○●…趙治勲、決勝戦不戦敗 

趙治勲9段(59)が決勝戦を不戦敗した事実が一歩遅れて知らされた。 9月28日発売された日本の囲碁週刊誌によれば趙治勲-結城聡間の第24期竜星戦決勝が8月7日スタジオ対局の予定であったが(放送は9月28日予定)一日前に趙治勲から妻が危篤で不戦敗してもかまわないとの意思表明があった(夫人は次の日死去).

 

▲ '命をかけて置く'というかたい信念を持っている趙治勲9段だが闘病中であった妻の看護で決勝戦を棄権した。

TV棋戦の決勝が不戦敗になるかもしれないという事態に主催社である囲碁・将棋チャンネルと日本棋院、関西棋院は緊急協議をし、その結果、結城聡9段(43)の不戦勝で決めた(日本の放送棋戦はたいてい放映後対局結果を公表する).

結城聡の竜星戦優勝は10年ぶりであり二回目. 趙治勲は現在日本最多である74回優勝記録を持っている。 一手30秒、途中1分考慮時間10回を使用できる竜星戦の優勝賞金は500万円(約4900万ウォン).