HANGAME
[黄竜士双登杯]チェ・ジョンvsウィ・ズィン、トップランカー間の優勝決定戦

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▲韓国の4番手オ・ユジン2段(右側)が中国主将ウィ・ズィン5段に敗れて優勝カップの行方はチェ・ジョン-ウィ・ズィン、韓・中女流ランキング1位間の優勝決定戦で決められることになった。


第6回黄竜士双登杯世界女団体戦13局
オ・ユジン、中国主将ウィ・ズィンに中押し負け

優勝決定に出た韓国チームの副主将オ・ユジン2段が連勝に失敗して優勝国の行方は最終日の最終戦に渡された。 オ・ユジンは9日午後中国姜堰区で開かれた第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦第13局で中国主将ウィ・ズィン5段に174手で中押し負けした。

先着の効果を維持していったオ・ユジンが形勢をのがした大きな所は左辺侵入から始まった戦闘で中央を突破されて。 その場面を基点にウィ・ズィンの白は攻撃を受ける対象として厚みに変わりオ・ユジンの黒石はうすかった。 オ・ユジンが狙っていた左辺白一団はすっきりと生きてしまった。 ウィ・ズィンの勝負呼吸が良かった。

先手まで奪われたオ・ユジンは右辺浸透まで当てられてあっという間に局面が崩れた。 かえって攻撃を受ける立場。 囲碁TVキム・ヨンサム解説委員は"攻撃失敗が不利を招いた最も大きい原因"と指定した。

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▲ヨセと計算力に精通した二人の棋士。 だが、左辺から始まった戦闘でオ・ユジンが失敗して早い時期に傾いてしまった。 ウィ・ズィンに2敗後2連勝中であったオ・ユジンは相手戦績で再び一歩遅れた。
 

韓中日の代表選手5人ずつ出場して連勝戦で覇権を争う'女流囲碁三国志'の六回目舞台はもう韓国主将チェ・ジョンと中国主将ウィ・ズィンが行う最終戦だけを残った。 12局で日本が全滅した中で韓・中国間の優勝決定戦、韓・中国女流ランキング1位間の優勝決定戦だ。

2回から連勝戦で進めている(1回は4ヶ国リーグ)黄竜士双登杯で最終14局まで行くことは4回に続き二回目だ。 チェ・ジョンは公式戦でウィ・ズィンに6勝10敗を記録中だ。 一時1勝後7連敗にあって6勝7敗まで狭めたが、3月から再び3連敗に陥った。 だが、前期大会でウィ・ズィンに勝って優勝を決定したことがある。

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▲韓国主将チェ・ジョン6段(右側)が団長として同行した国家代表常備軍コーチ チェ・ミョンフン9段と共にオ・ユジン-ウィ・ズィン戦を検討して出撃を準備した。
 

対局は韓国時刻10日午後2時に始める。 制限時間は1時間、秒読みは1分1回。 チェ・ジョンが勝てば3・5回大会を優勝した韓国が2連覇と共にに三回目の覇権を占める。 もし、ウィ・ズィンが勝てば1・2・4回を優勝した中国が四回目の頂上に上がる。

清代に国手と呼ばれた黄龍士の故郷姜堰区が創設した黄竜士双登杯は優勝国にだけ45万中国元(約8000万ウォン)の賞金を授ける。 毎局8000中国元(約140万ウォン)の対局料があるが連勝賞金はない。 制限時間は1時間(秒読み1分1回)、コミは7目半。 前期優勝チームである韓国は3・5回大会を、中国は1・2・4回大会を優勝した。 

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▲ウィ・ズィンは19才。 オ・ユジンよりは一才上でチェ・ジョンよりは一才下だ。 中国女流ランキング1位を8ヶ月連続占めている。

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▲チェ・ジョンの後に韓国女流ランキング2位に上がっているオ・ユジン。 同僚は卓越した計算力に戦闘力がもう少し加わるならば一層強くなることだと口をそろえる。
 
原文記事:HANGAME 

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■第6回黄竜士双登杯成績

日本代表:藤沢里菜三段(1勝)、青木喜久代八段、木部夏生二段、謝依旻六段(2勝)、王景怡二段

中国代表:於之瑩五段、王晨星五段(3連勝)、宋容慧五段、王祥雲二段、魯佳二段

韓国代表: 崔精六段、 呉侑珍二段(1勝)、金彩瑛二段(4連勝)、朴志娟四段(1勝)、金惠敏七段