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[チャレンジマッチ]イ・セドル1局敗北、プロ棋士18人の反応は?
 
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 ▲ 1局終了後プレス ブリーフィングを待ってじっと考えているイ・セドル9段。
 

予期しない結果であった。 イ・セドルの1局敗北に囲碁界は衝撃に包まれ、5-0勝利を予想した韓国棋院は沈痛だった。 中国マスコミでは"囲碁界に地震が起きた"と報道した。 人類の自尊心を守るように願っている人々も衝撃を受けた。

AlphaGo開発者であるデミス・ハサビス GoogleディープマインドCEOは"今日は歴史的な瞬間"と話した。 対局を見守ったプロ棋士は"AlphaGoはすでに最高級プロ棋士の実力"と評した。 1局内容と結果に対するプロ棋士の反応を集めた。

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▲イ・セドル9段が対局開始を待って瞑想している姿。
 

・ユ・チャンヒョク9段(国家代表監督)
"私たちが知っていたAlphaGoではなかった。かえって人間のような感じだった。"
 
・キム・ソンリョン9段
"プロ棋士ならば非常に時間を使わなければならない場面でかえってはやく打った。"
 
・ヤン・ゴン9段(棋士会長)
"もし2局でも負けるとAlphaGoの自戦解説を聞きたいという話が出るかも知れない。"
 
・ハン・ジョンジン9段
"相手を意識しないで対局するということが勝負にどれくらい大きい影響を及ぼすのか再び知るようになった。"
 
・キム・ジソク9段
"布石で不利に出発し全体的に流れが良くなかった。双方失敗をしたがAlphaGoの方がよりよく打った。"

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▲ 1局でイ・セドル9段が石をおさめた場面。 2時間の制限時間のうち28分28秒を残していた。


・チェ・ミョンフン9段
"序盤に異例的な手を駆使したがAlphaGoの実力を軽視した側面がないかと思う。"
 
・チョ・ヘヨン9段
"恐れを与えるのは実力の限界を表わさないで完勝をおさめたということだ。"
 
・ペク・ホンソク9段
"失敗がないことにとても驚いたし新鮮な衝撃を受けた。"
 
・パク・ジョンサン9段
"5-0勝利を予想したひとりとして衝撃を受けた。私が敗れたような気持ちだ。最後まで冷静さを維持するなど十分に勝つ能力を備えている。"

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▲イ・セドル9段とデミス・ハサビスCEO。

・キム・チャヌ6段
"有利になった時に勝つ道を確実に見つける能力を持っている。"
 
・イ・ドンフン5段
"予想通り計算も早いだけでなく読みも深くて持ちこたえる力もある。" 
 
・イ・ホボム5段
"短期間でこれほど実力が伸びるのは人間ならば絶対不可能だ。5年、10年勉強しても大変だ。"
 
・イ・ヒョンオク8段
"AlphaGoが大きい失敗をしたにもかかわらず淡々と打っていった。人間ならば当然慌てる表情になっただろう。"

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▲現場では事実なのか噂なのかチャレンジ マッチを目前にした時点で世界大会優勝経歴がある中国プロ棋士が英国に行ってAlphaGoと対局を行って勝って負けたという声が聞こえてきた。


・キム・ユンヨン4段
"コウを一度もしないのが本当に衝撃的だった。"
 
・キム・ミンホ2段
"今まで囲碁をものすごく長く習ったがAlphaGoを見ると虚しい。"
 
・樊麾2段
"プロ棋士のひとりとして衝撃を受けた。おそらくもう全てのものが変わるだろう。" 
 
・コ・ジェ9段
"イ・セドル9段が後半に失敗が多かったしAlphaGoも失敗をしたがますます安定的だった。驚くべき結果に、残った対局を予測する事が難しくなった。AlphaGoが全て勝つかと思うと恐ろしい。"

・ヤン・ジェホ9段(韓国棋院事務総長)
"イ・セドル9段が最終的に負けるとは思わない。もう少し緊張して最善を尽くすならば勝つことができると信じる。"

