(総合)古力、イ·セドルの故郷で追いつく 
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イ・セドルの唯一のホーム対局で古力が勝った。 

27日全南(チョンナム)新案エルドラード リゾート特別対局場で開かれたMlily梦百合杯イ・セドル-古力10回戦第4局で古力がイ・セドルに179手終わりに黒中押し勝ちをおさめて中間戦績2-2タイを作った。 

この対局はイ・セドルにさまざまな面で有利だった。 10回戦は9番中国で行われて1回だけ韓国で開かれる。 イ・セドル唯一のホーム対局である4局は韓国で、それもイ・セドルの故郷新案で開かれた。 また、対局を控えて韓国ランキング1位パク・ジョンファン9段と競ったマキシム杯決勝で完封で優勝するなど良いコンディションを見せた。 

古力の専攻分野である序盤戦でイ・セドルは実利を着実に占めて中央黒の領域を突破して順調な出発を見せた。 検討室では時期尚早に楽勝を占う声も出てきた。 だが、古力が厚みを基に着実に追いついて囲碁は微細だった。 ついに形勢は逆転した。 

それでも解説陣や検討陣ではなかなか古力の勝利を確信しなかった。 これまで古力がヨセ段階で逆転される姿を数多く見せたためだ。 しかし今度は違った。 古力はキチンと優勢を守って行った。 これ以上の変化の余地が消えるとすぐにイ・セドルが気さくに石をおさめた。 昼間4時50分頃囲碁が終了した。 1~4局中最もはやく終わったし戦い屋の対決にふさわしくなく大きい戦闘もなかった対局だった。

サイバーオロでこの対局を解説したアン・ククヒョン4段は“着実に実利を占めた後中央をよく破ってイ・セドル9段が有利だったが以後多少緩い手が何回も出てきて逆襲を許容した。”と総評した。 

古力の今回の勝利は大きい。 10回戦勝負を原点に戻したし招商地産杯、春蘭杯、10回戦3局に続き4局まで最近イ・セドルとの4度の対局で全部勝っている。 

同じ相手に度々負けると自信が落ちる。 イ・セドルが優勢だった10回戦序盤の流れを完全に古力に譲り渡したのではないかという韓国側の懸念が出てくる。 イ・セドルは古力と相手戦績18勝1分け21敗になった。 

10回戦第5局は来月25日中国、雲南省香格里拉で開く予定だ。 


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▲古力の10回戦のために組まれた10回戦分析チーム(クー・リンイ、ス・ウェ、マ・シャオビン)の一員であるマシャオビンが古力のそばで復碁を見守った。

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▲復碁の現場にはイ・チャンホ9段の弟イ・ヨンホさん(古力の左側)とイ・セドルの兄イ・サンフン8段(イ・セドル右側)も共にした。

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▲逆転負けされたイ・セドルは苦々しいそぶりを隠すことができなかった。

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▲イ・セドル(左側)が兄イ・サンフン8段に内容に対して意見を聞いている。 
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10回戦は原点だ。2-0で先んじて2-2同点を許容したので残念である。 

イ・セドルが故郷で勝戦ニュースを伝えるのに失敗した。 27日全南(チョンナム)、新安郡(シナングン)曽島に位置したエルドラードリゾート特別対局室で開始されたMlily夢百合イ・セドル-古力10回戦第4局でイ・セドルは中国の古力に179手で白中押し敗で総合成績2勝2敗を記録した。 

今回の4局は10回戦シリーズの分岐点になるだけでなく、二人の棋士ともに上昇一路を歩いていたという点でとても重要な一勝負だった。 やはり4局は去る三度の対局と違い最もきっ抗したし最も微細な中で終始均衡を維持していった。 

序盤一時イ・セドルが右上方面を突き抜けて有利な状態になったが、多くの差をつけることが出来なかった状態で古力の追撃を許容した。100手あたりからは半目勝負が予想された。囲碁TVインターネット媒体などで解説した棋士はもちろんで、 現地検討室の棋士皆が半目の主人を確信できなくなっていた。 

最後の失敗をしたのはイ・セドルだった。 中央黒の領域を消すのに戦力を投資した中で中央の白石が落ちて囲碁は'薄氷劣勢'診断をついに受けた。 やがて半目をひっくり返すためにありったけの力をふりしぼったがうまくいかなかったのでイ・セドルは清々しく石をおさめた。 

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▲イ・セドルは故郷で広がった10回戦4局で敗れた。写真は復碁場面. 
 

