CYBERORO
韓国12人統合予選通過! 女子組はキム・チェヨンだけ決勝進出
28日キム・チェヨンはチャオ・ユィンと決勝マッチ
 
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 ▲ 3組ホ・ヨンホはチョン・シャオナンを破って本戦に上がった。 対局復碁をコ・ジェが見守っている。


5月27日中国北京、中国棋院で開かれた第1回新奥杯統合予選で一般組・シニア組・ワールド組本戦進出者が決められた。 

統合予選一般組決勝で韓国はホ・ヨンホ、チョ・ハンスン、ハン・スンジュ、アン・ククヒョン、ペク・ホンソク、パク・ジョンサン、ウィ・テウン、キム・キヨン、ビョン・サンイル、アン・ソンジュン、ナ・ヒョン、キム・ジソクが勝利して12人が本戦行チケットを握った。 中国は一般組32人、シニア組2人で合計34人が統合予選を通過した。 

日本の棋士、富士田明彦は11組で最終勝利者になった。 2ラウンドから出場した富士田明彦は台湾棋士のリン・スヤンと中国棋士ニュ・ウィテンをはね除けて日本の棋士で唯一統合予選を突き抜けた。

アメリカ代表どうし競ったワールド組決勝ではジャン・ジュジュがエリック・ルイをはね除けて本戦に上がった。 

女子組4ラウンド49組ではキム・チェヨンがワン・チョンシンを破って決勝に上がったが、キム・タヨンは50組準決勝でリー・ホに敗れて脱落した。 残った女子組(49組と50組)決勝は28日に開く。 韓国棋士の対局結果は下記のとおりだ。 

28日対局結果(韓国棋士出場)

一般組1組~45組統合予選決勝
 
3組ホ・ヨンホ-チョン・シャオナン:ホ・ヨンホ、勝ち
4組ウォン・ソンジン-ホァン・ウィンスン:ウォン・ソンジン負け
8組ソン・サンフン-チョ・ヌィヌン:ソン・サンフン負け
9組チョ・ハンスン-ジョウ・ホシ:チョ・ハンスン、勝ち
10組ハン・スンジュ-パン・シヌェイ:ハン・スンジュ、勝ち
 
12組キム・ドンホ-ミ・ウィティン:キム・ドンホ負け
13組アン・ククヒョン-ヤン・カイウォン:アン・ククヒョン、勝ち 
14組ペク・ホンソク-チュ・ウォンハオ:ペク・ホンソク勝ち
16組パク・ジョンサン-チャン・シルン:パク・ジョンサン勝ち
18組ウィ・テウン-グー・ズーハオ:ウィ・テウン、勝ち
 
21組イ・ヨング-ファン・チン・イアン:イ・ヨング負け
27組キム・キヨン-カン・スヤン:キム・キヨン、勝ち
30組ビョン・サンイル-リュ・ウシ:ビョン・サンイル勝ち
31組キム・ミンホ-チャン・ウェイ:キム・ミンホ負け 
33組アン・ソンジュン-チャ・イパン:アン・ソンジュン、勝ち
 
36組ナ・ヒョン-シェ・オルハオ:ナ・ヒョン、勝ち
37組キム・ジソク-イン・イタオ:キム・ジソク、勝ち
40組イ・オドクドゥン-ポン・リヤオ:イ・オドクドゥン負け
42組パク・スンファ-タオ・シンラン:パク・スンファ負け
43組ホン・ムジン-シャ・チョンクン:ホン・ムジン負け
 
45組キム・ジョンヒョン-チャン・ウェイジェ:キム・ジョンヒョン負け


女子組49組・50組4ラウンド 
 
49組キム・チェヨン-ワン・チョンシン:キム・チェヨン、勝ち
50組キム・タヨン-リー・ホ:キム・タヨン負け



新奥杯は既存春蘭杯、百霊杯、夢百合杯に続き中国棋院が作った四番目の世界大会だ。 百霊杯は2012年にスタートし、夢百合杯が2013年から始めた。 この大会らと同じように新奥杯も隔年制で2年ごとに開かれる。 優勝賞金は世界大会百霊杯・夢百合杯(180万中国元-韓貨約3億2千万ウォン)より40万中国元(7千2百万ウォン)がより多くの220万中国元(韓価3億9千7百万ウォン)だ。 