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▲去る6日、娘が留学中であるカナダから帰国してイ・セドル9段と共に過ごしている妻キム・ヒョンジンさん(33)と娘ヘリムさん(10)。
 
原文記事:ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 

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崔哲瀚 「イ・セドル、8手で囲碁不利になった」
 

 
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 ▲全世界が注目した。 そして革命が起きた。 わずか半年学習した人工知能AlphaGoが世界最強イ・セドル9段との初めての対局で勝った。


メンブン(メンタル崩壊)’という単語がこのように切々と体感されたことがあっただろうか。 

世界最高のプロ棋士。 100年に一回出てくるかどうかの天才イ・セドル9段がわずか半年間囲碁を学習した人工知能‘AlphaGo’に負けた。 19路盤で互先で。 

AlphaGoを開発したGoogleチームは歓呼した。 開発を主導したGoogleディープマインドCEOデミス・ハサビス博士は“私たちは月に着陸した”とツイッターを使って自分たちの成果を祝った。 対局場から出たイ・セドル9段は苦笑して“本当に驚いた”と言った。 



全世界が驚いたが囲碁界に伝えられた衝撃波も並大抵ではない。 
 
特にプロ棋士の衝撃が大きい。 上手であるほど囲碁を深く知っている。 国家代表チーム訓練室で、研究室で、各自の空間でイ・セドルが人工知能に負ける姿を見たプロ棋士は驚いた。 

5ヶ月前のAlphaGoではなく、本当にプロ棋士の技量を備えた姿で現れた。 
チェ・チョルハン9段とキム・ジソク9段、シン・ジンソ5段に感想を聞いてみた。 

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▲AlphaGoと対局するイ・セドル(右側)。イ・セドルの姿は緊張しているということが感じられる。 左側AlphaGoの手の役割をして着手する人はAlphaGoを製作したGoogleディープマインドの開発者のうち1人であるAja Hunagさんだ。


チェ・チョルハン9段に尋ねた

-今日のイ・セドルvsAlphaGoの対局を観た所感は? 
 
“衝撃を受けた。 パク・ヨンフン9段を含んでプロ棋士何人かと検討して見たが本当に本当に皆衝撃を受けた。 ‘本当に強い’ ‘本当に強い’ ‘話にならないね’を連発した。”

-昨年10月AlphaGoはプロ棋士の水準ではなくてアマチュア上位圏程度である実力と評価されていた。5ヶ月間で改善された姿を見せたがどの程度の実力だと見るのか? 
 
“プロ実力は確実で、ランキング上位圏にとっては押されるようだ。 最高級ではないだろうか。”

-イ・セドル9段はなぜ負けたのだろうか? 
 
“囲碁TVでイ・セドル9段の表情を見たが、相手が意外に強かったし圧迫まで入ってくると心理的に揺れたようだった。 このように打つとは思わなかったことが明らかで、慌てただろう。” 

-内容的にはどうだったか? 
 
“七手目が良くなかった。”

-ええ、七手目ですでに問題があったと? 
 
“変則布石を使ったがAlphaGoが右上隅に一間にかかるとすぐに良い進行が出てくるのは難しかった。 いや、すでにかけられた瞬間ちょっと難しくなった。”

-そんなに序盤に問題手が出てくるものか? 
 
“それだけ布石というのは恐ろしいのだ。 イ・セドル9段は布石にもう少し気を遣わなければならない。 その後、小規模戦闘が起きるのだがAlphaGoが賢く戦ってイ・セドル9段を責め立て結局優勢を捉えた。”


▼黒1がイ・セドル9段の容貌であり問題手。 AlphaGoはイ・セドルの新手であった黒1(七手目)を見るとほとんど時間を使わないですぐに応酬した。 AlphaGoの一間ガカリはイ・セドル9段の問題手を困らせる手であった。 シン・ジンソ5段は黒が低姿勢で右辺に偏在されているのを知ることが出来ると話した。
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▼序盤上辺戦闘で果敢に戦ったAlphaGoが早目に優勢をとらえた。 局後イ・セドル9段は序盤戦闘失敗を敗因と見た
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-今後残った対局展望は? 
 
