HANGAME
原文記事:HANGAME[LG杯]宿敵に会ったイ・セドル無敗行進どこまで?
▲ 16対局の32強戦中でも最大マッチに選ばれるイ・セドル(左側)-古力の同年齢ライバル戦。 AlphaGoと対決した後、9連勝を受け継いできたイ・セドルが連勝行進を継続するかにも関心が傾く一戦だ。 二人の棋士の対局をイ・シジョン忠清北道(チュンチョンブクド)支社とユ・チャンヒョク国家代表常備軍監督が見守っている。
第21回LG杯朝鮮日報棋王戦32強戦イ・セドルvs古力など韓中戦だけでも11対局'AlphaGo後' 9連勝中であるイ・セドル9段が連勝街道で難敵に会った。 相手は古力9段。 イ・セドルとは年齢が同じで、特に2014年に'世紀の十番勝負'を行った宿敵だ。イ・セドル-古力は30日午前9時清州市(チョンジュシ)ラマダホテル特別大会場から始まった第21回LG杯32強戦で激戦を行っている。 イ・セドルは、3月AlphaGoと対決した後その月の30日から5月22日まで50余日間で9連勝をあげた間、全て自身が相手戦績で先んじた棋士、そして自分よりランキングが低い棋士を相手にしてきた。それに比べて古力には歴代戦績で22勝1分け23敗で後れている。 AlphaGo後、初めて自分よりランキングが高かったり、または、相手戦績で後れている棋士に会ったのだ。▲ 32強戦がいっせいに広がっている清州市(チョンジュシ)ラマダホテル特別対局場の様子。 韓-中間の力比べ舞台でもある。二人の棋士は近年に入ってどちらか一方が連勝を継続する様相を見せてきた。 2012年12月からイ・セドルが4連勝すると2013年3月から古力が4連勝した。 また、2014年5月からはイ・セドルが4連勝すると2015年に入っては古力が2連勝中だ。 LG杯32強戦は昨年10月対局後の再会。イ・セドルが2連敗中で相手戦績でわずかな差で後れているが展望は暗くない。 何よりイ・セドルはAlphaGoに会った後、一次元高い囲碁を駆使しているというのが支配的な評価だ。 大勢観はさらに広くなり読みはさらに精密になった。 古力は学業(精華大歴史学科)を併行しているためなのかランキングが10位まで落ちた。32強戦にはイ・セドルの他にも韓国棋士11人が出場している。 そのうち10人は中国棋士と対決を行っていてシン・ジンソだけが日本の羽根直樹と対抗している。 偶然にも16才シン・ジンソは最年少32強で40才羽根直樹は最年長32強だ。この他にもパク・ジョンファン-チャン・ウェイジェが行うLG杯優勝経歴者間の対決、大会初めての連続優勝者が誕生するのか注目されているディフェンディング チャンプ カン・ドンユンの歩み、LG杯統合予選12年で初めての女流棋士通過者として名をはせた紅一点チェ・ジョンの活躍など見どころが多い。第21回LG杯の賞金は優勝3億ウォン、準優勝1億ウォン。 この外に本戦から支給する賞金は32強敗者400万ウォン、16強敗者700万ウォン、8強敗者1400万ウォン、4強敗者2600万ウォンだ。 制限時間は3時間、秒読みは40秒5回。 32強戦に勝った16人は6月1日開幕式舞台であった青南台(チョンナムデ)に移して行う16強戦に出る。▲ 19回大会優勝者である韓国ランキング1位パク・ジョンファン9段(左側)と16回大会優勝者チャン・ウェイジェ9段。▲前期優勝者カン・ドンユン9段(左側)と中国のモン・タイリン6段。▲紅一点チェ・ジョン6段(左側)は中国の新鋭強者ファン・ウィンルオ4段と対決している。