メジャー世界大会は韓国が三星火災杯、LG杯二人(連勝戦・イベント大会や女流・新鋭大会など制限棋戦は除外)で今年21回目大会を進行または、準備中で、台湾も4年ごとに開催する応氏杯を現在まで維持している。 日本は1988年最初の世界囲碁大会である'富士通杯世界囲碁選手権大会'を作ったが、2011年第24回大会を最後に消えた。

第1回新奥杯本戦64強シード

中国シード(5人):柯潔、周睿羊、陳耀燁、古力、連笑
韓国シード(3人):姜東潤、朴廷桓、申真谞
日本シード(3人):伊田篤史、本木克弥、結城聡
台湾シード(1人):王元均
ワイルドカード(2人):李世石、時越 
 

新奥杯統合予選は5月24日から始めた。 今年は50組で行われて、次期大会からは前期優勝・準優勝者にもシードを与えて48組で開く予定だ。 韓国の本戦シード付与基準は世界大会優勝者(カン・ドンユン)、2016年4月基準韓国ランキング上位者(パク・ジョンファン)、国家代表常備軍(シン・ジンソ)だ。 

第1回新奥杯世界囲碁オープン戦は本戦64強賞金制だ。 本戦64強出場者中14人がシードであり統合予選では一般組で45人、シニア組(1972年1月1日以前出生棋士)で2人、女子組で2人、ワールド組で1人を選ぶ。 統合予選対局は韓国時刻午後1時から始める。 

本戦賞金は64強戦敗者に3万中国元、32強戦敗者に5万中国元、16強戦敗者に10万中国元、8強戦敗者に16万中国元、4強戦敗者に28万中国元が与えられる。 優勝賞金は220万中国元(韓価3億9千7百万ウォン)であり準優勝賞金が80万中国元(韓価で1億4千万ウォン)だ。 *1万中国元は韓価で約180万ウォン(2016年5月20日基準)

第1回新奥杯統合予選日程
5月24日一般組1~24組、女子組1ラウンド
5月25日一般組25~45組、シニア組1ラウンド、女子組2ラウンド
5月26日一般組・シニア組2ラウンド、女子組3ラウンド
5月27日一般組・シニア組3ラウンド、女子組4ラウンド
5月28日女子組5ラウンド

統合予選制限時間は各自2時間で1時間55分使用後秒読み1分5回をあげて本戦制限時間は各自2時間30分で2時間25分使用後秒読み1分5回を与える。 本戦64強から8強までは単盤トーナメントで進めて、準決勝は三番勝負、決勝は五番勝負に開かれる。 

本戦64強・32強・16強は今年11月5日から11月11日まで中国棋院で開かれて8強以後日程と場所はまだ決まっていない。 本戦では64強抽選対戦で32強まで進めて、16強からは同一国家や地域選手が会うのを避けるため毎回抽選する事を原則にする。 

新奥杯は 国際囲碁連盟、中国棋院、河北省体育局、廊坊市人民政府が共同主催して中国囲碁協会、河北省囲碁協会、廊坊市体育局が共同主管する。 タイトル スポンサーは中国新奥グループだ。 

スポンサー新奥グループは中国最大民間ガス会社で中国100個以上都市、6千万人以上の住民にガスを供給する。 中国、ヨーロッパ、北米でLNGを船舶燃料で供給する事業でも注目するほどの成長の勢いを見せている大企業として知られている。

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▲キム・ジョンヒョンはチャン・ウェイジェに半目差で敗れた。

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▲ウォン・ソンジンは統合予選決勝でホァン・ウィンスンに負けた。

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▲ 5月韓国ランキング4位キム・ジソク。 無難に本戦に上がった。

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▲シニア組で統合予選を通過したウィ・ビン。

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▲チョ・ハンスンはジョウ・ホシを破って本戦に上がった。

[写真協力|中国Sina囲碁]
原文記事:CYBERORO 

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予選4日目結果

  1組
  呉震宇(中) ○-× 志田達哉(日)

  2組
  汪濤(中) ○-× 許瀚文(中)

  3組
  陳瀟楠(中) ×-○ 許映皓(韓)