“序盤に気を付ければ良い。 明日は白番だ。 コミ7目半で大きい。 有利だ。 よくやり遂げられるようだし。 シリーズは結局3-2になりはしないかと思う。” 

- 4-1ではなくて3-2なのか? 
 
“急に変更した。 ハハ”

-AlphaGoの棋風あるいは技量は? 
 
“よく打つ時はよく打って、人間が見るとぎこちない手も打つ。 起伏がある。”

-中盤左下方面接戦でAlphaGoが滅びたと解説者は口をそろえた。 
 
“滅びなかった。 検討してみるとAlphaGoの深い意味があった。 AlphaGoは部分的に受けても先手を捉えて右辺勝負の賭けを飛ばそうとしたのだ。 一緒に研究する棋士もその意を悟って驚いた。 私たちの間でもうAlphaGoは‘囲碁神’としてあがめられている^^” 

-チェ・チョルハン9段も人工知能と対決してみたいか? 
 
“自身はあるのだがとても打ちたくはない^^”



キム・ジソク9段に尋ねた

-AlphaGoが樊麾2段と打った10月バージョンは樊麾2段があまりにも失敗が多くてAlphaGoの失敗が分かりにくく、また、AlphaGoの実力がまだプロ水準に至らないという話が多かった時期にもキム・ジソク9段はイ・セドル9段との勝負を予断しにくいこともあると言った少数派であった。 

 
“囲碁分野ではないがマシンラーニングと関連して人工知能がゲームを学習していく過程が入れられた映像に接したことがあった。 後ほどAlphaGoが登場した時マシンラーニングが何か知っていたので人工知能のはやい成長速度を私たちの常識で判断してはいけないと考えた。 そうであることはしても応援する心もあってイ・セドル9段が5-0で勝ったらと思って望んだがすでに初戦を負けた。” 

-イ・セドル9段はなぜ負けたのだろうか? 
 
“直接打たないで側で見た人が判断する事は難しいが、イ・セドル9段の失敗が全体的に多かった。 何かイ・セドル9段らしい囲碁ではなかった。 もちろんAlphaGoがすごい事もあるが。”

-AlphaGoの棋風や技量に対しては? 
 
“棋風はよく分からないし、最も勝つ確率が高い手を選び出す方式を使うと聞いたが確かにそうするとみられる^^” 

-変わったAlphaGoはどうだったか? 
 
“私が考えていた範囲を超えた。 レベルが高かったという話だ。 ところが私はひょっとして人間が手を使ってみることができないほど優れるのではないかと思ったが、今日見るとAlphaGoも失敗をする。”

-AlphaGoの実力は? 
 
“プロ上位圏として見なければならないようだ。 心理的にも、コンピュータが間違って受け入れるのではないかと思う期待をしてはいけないようだ。 

-指摘されてきた以前のAlphaGoの弱点はたくさん改善されたか? 
 
“直感や創造力のようなものは人工知能専攻者ではないのでよく分からない。ただ思ったよりよく打つと考えて、今日の囲碁だけ見ては時代遅れのスタイルなのかどうかもよく分からない。 序盤上辺戦闘だけ見てもしばしば出る変化ではないので…。 上辺に関して話すならAlphaGoの手法は頷ける。” 

-キム・ジソク9段も人工知能と打ってみたい? 
 
“打ってみたい。 気になる。 イ・セドル9段本人はどう思うかわからないが世界大会決勝に臨むという気持ちで臨んだら良いだろう。 今日の新手は本人が確信した中で打ったのかも知れないが。”

-どのように予想するか? 
 
“今日の対局を基準として見るならコンディションだけ見ても4-1や3-2で十分に勝つことができるようだ。 コンディションを落とすと100%勝つと言うことはできないが。 少なくとも人間側が息も休めない程ではないようだ^^”

-他のプロ棋士らと一緒に見たか? 
 
