【韓国女流リーグ】2016MDM韓国女流囲碁リーグ3R 1G　日本から来た藤沢里菜デビュー戦勝利 : 【nitro15】

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[女流リーグ]日本から来た藤沢、成功デビュー戦

▲韓国女流囲碁リーグ舞台に日本棋士として初めてデビューした藤沢里菜3段が2勝を記録中だったイ・ユジン初段を破ってデビュー戦を勝利で飾った。

2016MDM韓国女流囲碁リーグ3R 1G
麟蹄ハヌルネリン、コムソ塩に2-1勝利

韓国囲碁界に日本人傭兵時代を開いた主人公である藤沢里菜3段が初めてデビューした試合からチーム勝利に重要な役割を果たした。

藤沢は3日夕方囲碁TVスタジオで開かれた2016MDM韓国女流囲碁リーグ3ラウンド1試合に麟蹄ハヌルネリンの長碁対局走者に出て扶安コムソ塩のイ・ユジン初段を破った。この勝利はチーム同僚オ・ユジンの敗北を挽回する同点打になって最後の走者パク・テヒにバトンを渡してチームの2-1勝利を繋いだ架け橋になった。

18才新鋭藤沢は'怪物秀行'として名をはせた藤沢秀行9段の孫娘としても有名だ(父もプロ棋士だ)。日本棋院女流棋士特別採用最年少入段(11才6ヶ月)と日本女流棋士最年少タイトル獲得(15才9ヶ月)記録を立てた有望株だ。韓国出身の洪清泉門下で習って実戦的な碁を打つ。

1敗後2連勝で逆転勝ちした麟蹄（インジェ）ハヌルネリンは三チームが形成中だった共同3位圏から単独3位に出た。麟蹄はディフェンディングチャンピオンだ。反面扶安コムソ塩は昨年から麟蹄ハヌルネリンに3敗目にあって6位に降りてきた。

▲ キム・ヘミン-オ・ユジン。主将対決でオ・ユジンが序盤下辺で一間走った手が切れて薄さを招いた反面キム・ヘミンは全般的に安定した運営を見せた。

▲ パク・テヒ-キム・ヘリム。序盤不利な点を克服して中盤に頑張ったキム・ヘリムが後半に入って疑問手を連発するとすぐに囲碁TVチェ・ミョンフン解説者は実戦が不足したようだといった。実戦が不足すれば中後半に突然おかしな事が出てくるという説明だ。

8チーム間の角逐場である2016女流囲碁リーグは4日西帰浦（ソギポ）チルシムニと京畿ホバン建設の3ラウンド2試合につながる。対戦はオ・ジョンア-パク・ジヨン、ムン・ドウォン-クォン・ジュリ、キム・ミリ-キム・ユンヨン。創立後まだ勝利がないホバン建設がどんな結果を出すのか注目される。

正規シーズン上位四チームがポストシーズンに上がって最終順位を争う女流リーグの賞金は1位6000万ウォン、2位4000万ウォン、3位2000万ウォン、4位1000万ウォン。これとは別に正規シーズン毎対局の勝者は100万ウォン、敗者は30万ウォンを受ける。

▲開幕戦を敗れた後2連勝でペースを見つけたキム・ヘミン7段(30)。

▲中国でエリートマインドゲームズを行って対局前日遅く帰ってきたオ・ユジン2段(18)。

▲チーム勝利への足がかりを置いた藤沢里菜3段(18)。 "熱心に打つ"という覚悟を伝えた。

▲大石を攻撃したが実にならなかったイ・ユジン初段(23)。

▲チーム勝利を決めたパク・テヒ初段(22)。

▲成績が良い時とそうではない時の浮き沈みが大きいキム・ヘリム2段(24)。

▲扶安コムソ塩は昨年から麟蹄ハヌルネリンに3連続1-2で敗れた。

▲ディフェンディングチャンピオンである麟蹄ハヌルネリンは昨年には台湾の最高スター黒嘉嘉を、今年は日本の新星藤沢里菜を迎え入れた。