  4組
  黄雲嵩(中) ○-× 元晟溱(韓)

  5組
  李康(中) ○-× 許皓鋐(台)

  6組
  舒一笑(中) ○-× 陳亜峰(中)

  7組
  鄔光亜(中) ○-× 郭信驛(中)

  8組
  陳玉儂(中) ○-× 宋相勛(韓)

  9組
  周賀璽(中) ×-○ 趙漢乘(韓)

  10組
  潘昕瑋(中) ×-○ 韓升周(韓)

  11組
  牛雨田(中) ×-○ 富士田明彥(日)

  12組
  羋昱廷(中) ○-× 金東昊(韓)

  13組
  楊楷文(中) ×-○ 安国鉉(韓)

  14組
  朱元豪(中) ×-○ 白洪淅(韓)

  15組
  謝科(中) ○-× 李欽誠(中)

  16組
  蔣其潤(中) ×-○ 朴正祥(韓)

  17組
  范胤(中) ○-× 国宇征(中)

  18組
  辜梓豪(中) ×-○ 魏太雄(韓)

  19組
  張東嶽(中) ○-× 朴文垚(中)

  20組
  秦悅欣(中) ○-× 童夢成(中)

  21組
  黄靜遠(中) ○-× 李映九(韓)

  22組
  陳梓健(中) ○-× 王澤錦(中)

  23組
  范蘊若(中) ○-× 王裕子(中)

  24組
  李喆(中) ○-× 丁浩(中)

  25組
  王世一(中) ○-× 潘非(中)

  26組
  唐韋星(中) ○-× 黄昕(中)

  27組
  甘思陽(中) ×-○ 金起用(韓)

  28組
  范廷鈺(中) ○-× 李成森(中)

  29組
  許嘉陽(中) ○-× 王雷(中)

  30組
  劉曦(中) ×-○ 卞相壹(韓)

  31組
  張維(中) ○-× 金民浩(韓)

  32組
  胡躍峰(中) ○-× 沼館沙輝哉(日)

  33組
  賈依凡(中) ×-○ 安成浚(韓)

  34組
  檀嘯(中) ○-× 程宏昊(中)

  35組
  彭荃(中) ○-× 韓晗(中)

  36組
  謝爾豪(中) ×-○ 羅玄(韓)

  37組
  應一韜(中) ×-○ 金志錫(韓)

  38組
  胡耀宇(中) ○-× 佟禹林(中)

  39組
  陳賢(中) ○-× 孫騰宇(中)

  40組
  彭立堯(中) ○-× 李魚德東(韓)

  41組
  李銘(中) ○-× 羅洗河(中)

  42組
  陶欣然(中) ○-× 朴承華(韓)

  43組
  党毅飛(中) ○-× 黄奕中(中)

  44組  
     夏晨琨(中) ○-× 洪茂鎮(韓)

  45組
  江維傑(中) ○-× 金庭賢(韓)

  46組
  江鑄久(美) ○-× 呂浩鈞(美)

  47組
  俞斌(中) ○-× 王東亮(中)

  48組
  方天豐(中) ○-× 汪見虹(中)

  49組
  王晨星(中) ×-○ 金彩瑛(韓)
  曹又尹(中) ○-× 魯佳(中)

  50組
  李赫(中) ○-× 金多瑛(韓)
  張璇(中) ○-× 陸敏全(中)



本戦進出者

中国(35人)
呉震宇、汪濤、黄雲嵩、李康、舒一笑、
鄔光亜、陳玉儂、羋昱廷、謝科、范胤、
張東嶽、秦悅欣、黄靜遠、陳梓健、范蘊若、
李喆、王世一、唐韋星、范廷鈺、許嘉陽、
張維、胡躍峰、檀嘯、彭荃、胡耀宇、
陳賢、彭立堯、李銘、陶欣然、党毅飛、
夏晨琨、江維傑、俞斌、方天豐、江鑄久(ワールド組)

韓国(12人)
許映皓、趙漢乘、韓升周、安国鉉、白洪淅、
朴正祥、魏太雄、金起用、卞相壹、安成浚、
羅玄、金志錫

日本(1人)
富士田明彥

台湾(0人)