樊麾"イ・セドル途方もない圧迫でも一発飛ばして"
 
160315-ALP-30(0)
 ▲樊麾2段


以下の記事は3月15日世界日報にクォン・クソン記者が報道した <樊麾"イ・セドル途方もない圧迫でも一発飛ばして">を移した文です。 ○● [世界日報]記事原文


人工知能(AI)AlphaGoの初めての対局相手であったヨーロッパ囲碁チャンピオン 樊麾(写真) 2段がイ・セドル9段の4局勝利に対して“途方もない圧迫の中でも一発を飛ばした”として喜んだ。 

徹底的に統制される対局現場で中国ルール審査委員として参加して対局を見守った彼は“イ・セドル9段が大きい圧迫を感じた”として“特に1局でAlphaGoが思ったより強いということを感じてさらにそうだっただろう”と話した。 

樊麾は“イ・セドル9段が3局で‘ここで負けると敗れる’という考えでさらに戦うことを望んだ”として“対局を眺めて終始イ・セドル9段の闘志が感じられた”と状況を説明した。 とうとう4局で適切な一撃の瞬間を待って‘一発(78手)’を飛ばして勝ったと彼は強調した。



AlphaGoは5ヶ月前より実力が強くなったとのことが対局後の分析だ。 昨年10月AlphaGoとの対局で5対0で敗れた彼は“AlphaGoは今とても強い。 毎日訓練して発展するため”と話した。

樊麾は特に“AlphaGoは2局で美しい試合をした”として“特に37手は人間が打つことはできない美しい手であった。 ある中国人解説委員はこの手を見て1時間の間泣いたという”と話した。 

 
樊麾は自身がAlphaGoを相手にした時“時間に追われて失敗が多くなった。 そして3局まで負けては自信を失った”として“この側面でイ・セドル9段は本当に強い。 彼はさらに強く戦った”と驚いた。

それと共に“多くの人々が人工知能がいつか人間を支配して危険になるのではないかと尋ねるのだがそのようには考えない”として“機械は感情がなくて囲碁を楽しむこともない。 機械があえて人間を支配するとは思わない”と一蹴した。

原文記事:樊麾"イ・セドル途方もない圧迫でも一発飛ばして"