“国家代表チームと見たが皆びっくりした。 すでに序盤から皆驚いて本当にAlphaGoはよく打つといっていた。” 
 


シン・ジンソ5段に尋ねた 

-今日のイ・セドルvsAlphaGo第1局は誰と見たか? 
 
“若手と一緒に研究した。 皆序盤に上辺戦闘が起きる時までも‘かなり打つね’という表情であったのだがイ・セドル9段が中押し負けすると当惑が歴然だった。” 

-AlphaGoから失敗も多かった。 
 
“失敗の質が重要だ。 序盤にはほとんど仕損じなかったし中盤に入っては勝負を誤らせるほどの失敗はなかった。 イ・セドル9段がその失敗を叱ってずっと得点を上げたのだが逆転できなかったことを見ればイ・セドル9段が序盤に滅びたといっても過言ではない。” 

-AlphaGoはどの程度の実力か? 
 
“イ・セドル9段と対局に入る前にはAlphaGoがこれまでいくら実力が増えても定先程度であることでそれもイ・セドル9段が無難に勝つだろうと考えたが1局で互先で侮れないことを見せた。 他の一流棋士(コ・ジェ、パク・ヨンフン…)と正面対立するとしても少なくとも厳しく勝負してみる必要があるようだ。”

-人の直感から始まった創造的プレーのようなものがAlphaGoで発見されたか? 
 
“動きは大丈夫だった。 事実樊麾2段との対局でも感覚は良いと見た。 1局一勝負だけ見てはよく分からないことあったりしたが戦闘的という感じを受けた。 それも先に戦いを挑むスタイル。”

- 2局からはどんな様相になろうか? 
 
“それでも今まではイ・セドル9段に比べて弱いと思うことではある。 今日のAlphaGoが勝つ程打ったことか失敗をしたことかはよく分からない。ただ失敗をしたことならば弱いことだ。 後にはとても容易な部分でも失敗をした。 そのために微細だった。 (勝利を大言壮語するには)危険だ。 思ったより打ったことは判明されたので3-2で勝つようだ。” 

-人工知能と打ってみたいか? 
 
“打ってみたい。 私ならば人と打つように打つと思う。 五番勝負ならば3勝以上取り出す自信がある。”

-AlphaGoを眺める今どんな心情か? 
 
“初めには、オ、おもしろいねと感じたが今は衝撃を受けた状態だ。 一方多くの人々が囲碁に関心を持って良い。 私たち若手はKBS放送とサイバーオロ対局室を観て検討した。 ^^” 
 
原文記事:崔哲瀚 「イ・セドル、8手で囲碁不利になった」



タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM
 

AlphaGoの勝因は冷静さ
1局を見た各界の反応
 
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思ったより強かったAlphaGoの威力の前に衝撃的な敗北にあったが、イ・セドルの敗北をいうにはまだ早い。 1局直後開かれた記者会見でイ・セドルは"まだ勝利の可能性は半々"としながら明るい表情だった。 あたかも1ラウンド探索の動きの結果'敗れはしないようだ'という期待感を伺えるようにした。 

今日の1局敗北はAlphaGoとの初めての対面なのでそうだとしておこう。すぐに明日から反撃を始めてずっと4連勝をおさめるシナリオはまだ有効だ。歴史的なイ・セドル-AlphaGoの対局が広がった今日(9日)各界各層有名人のコメントを肉声をSNSを通じて収集してみた。 



イ・セドル(人間代表)
AlphaGoにとても驚いた。事実負けると思っていなかった。序盤AlphaGoが対局を級む能力に驚いたし難しい場面で考えて難しい勝負の賭けを打って驚いた。衝撃ではあるがとても楽しく打ったし今後の囲碁も期待される。今日の布石で失敗したがこの点を克服すれば勝利できるようだ。もう5対5の勝負ではないかといえる。 プログラムを作った方々に深い尊敬心を伝える。 

テミス・ハサビス(ディープマインドCEO)
まず戦闘的な盤面運びと創意的スタイルで有名になったイ・セドル9段に尊敬の念を表わす。今日のAlphaGoの結果をうれしいと考える。これからがスタートだ。イ・セドル9段の新しい戦略にAlphaGoがどのように対処するのか期待される。

