては逆に1目半黒勝ちだ。シン・ジンソ、'未来権力は私'勝負は突然に2-0になった。 正官庄の立場で幸いだったことは長碁対局で主将シン・ジンソがイ・ドンフンを破ってひと勝負を挽回したこと。 内容もまた、シン・ジンソが132手でイ・ドンフンの大石をとらえて終わらせたことで慰めになった。 イ・ヒソン解説者もやはり"圧倒的な読みだ。 相手の息を休ませない能力が幼かった時のイ・セドルに似ている"として感心に感心を繰り返す雰囲気。だが、そこまでだった。 続いた後半早碁戦でハン・スンジュがパク・ミンギュを相手に多くない逆転勝ちを編み出したりもしたが、結局イ・チャンホ9段がカン・ユテクに敗れて3-2敗北が確定した。
Tブロードに当てられた前半期敗北を雪辱できないことはもちろん、連勝行進も7試合で終わった。 シン・ジンソの後を支える強固なつっかえ棒の役割をしたパク・ジンソルとイ・チャンホ9段が一緒に敗北したのも今シーズン初めて体験することだった。▲熱い関心を集めたイ・ドンフンとの初めての公式対決で勝利したシン・ジンソ(周辺の話では国家代表自らのリーグ戦でも最近ではイ・ドンフンに成績が良かったという)。
シーズン9連勝は2012年パク・ジョンファンがたてたKBリーグ一シーズン最多連勝記録(10連勝)に1勝足りないものだ。来週には百霊杯8強を行うために中国に渡っていって、その次の週にはTVアジア選手権出場のために日本に向かう。 この他にも三星火災杯とLG杯本戦が待っているなど年末まで休む暇がない世界大会スケジュールが予定されている。かくして後半期初めてのラウンドである10ラウンドが幕を下ろした。 正官庄が久しぶりに敗れたりしたが7勝2敗で相変らず堅固なトップ。 だがポスコケムテックとSKエンクリンの二チームが5勝目を達成してトップとの格差は2ゲーム差に狭まった。
正官庄だけが単独で疾走した構図にそっと亀裂ができたのだ。 ここに4勝チームが相変らず5チームにもなって、最下位新安天日塩も希望が生きているなどリーグはそれこそ霧の中だ。蒸し暑さの中で真っ暗な中盤のトンネルを通過しているKBリーグは来週木曜日(25日) Kixx-韓国物価情報の対決を始め11ラウンドを開始する。9個のチームがダブルリーグを行って上位4チームがポストシーズンに上がって最終順位を争う2016 KB国民銀行囲碁リーグのチーム賞金は1位2億ウォン、2位1億ウォン、3位6000万ウォン、4位3000万ウォン。 賞金とは別に毎対局勝者は350万ウォン、敗者は60万ウォンを受ける。▲第5局。 カン・ユテク(右側)が左辺接戦で大きい成功を収めた後イ・チャンホ9段の大石攻撃をよく収拾してやり遂げた。▲ひとまず大きい峠を越したTブロード。 だが、下半期にパク・ジョンファンの世界大会スケジュールが列をなしていてどうなるのか大言壮語しにくい境遇だ。 このような状況で3指名キム・スンジェが生き返る姿を見せたのが慰安ならば慰安。▲単独でモニターの前に座って試合を見守る正官庄キム・ヨンサム監督。 主将シン・ジンソの世界大会日程に神経を尖らせているのはTブロードと同じだ。 シン・ジンソの欠場が頻繁になることが明らかな状況でずっとトップを維持できるか。 1位チームや最下位チームの監督の頭は気楽な日がない。
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【韓国KBリーグ】第10ラウンド(朴廷桓vs朴進率)スクショまとめ160821 https://t.co/qQPuwPYzDy
2016/08/22 13:43:04