[舌戦說戰] '神懸かりの'コ・ジェ、'油断した'コ・ジェ
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原文記事:[舌戦說戰] '神懸かりの'コ・ジェ、'油断した'コ・ジェ韓・中国未来天元戦観戦評
▲ 2ラウンドでイ・ドンフンと対局中であるコ・ジェ(左側).[キム・グラの舌戦説戦-第6回]'盤上のグラ'キム・ソンリョン9段.強大な口が立つことを自慢して得たニックネームだが派手なアドリブでも、取るに足らない雑談でも付け加える水準ではない。瓜二つである解説とは距離が遠い、率直溌剌直線的な語法でファンたちを楽しませる。毎週サイバーオロが蓆を敷く。週間観戦評'キム・グラの舌戦説戦'.韓・中国未来天元戦中国、上海で韓中未来天元戦が開かれた。 これまで国内棋戦で私たちと共にしたバッカス杯天元戦が惜しくも(?) 方式を変えたのだ。 韓国物価情報杯が囲碁リーグ チームに入って暫定中断されたようにもう一つの棋戦が違う方式で席を移した。時代により大会も変化するのは確かだが正直見てばかりいる立場では虚脱感を覚える。 笑い話のようだがもう全体棋士が参加できる棋戦は片手だけで数えられるという話まで聞こえる。昨年は日本のグロービス杯と中国の利民杯が青少年世界大会の扉を開いた。 少ない費用で大会を作ってもまず若い選手たちは賞金が多かれ少なかれ熱心に置くのに効果は大きい。 日本の場合、現在誘致している国際大会もないところに可能性がある日本新鋭が参加できる舞台を作ったことに大きい意味を置いている。▲開幕式でバッカスを持ち上げて見せている中国選手団.さらに中国のティーンエージャーはすでに世界頂上レベルではないのか。 中国の最高級ティーンエージャーが出場するこの大会は世界大会と比較しても級が大きく離れていない。 低費用高効率を探すスポンサーの立場では魅力的だった所だ。 反面私たちは優勝できる戦力を送りだすことはできない大会をあえて先に作る理由がなかった。 経験を積む効果が大きいものの、私の考えはそうである。6月初めに終わったメジオン杯でシン・ジンソ、キム・ジンフイ、チェ・ジョンがついに中国に勝って優勝して今回の韓中未来天元戦に参加する中国選手たちの級が大幅に引き上げされた。中国チーム5人の選手はコ・ジェ(ランキング2位),ミ・ウィティン(ランキング3位),パン・ティンウィ(ランキング11位),チャオ・チョンウィ(55位),ウィ・ズイン(90位). これは農心杯か何かの選手団でもなく、一言で5対局中3対局は無条件で勝つという意だ。 私たちもこの程度の選手で構成するならばキム・ジソク(2位),イ・セドル(3位),イ・ドンフン(8位),シン・ミンジュン(55位),チェ・ジョン(76位)は出てこなければならない(実際に少なく見てもとても立派なチームだ。^^;)ところが実状はこうした。 イ・ドンフン、シン・ジンソ(30位),シン・ミンジュン、ペク・チャンヒ(100位圏の外. ところが選抜戦でナ・ヒョンに勝利),オ・ユジン(100位圏の外). 出発する時から一勝負よく学んでこいと激励でない激励をしなければならない境遇だ。
6月17日大会初日大会場所は上海南京路(韓国で言えば明洞(ミョンドン)の真中)にあるワンバオヒ ホテル. 農心杯宿舎で有名なところだ。 不思議な事に囲碁大会を行う日なら上海は常に雨が降る。言葉には出さなくても私たちの戦力が弱いということは私たちの選手たちもすでにわかっている。 だが、幼い選手たちは計算下にあらかじめあきらめる大人たちとは違う。 かえって負けん気ができてさらに強くなるということがこれらの強みだ。▲上海の夜道. 黄浦江に沿って建てられた建物には過去の情緒がまだ生きている。初日の'ヒット'は断然シン・ミンジュンだった。 この対局をする前までシン・ミンジュンの今年の公式対局戦績は21勝11敗だ。 最近梦百合杯世界大会本戦に上がって囲碁リーグ成績もますます良くなっている。 私たちにはシン・ミンジュン、シン・ジンソ'両シン'がみな良く知られているが、中国ではシン・ジンソだけ有名だ。 我が国で二人の棋士を紹介する時と中国で紹介する時、反応がかなり違ってシン・ミンジュンがきまり悪い時がとても多い。さらにそのままシン・ジンソの兄と覚える人も多い。 このようになったところには(入段する時の時点を基準として) 2000年生まれの中には中国でもシン・ジンソに当該する棋士がいなかったためだ。 