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記事原文:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM不惑イ・チャンホ"二人の娘と遊ぶのが幸福"いつのまにか不惑、娘をもつパパ イ・チャンホ インタビュー
▲ソウル、馬場路(マジャンノ)韓国棋院に置かれた自身のハンドプリンティング前に立ったイ・チャンホ.韓国棋院が2005年韓国現代囲碁60周年をむかえて作ったものだ。(写真=中央日報クォン・ヒョクチェ カメラマン)イ・チャンホ(40)は勝負師の定石だ。 '石仏'というニックネームのように冷厳な勝負の前でも一寸も揺れることがない。 碁盤でいくら血風が吹いても彼の顔はいつも静かだ。 茵乃偉は最も印象深い棋士を尋ねた質問にイ・チャンホを挙げて"対局する時目つきで感じられるカリスマが圧倒的だった"とした。イ・チャンホは6才だった1981年におじいさんイ・ファチュンの手に引かれて囲碁に入門する。 3年後である84年にチョ・フンヒョンの内弟子になった。 11才で入段したイ・チャンホは師匠を折って1人者にのぼる。 92年東洋証券杯で最年少で世界チャンピオンを占めた以後からは10年間余り独歩的な最強者であった。歳月が流れて'天才少年'イ・チャンホも不惑をむかえた。 これまで石ころのように感情がないように見えた彼も大いに変わった。 この頃は囲碁が不利ならばたびたび慌てた表情をする。 失敗をして首を横に振って舌を打ったりもする。 このような彼をユ・チャンヒョクは"イ・チャンホが少し人間らしくなったようだ"と話した。 イ・チャンホに会って変わった近況と囲碁話を聞いてみた。▲ 1986年プロに入段した当時のイ・チャンホ(11才)。(写真=中央フォト)
この頃どのように過ごすのか。
二番目の娘シヨンが生まれて100日程度になった。主に家で妻と赤ん坊を見る。赤ん坊が生まれる時はママに似たようで良かったのだが大きくなり私にたくさん似てきたようだ。最近も囲碁勉強をするのか。
家で時々囲碁勉強をしようとするのだが容易ではない。囲碁勉強をしようとすると最初の娘ソジョンがきて碁石をみなごちゃごちゃにする。すると娘と碁石遊びをしたり他の遊びをしなければならない。囲碁以外に他の趣味があるのか。
散歩することのほか特別な趣味がない。 コンピュータの使い方がわからない。 家にコンピュータがあるが使おうとは思わない。 インターネットで解決しなければならないことは妻がする。 携帯電話も電話とメールの他には使い方がわからない。 娘に学ばなければならないようだが教えてくれるかわからない。囲碁を始めて30年を越えた。まだ囲碁がおもしろいのか気になる。
あまりにも永らく囲碁をして自然だというのが合う。 幼い頃は単純におもしろくて碁を打った。 だが年を取って囲碁が好きになったり嫌いになる事が繰り返されたよ。 それでもこのように永らく一つの事ができるのを見れば囲碁が好きなようなことではある。 後ほど娘も囲碁に関心を見せれば教えてみるつもりだ。▲ 2010年イ・チャンホはインターネット囲碁記者出身イ・トユンさんと結婚した。二人は棋士とレポーターとして初めて会って愛を育てた。 二人の娘がいる。対局時に感情起伏がないことで有名だ。
幼かった時は確かにそうする方だった。 30代半ばを過ぎてはかえって感情変化が多くなった。 他の人は年を取って心が広くなるのに私は反対であるようだ。 異常なことだ(笑い). この頃はドラマや映画を見て涙を流す時もある。過去と現在のうちではどちらが気に入るのか。
今の方がより満足だ。 気が楽だ。囲碁は人生の縮図だという。本当にそうだと思うか。
そうだ。 碁を打てば忍耐が必要な状況が多い。 不利なので機会を狙ってこらえるほかはない状況だ。 反論したいが弱いので時を待たなければならない。 そうするうちに機会がくれば逆転できるというのが人生と似ている。 また、私が有利だとあまりにも良く思って油断してはいけないという点が似ている。もし囲碁棋士でなく違う生活を送るならば何をしたいのか。
平凡な生活を送ってみたい。 小学校5学年で入段したのでまともに学生時代を送ってみたことがない。 普通の交友関係や思い出がないというのが残念だ。形勢判断する時、実際より不利に見る悲観派だ。人生でもそうする方なのか。
そのようだ。否定的な見解が健康にも悪いらしい。それで見解を肯定的に変えようと努力中だ。だが幼かった時から碁を打ちながら行った考え方が身について簡単に変え難い。ウェブ漫画'未生'に"努力に勝る才能はなくて努力を無視する結果もない"というイ・チャンホ語録が出てくる。
努力が重要だという趣旨の話をしたようだ。特別な努力なしである分野で優れることは容易ではない。昔には私が囲碁勉強をたくさんしたと考えた。ところが最近の幼い後輩は私が幼い時よりはるかに勉強をたくさんするようだ。それでもこの頃独歩的な1人者が出てこない理由は何だと考えるか。
あらゆる分野でいずれかの人が優勢になりにくくなった。 どんな手でも研究するとすぐにインターネットに共有される。 昔は自分だけの妙手を持てたのに今はそれが大変だ。 そう見ると全般的に強い棋士が多くなった。上向き平準化されたという話なのか。
そうだ。 以前よりランキング1位と初段の実力の差が非常に減った。 この頃は今しがた入段した選手も実力が強い。 研究生強者の中でも大会でプロを折る場合がある。 昔には想像もできなかったことだ。その中でも有望株を挙げるなら。
シン・ジンソ、シン・ミンジュン、ビョン・サンイルだ。 幼くて才能があるので努力すると十分に可能性がある。 特にシン・ジンソは碁の才能があって形式にしばられない碁を打つようだ。 反面時々浅はかな手を置くという短所もある。 短所を補完して長所を育てれば発展するだろう。最近2015 KBリーグで正官庄主将で選ばれた。予想したか。
私もかなり意外だと思った。選手選抜がある何日か前キム・ヨンサム監督から主将を引き受けてほしいという電話を受けた。キム・ヨンサム監督とは知り合ってつきあってから古くなった間で親しい。韓国囲碁界が大いに変わったと感じる時は。
過去より放送比重が増えた。 特に放送のために義務的に棋士がインタビューを受けなければならない雰囲気がある。 もちろん本人がしたければ関係ないが私のような場合は強制的にする感じだ。私は話がよくできなくて放送になじまないので負担が大きい。今後成し遂げたい目標は。
和やかな家庭を作ることだ。 良い家庭を作っていく事が幸せだ。
上の記事は5月28日付中央日報チョン・アラム記者の「娘をもつパパ、不惑イ・チャンホ9段」をそのままうつしました。
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