2連勝で先んじて2連敗で同率を許容したイ・セドルは最近古力に4連続敗北にあって連敗鎖を切らなければならない宿題をかかえることになった。 ややもすると連敗が深くなれば10回戦にも悪影響を及ぼすほかはない。 83年生まれ同年齢ライバルであるイ・セドルと古力の公式戦的はイ・セドルが18勝1分け21敗で後れている(非公式を含むと20勝1分け21敗). 

もう10回戦は4局まで2-2できっ抗する。 1月26日中国北京での1局、2月23日中国平湖での2局は全部イ・セドルが勝利した。 しかし3月30日中国成都や今日の新安郡で背水の陣を敷いた古力が大反撃に成功した。 

一方絶望的な状態で古力の今回の勝利は眩しい。 最近10回戦3,4局をはじめとして招商地産杯、春蘭杯でトータル四回を全部勝っていて、イ・セドルとしては格別の措置がなければならないものと見られる。 六勝負が決まるということは現在どっちでも勝利をおさめるには6競技中4勝をおさめなければならないので非常に難しい確率に属する。 4局敗北がイ・セドルとしてはより一層惜しい。 

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Mlily梦百合杯イ・セドル-古力10回戦第4局
イ・セドル、故郷で古力に同点打許容

やはり龍虎上腕だ。 開始と共に2-0でスコアが広がるとすぐに'世紀の対決'はイ・セドルの完勝で終わりそうだという雰囲気が高まった。 だがやすやすと引かなかった古力である。 3局を勝利して回復の踏み台としたし、唯一のアウェー対局である4局で同点打を飛ばした。 

唯一のホーム競技で確実な勝機を捉えようとしたイ・セドルでは痛恨の同点打を許容することによって今後の日程が難しくなることになった。 中盤以後半目不利の形勢をひっくり返そうと思った勝負の賭けがついに失敗に帰した。 3-1に行くか2-2になるかとのそれこそ途方もない差だ。 

イ・セドルは27日全南(チョンナム)、新安郡(シナングン)、曽島面(ツンドミョン)エルドラード リゾート大宴会室で広がったMlily梦百合杯イ・セドル-古力10回戦第4局で古力9段に189手中押し敗. 中盤まで先んじた流れを見せたが中盤末から続いてきた半目不利を回復できなかった。 

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2連勝で先んじて2連敗で同率を許容したイ・セドルは最近古力に4連続敗北にあっていて連敗鎖を切らなければならない宿題をかかえることになった。 83年生まれ同年齢ライバルである二人の棋士の公式戦的はイ・セドルが18勝1分け21敗で後れている。 追いつく機会をのがして連敗にあったのが痛かった。 

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▲ 10回戦スポンサーである梦百合グループのニジャンゴン会長(右側)が中国棋院ワンルナン主席と検討をしている。

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▲検討に熱中しているパクジョンサン9段.

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▲ニジャンゴン会長(右側)がアマチュア美人キムヨウォンさんと親善対局を行っている。

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▲イ・セドル9段の実兄であるイ・サンフン8段に勝負所に対して話している。

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▲局後復碁の姿.

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▲ 2-0に引きずられて行った危機から2連続勝利をおさめた古力9段.

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▲唯一広がったホームで敗れたイ・セドル9段.




棋譜再生



イ・セドル-古力10回戦第4局 
●古力9段vs ○イ・セドル9段 
結果:古力、189手黒中押し勝ち
 

20~26は白が厚い姿. 
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64~68は白が気持ち良い形態. 
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82は優勢を意識した一手. 
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120が最初の誤ったミスで横にポン抜きのようにする所. 
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124が敗着でここは無条件で135にいく所. 
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167が決定打で黒が半目以上勝利.
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[総評:キム・ソンニョン9段]  



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