イ·セドル - チェチョルハン名人争覇
イ・セドル-チェ・チョルハン名人争覇11日午後1時決勝1局開始▲戦い屋という点で同じだがその質感は別の二人の棋士チェ・チョルハン9段(左側)とイ・セドル9段. チェ・チョルハンが重たい鉄槌を振り回すならばイ・セドルは素早い剣術を見せる。 二人が名人を置いて初冬の風を分ける。イ・セドル9段とチェ・チョルハン9段が名人の座を争う。第41期名人戦決勝5回戦第1国が11日昼間1時ソウル、城東区(ソンドング)、弘益洞(ホンイクトン)囲碁TVスタジオで開かれる。イ・セドルは名人戦で3度優勝したうえに昨年に続き2連覇を狙うがチェ・チョルハンはこの大会決勝に初めて上がった。 イ・セドルの縁の方が深いと言えよう。29勝17敗で歴代戦績でもイ・セドルがチェ・チョルハンを結構大きい差で先んじる(5連勝中). タイトル戦を含んだ歴代決勝戦績を見てもイ・セドルが5勝1敗で先んじて、番碁勝負を確かめてみれば4度の出会いでイ・セドルが皆勝った。 また、11月に入りイ・セドルは3位まで落ちたランキングを1位に引き上げた。 7日には三星火災杯決勝に進出して気勢が上がった。 全体的にイ・セドルが有利に見える。サイバーオロ1サーバーで第1局を解説するキム・ジュホ9段は“三星火災杯決勝に上がったイ・セドル9段の勢いが精一杯上がっている。また、チェ・チョルハン9段が決勝にだけ異常な程にイセドル9段に弱い姿を見せる。6対4程度でイ・セドル9段の勝算が高い。”と分析する。名人戦第2局を解説するキム・ソンジン2段は”実際に二人の棋士の技量差は大きくないがこの前三星火災杯決勝に上がったイ・セドル9段が若干‘厚い’ 5対5勝負であること.”と予想する。イ・セドルはタイトル3個(三星火災杯・olleh・名人)を保有していてチェ・チョルハンは無冠だ。 昨年末にもイ・セドルとチェ・チョルハンは一度勝負を行った。 2012 olleh杯5回戦と2012三星火災杯準決勝3回戦を加えて何と8回戦を広げたがイ・セドルがolleh杯で3-1で、三星火災杯で2-0で勝ち圧倒した。囲碁TVと韓国日報が主催してハイワンリゾートが後援する第41期名人戦の制限時間は各自2時間に秒読み1分3回. 総規模は5億ウォン、優勝賞金は8,000万ウォン(準優勝2,400万ウォン)だ。昨年12月幕を下ろした第40期名人戦決勝5回戦ではイ・セドルがペクホンソク9段に3-2で勝った。1968年創設されて今年で41期を迎えた名人戦はその間ただ7人だけが‘名人’に名前を上げて新しい名人誕生がいかに難しいのかを示す。
二度6連覇を占めるなど13回優勝したイ・チャンホ9段が名人戦最多優勝記録を保有したし、チョ・フンヒョン9段が12回でその後に続いている。 ‘名人戦の男’ソ・ポンス9段は7回、イ・セドル9段が3度、故チョ・ナムチョル9段とパク・ヨンフン9段がそれぞれ二度、キム・イン9段が一回の優勝記録がある。
