HANGAME
[黄竜士双登杯]日本主将藤沢、ワン・チョンシン破ってオ・ユジンと対決

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 ▲日本チームの最後の走者藤沢里菜3段(右側)が3連勝中だった中国チーム4番手ワン・チョンシン5段を破った。


第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦11局
藤沢里菜、中国ワン・チョンシンの4連勝阻止

藤沢里菜3段がよどみなかったワン・チョンシン5段の首根っこを捉えた。 藤沢里菜は8日中国姜堰区で続行された第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦第11局で日本チーム主将として出場して中国チーム4番手ワン・チョンシンを破った。

ワン・チョンシンの勢いが行き過ぎた。 10目ほどを出していた右下隅黒に対して数回も手を引いてあきらめると突然に中央白一団を大きく捉えるという遠大な計画を描いた。 しかし冒険であって、やはり無理と判明された。 その結果122手の短命局で渡してしまった。

韓国のパク・ジヨン、日本の王景怡、韓国のキム・ヘミンを順に破ったワン・チョンシンの連勝は3連勝で止まった。 日本チームは最後の走者藤沢里菜の勝利で希望を継続した。

藤沢里菜は日本棋院女流棋士最年少記録(11才6ヶ月)で入段し、'怪物秀行'として一時代を風靡した藤沢秀行の孫娘として有名になった。 2014年には女流棋士最年少タイトル獲得記録(15才9ヶ月)をたてることもあった。 通算タイトル数は2個。 韓国ファンたちには女流囲碁リーグ参加としても名前を知らせた。

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▲藤沢里菜が勝つことによって相手戦績2勝2敗を記録した。

黄竜士双登杯は通算三回出場して2勝2敗をおさめている。 ワン・チョンシンにとっては2敗後2連勝だ。 一方韓国は藤沢里菜に対抗する4番手としてオ・ユジン2段を発表した。 韓国女流ランキング2位に上がっているオ・ユジンは藤沢里菜に3戦3勝を記録中だ。

韓中日を代表する女流棋士5人ずつ出場して連勝戦で覇権を争う黄竜士双登杯は優勝国にだけ45万中国元(約8000万ウォン)の賞金を授ける。 前期優勝国の韓国は3・5回大会を、中国は1・2・4回大会を優勝した。 現在各国に残っている棋士は韓国がチェ・ジョンとオ・ユジン、中国がウィ・ズィン、日本が藤沢里菜。
 
原文記事:HANGAME 


■第6回黄竜士双登杯成績

日本代表:藤沢里菜三段(1勝)、青木喜久代八段、木部夏生二段、謝依旻六段(2勝)、王景怡二段

中国代表:於之瑩五段、王晨星五段(3連勝)、宋容慧五段、王祥雲二段、魯佳二段

韓国代表: 崔精六段、 呉侑珍二段、金彩瑛二段(4連勝)、朴志娟四段(1勝)、金惠敏七段

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