デービッド・ シルバー(ディープマインド チームリーダー)
今日の興味深い対局に多くの方々が喜んでいるようだ。立派な対局を行ったイ・セドル9段に感謝する。今日の対局はAlphaGoの能力限界値まで行ったようだ。今日成し遂げた業績に自負心を感じて技術的エラーなしで行事が終わってうれしいと考える。今後の展望は予測不可だ。 

クリス・ガーロック(アメリカ囲碁協会副会長)
手に汗握る歴史的瞬間だ。初めから最後までとても大きな感動を受け、AlphaGoの知能を見たようでとても震えて心臓薬でも飲まなければならないようだ。 

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▲ 1局終了後インタビューを終えたAlphaGoチームとイ・セドル。


キム・ソンリョン プロ
イ・セドル9段やプロ棋士全てにとって衝撃的だった。解説して感じたことはAlphaGoは失敗をしても始終一貫冷静を維持したのが違っていた。AlphaGoの勝因は冷静さであるようだ。

ハン・ジョンジンプロ
対局を見て今一度感じるが相手を意識しないで対局をするということがどれくらい勝負に大きい影響を及ぼすのかわかるようになった。明日2局でもイ・セドルがAlphaGoを意識しないだろうかと甚だ心配になる。

イ・ホスン プロ
AlphaGoがこのようにはやく成長できるということに今一度驚かざるをえない。しかし明日からイ・セドル9段は対局に臨む姿勢が異なるだろう。 

ハ・ホジョン プロ
まだショックから立ち直る事が難しい。私がこうなのでイ・セドル9段はどれほどか。しかし認めなければならない程AlphaGoは強かった。あちこちで聞こえてきたAlphaGoに対する情報提供は事実だったことだ。しかしまだ終わった事ではない。イ・セドル9段がすばやく気持ちをぐっとつかんで明日から頑張るように願うだけだ。

コ・ジェ(中国プロ)
イ・セドルが60%の勝率にはなるだろうと見たが結局イ・セドルが負けた。AlphaGoはディープラーニング(深層学習)がとても発展しているようだ。

ワン・ウォンジュン(台湾プロ)
最高水準の人間と、極に達した先進技術との対決で(イ・セドル9段は)人類の自尊心を守らなければならない。まだ終わっていない。すべての人々は見逃すな。 

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▲この日対局現場にはパク・ウォンスン ソウル市長(左側)が訪ねてきて高い関心を現わした(写真出処=フェイスブック)。 


パク・ウォンスン(ソウル市長)
現場で前半部を観戦してきた。AlphaGoの実力がすごくて創意的な手を打って驚いた。事実今日の対局は勝敗よりは人類と人工知能がどのように共生するのか悩む初手に位置するだろう。

ウォン・ユチョル(国会ギオフェ会長)
囲碁は創造的ゲームなのだがAlphaGoが世界最強イ・セドル9段に勝ったというニュースにかなり驚いた。技術の進歩的側面では本当に驚くべきだ。明日はイ・セドルが勝つだろう。 

アン・チョルス(国会議員)
内心イ・セドル9段が勝つことを願ったが残念だった。私も驚いたし世界がびっくりしただろう。明らかなのは結果と関係なく人類は偉大さとみすぼらしさを同時に感じることになるだろう。 

チョン・セギュン(国会議員)
イ・セドル9段は天才、AlphaGoは集団知性だ。私は集団知性を重視するが、しかしイ・セドル9段が韓国人なので彼を応援する。AlphaGoも結局人が作ったことであるから、一人の知能は複数の人が作った人工知能に負けることもある。 

パク・ヨンソン(国会議員)
世紀の対局開始直前イ・セドル9段は目を閉じ、可愛い娘と写真を撮り、緊張感の中で笑いを失わなかった。疲れない人工知能と対決する'飛禽島(ピグムド)の少年'イ・セドルを応援する。 
 
原文記事:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM 

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