HANGAME
[三星火災杯]韓・中国4:4、世界大会初めて'90後'達の8強戦

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▲ 8強対決に狭まった2017三星火災杯ワールド囲碁マスターズ優勝カップに向かった競争が26日サムスン火災ユソン研修院に用意された特別大会場で行われている。


2017三星火災杯ワールド囲碁マスターズ8強戦
韓国4人vs中国4人、4強向かった正面対決

パク・ジョンファン-グー・ズーハオ、シン・ジンソ-タン・ウェイシン、アン・ソンジュン-トン・モンチョン、アン・ククヒョン-トゥ・ジャシ。 韓国4人と中国4人間の対決構図で形成された2017三星火災杯ワールド囲碁マスターズ8強戦が26日午前11時から大田市(テジョンシ)サムスン火災ユソン研修院特別大会場で始まった。 韓・中国4-4の8強戦は2015年以後だ。

前日開かれた16強戦はメジャータイトルに喉が渇いている韓国に曙光が映った結果であった。 自国ランキングで1位パク・ジョンファン、2位シン・ジンソ、6位アン・ソンジュン、19位アン・ククヒョンが上がって6位トゥ・ジャシ、15位グー・ズーハオ、17位タン・ウェイシン、21位トン・モンチョンの中国に先んじる。 世界最強と評価されているコ・ジェ9段が脱落したのも韓国棋士の優勝を明るくする。

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▲三星火災杯初優勝を狙うパク・ジョンファン(右側)はグー・ズーハオを相手に2016年と2017年中国甲級リーグで1勝ずつをおさめて、今回の大会32強戦でも中押し勝ちしたことがある。

8強戦の相手戦績はパク・ジョンファンがグー・ズーハオに3勝を、シン・ジンソがタン・ウェイシンに1敗を記録中だ。 アン・ソンジュンとトン・モンチョン、アン・グクヒョンとトゥ・ジャシはそれぞれ初めての対決を行う。

韓国は現在メジャー無冠で中国は6冠を占めている。 韓国棋士の最後の優勝は2016年2月にカン・ドンユンがLG杯を制覇したものだ。

その後開かれた5個の大会を中国棋士が優勝した。 ここに新設された新奥杯の決勝も中・中戦で行われる。 今回の三星火災杯は韓国棋士が一番最初に優勝できる大会なのでファンたちがかける期待値が高い。

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▲三回目のメジャー4強を眺めるシン・ジンソ(右側)はタン・ウェイシンに返さなければならない借金がある。 昨年中国甲級リーグでの敗北。 三星火災杯成績はシン・ジンソが初めての8強、タン・ウェイシンは2013年大会優勝者。



世界大会優勝経歴ではパク・ジョンファン2回、タン・ウェイシン2回、トゥ・ジャシ1回。 残りの棋士のメジャー大会最高成績はシン・ジンソが4強2回、アン・ソンジュン・アン・ククヒョン・グー・ズーハオが4強1回ずつでありトン・モンチョンは初めての8強だ。

一方、8強が90年代以後出生者達で構成されたのも特記する点だ。 全員'90後8強'は世界大会史上最初だ。

最年長は91年生まれアン・ソンジュンとトゥ・ジャシで、最年少は2000年生まれシン・ジンソ。 その他にアン・ククヒョンが92年生まれ、パク・ジョンファンとタン・ウェイシンが93年生まれ、トン・モンチョンが96年生まれ、グー・ズーハオが98年生まれだ。

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▲ 2015年第2回夢百合杯4強に上ったことがあるアン・ソンジュン(左側)が世界大会初めての8強申告を終えたトン・モンチョンと初めての対決を行っている。


果たして11月6~8日高陽市(コヤンシ)サムスン火災グローバルキャンパスで続行される準決勝三番勝負に進出する4人は誰であり、また、韓中戦の力比べの結果はどのような姿として現れるだろうか。 対局は途中休息なしで制限時間2時間、秒読み1分5回で進める。

中央日報とKBSが共同主催してサムスン火災が後援する2017三星火災杯の総賞金規模は8億ウォン、優勝賞金は3億ウォンだ。 これまで韓国12回、中国7回、日本2回優勝した。

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▲ 2014年第2回百霊杯4強に上ったアン・ククヒョン(左側)は2014年LG杯優勝者トゥ・ジャシと初めての出会い。



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▲ 16強戦'アンさん大勝'の主人公アン・ソンジュン7段とアン・ククヒョン8段が同じ部屋で8強戦を行っている。 16強から脱落した海外棋士のうち、中国第一人者コ・ジェは朝早く空港に出発し、日本第一人者井山裕太も午後の飛行機で戻る。
原文記事:HANGAME