反面シン・ミンジュンのように99年生まれは中国もすでに並んでいる。 大きくては目立たなかった時も単に一才差、一才幼いという理由で'注目の程度の差'が大きかった。▲記者会見に参加したコ・ジェ"私が中国新鋭を代表する棋士だと考えることはないけれどそうなれるように努力する。"シン・ミンジュンの相手はコ・ジェ. 年齢は2才差しかない。 言い換えればシン・ミンジュンの才能ならば2年後にはコ・ジェ程度になり得るという意だ。 考えてみると2年前コ・ジェは現在のシン・ミンジュンよりましではなかった。今コ・ジェの最も大きい長所は自信だ。 誰と置いても常にはやく置いて相手の気を殺す。 手の精巧さは私たちの幼い棋士らと大きく差はないが、感覚が優れて、勢いにとてもよく乗る。 そうした点では古力に非常に似ている。 反面弱点は生意気すぎる事だ。 そうするうちに弱い相手にもよく負ける。 この日コ・ジェはシン・ミンジュンに正しく捉えられた。▲ <場面1 /> 黒1の一手. A・B味わうことにぴったりかかった。 このような手を対比できなくて当てられたというのは油断したと見られる。 プロには見られない水準の手だ。 1次戦はシン・ミンジュンの勝利が決定打になって3:2で私たちが勝った。 強大陣容が出場した中国選手団のために関心が傾いたが,この派手なチームに対抗して私たちが1次戦に勝って興行にさらに火が付いた。大会方式は各チーム5人が1,2次戦2番を対局してたくさん勝った側が勝利してもし5:5になれば2次戦で主将戦に勝った側が優勝することになる。 この方式は中国の招商地産杯団体戦大会方式のようだ。 換言すると2次戦主将戦は二対局の価値がある。▲ 1ラウンドでコ・ジェを折ったシン・ミンジュンは1ラウンド3-2勝利に決定的な貢献をした。6月19日開かれた2ラウンド2次戦で私たちが主将戦に勝つという仮定の下、残りの4対局中1対局だけ勝っても優勝できる計算が出てきた。 主将戦が大きく重要だった。 賞金は5,000万ウォン、1人当り1,000万ウォンならこれらには小さい賞金でない。 主将戦は1次戦の恥さらしを正確に当てられたコ・ジェが意気込んで出てきた。 事実コ・ジェがランキングは高いけれど、親善性格を帯びた大会であることを推し量れば先輩であるミ・ウィティンとパン・ティンウィが出てくる方がさらに合うかもしれない。だが、私たちのイ・ドンフンが主将として出ることが確実な状況で中国はコ・ジェカードをさっさと使おうとしたのだろうか。 相手戦績1勝1敗なので特に強いことではない。 推測してみようとするなら'生意気なコ・ジェ'が自ら望んだようだ。イ・ドンフンとの対局はコ・ジェの'ワンマンショー'と言っても過言ではない。 事実コ・ジェは明らかに魅力がある。 よく置く時を見れば"生意気なことぐらいはこらえなければならない。"という気がするほど良い手が多くて習う素材も何度も出てくる。▲ <場面2 /> 白1で黒は隅の変化にかかった。 まずAならば黒が捕えられる。 辺はB-Fまで花見コウ。 一手で黒は台無しになった。 このような状況では黒はただ持ちこたえなければならない。 黒4に白5,7の手順. 昔の‘坂田の棋譜’シリーズでも見られそうな手順. 石の効率を最大化させる方法の手順だ。 (さらに詳しい解説は今後アップデートされる動画参照)コ・ジェは明らかに全盛期に進入した。 イ・ドンフンのために弁解をほどほどにしようとするなら"この日は仕方なかった。 相手が神がかり的に強かったのではどうするだろうか?"と言いたい。主将戦を負けて1,2次戦合計4:6で私たちは負けた。 当初中国に出発する時を考えれば善戦したが1次戦を考えれば物足りなさが残る。 中国は勝ったが、最強のメンバーを出場させて私たちの地位を高めた。 負けたが利益を得た大会. 久しぶりに感じる気持ちだ。携帯電話にメールが一通来た。 発信者は韓国棋院だ。 'ハン・チョルギュン8段が喜んで寄付した後輩奨励寄付金(1,000万ウォン)は今回の梦百合杯参加棋士の支援金として支給されました。'という内容だ。"先輩立派です。 MARS気を付けてお元気で。"
▲中国最強メンバーを相手によく戦った韓国新鋭棋士. たとえ負けたが、ただ負けたということはできない対決だった。
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