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第18期バッカス杯天元戦本戦8強 
チェ・チョルハン、異変払拭させた天元戦の強者


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▲チェ・チョルハン9段(右側)がアン・ククヒョン4段を折って4強に進出した。

 

やはり強い一発だった。 "韓中天元戦で深い恨みをはらすためには優勝が必要だ"というチェ・チョルハンが4強に上った。 これで昨年3連続優勝を遮った友人パク・ヨンフンと準決勝で会うことになったし雪辱の機会が訪れた。 二人の棋士は前期決勝で会ってパク・ヨンフンが2勝1敗で優勝したことがある。 

17日K囲碁スタジオで広がった第18期バッカス杯天元戦本戦トーナメント8強戦でチェ・チョルハン9段がアン・ククヒョン4段を149手中押し勝ちして4強に進出した。 中盤以後楽観しながら追撃の口実を与えたが相手の誤った錯誤をのがさないでそのまま大石の命綱を切った。 

序盤の流れからチェ・チョルハンが主導した。 以後形勢が上手くいかないアン・ククヒョンが積極的なのに比べてチェ・チョルハンは消極的な安全策を取った事で局面が多少乱れた。 逆転されるのかと思われた瞬間左上隅で仕事が出た。 アン・ククヒョンとしては防いで行くことができなくて増えた手が敗着になった。 ワタってツケる手が成立しては大石の生きる道がなくなってしまった。 



"最高級らしい老練さの勝利であった"と話したK囲碁ペク・テヒョン解説者は"序盤に実戦的に置いたチェ・チョルハン9段が先んじる囲碁だったが形勢を楽観しながら消極的に臨んだのがややもすると危機を招くところだった。 右上隅で損害をこうむって逆転ではないのかと思ったが左上隅でアン・ククヒョン4段の失敗をのがさないで大石をつかみ出した"と評した。 

チェ・チョルハンの勝利で4強戦一勝負の主人公が決まった。 同年齢チェ・チョルハン-パク・ヨンフンの'牡牛対決'. 最高級と新鋭の組合でなされた8強戦だったが今のところは新鋭の活躍は見られなくなっている。 天元戦の独特の異変はいつ頃起きるのか。 次の対局が注目される。 

東亜(トンア)製薬が後援する第17期バッカス杯天元戦の優勝賞金は2500万ウォン、制限時間は1時間(秒読み40秒3回). 優勝者は中国天元戦優勝者と繰り広げる韓中天元戦出場権を取得する。

来週火曜日(24日)には第三の8強戦であるキム・ジソク-カン・ユテクの対決につながる。  


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▲前期の3連覇に失敗したチェチョルハン9段。その時の主人公と4強で対戦することになった。"優勝が目標だ。韓中天元戦に出場して胸にくすぶった思いを払拭したい"と話した。チェチョルハンは四度の韓中天元戦で古力に2回、チョンヤオイェに2回負けた痛みがある。 




棋譜再生
   

第18期天元戦本選準々決勝
●チェチョルハン9段vs○アングクヒョン4段
結果:チェチョルハン、149手黒中押し勝ち

119に120が敗着と指摘されたミス。当然121に防ぐ手だ。白2子が切り取れる味が残っている。大石が途切れることには守る事ができた。123の渡り付けが決定打。石が切れ勝負がついた。 

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現在までのベスト4入り
パクヨンフン
チェチョルハン


8強戦残り
キムジソクvsカンユテク(9月24日)
パクジョンファンvsシンジンソ(10月1日?)