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2日棋士総会… 'イ・セドル波紋'結末を見るだろうか
 
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 ▲イ・セドル9段(写真)の棋士会脱退書提出でふくらんだ事態に対する重大岐路になる臨時棋士総会が6月2日韓国棋院で開催される。
 

イ・セドル脱退波紋'棋士総会'が重大岐路 
"破局だけは避けなければならない"増えたところにはひと声

"互いによく知っているから会って意見調整して変えるべきことは変えて、最善の努力を傾ければ合意点を見出せると見る。" (イ・サンフン9段・イ・セドル9段の実兄)

"私が権限を持つわけでもなく、臨時総会まで決定されるサインではないから要求事項を十分に取りまとめて総会がよくなされて妥協の可能性を高めるようにする。" (プロ棋士会長ヤン・ゴン9段)

イ・セドル9段の棋士会脱退書提出でふくらんだ事態の重大岐路となる'棋士総会'が二日先に迫った。 臨時に開催される今回の総会の大半の意見によりイ・セドルとプロ棋士会、両側が妥結点を探すかそうでなければ葛藤の谷が深くなるかの峠になる展望だ。

イ・セドル9段の棋士会脱退は個人の次元を越えてメディアが先を争って報道して波紋が一波万波に広まって社会的イシューとして浮かび上がった。

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▲棋士総会資料写真。

棋士会側はこれまで代議員会議を緊急招集してヤン・ゴン会長を前面に押し出してイ・セドル側と絶え間ない対話を試みてきた。 和解の出口を開くための公式的な出会いも持って、囲碁人工知能開発のための政府投資誘致のために政府総合庁舎を共に訪問するなど数回も対面機会も持った。

だが、臨時総会まで決定されることはできない問題といったようにヤン・ゴン会長があちこちで飛び回って対話を試みることだけでは限界がある。 棋士総会が鍵を握っているためでヤン・ゴン会長が全権を持った事でも、権限委任を受けた事でもないためだ。

'球'は棋士総会へ渡った。 いわゆる棋士総会が刀の柄を握っているわけだ。 韓国棋院所属プロ棋士の数は320人(男265人、女55人)。 多様な意見が存在するほかはない。 

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▲イ・セドル9段。

現在ではどんな結果が出るのか五里霧中だ。 勇気ある行動だと擁護する部類がある一方では方法が行き過ぎで当惑するという反応も少なくない。 連鎖脱退の兆しは見られない。 一部棋士はSNSを通じて所信を展開する。

明らかなのは破局だけは絶対避けなければならないというところにはひと声という点だ。 感情の戦いで飛び火してはいけないということだ。 一方イ・セドル9段は波紋がふくらんだ後、同僚棋士らと疎通をほとんどしていないと伝えられている。

6月2日午後2時韓国棋院大会場で開かれる棋士総会は外部の人の出入りを徹底的に統制して非公開に進行される。 総会の大半の意見によりややもすると長期化する可能性も排除する事はできない。 
 
原文記事:HANGAME 

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