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[農心杯]シン・ミンジュンvsファン・ティンウィ、韓中戦で開幕

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▲ '囲碁三国志'第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦が18日夜、中国瀋陽で開幕式を持って熱戦の開始を知らせた。 抽選結果、日本が不戦を選んで開幕戦は韓中戦に決まった。


第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦開幕
19日の開幕戦はシン・ミンジュン-ファン・ティンウィの韓中戦

シン・ミンジュン6段に韓国チームの先鋒任務が与えられて、開幕戦で中国のファン・ティンウィ9段と対決を行う。 二人の棋士間の初めての対決になる。 

第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦が18日夜、中国瀋陽で開幕式を持って壮途に上がった。 この大会は韓中日の代表選手5人ずつチームを級んで連勝戦で競う盤上の国家対抗戦だ。

開幕戦対戦は3国代表が抽選で決めた。 その結果、日本が不戦を選んで韓国と中国間の開幕戦が成し遂げられた。 直後に発表した各国の1番手は韓国がシン・ミンジュン6段、中国がファン・ティンウィ9段、日本が余正麒7段。 韓国時刻19日午後3時に始めるシン・ミンジュン-ファン・ティンウィの勝者が20日余正麒と対決する。

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▲開幕戦を行うシン・ミンジュン6段(左側)とファン・ティンウィ9段。 二人の棋士間の初めての対決として行われる。


シン・ミンジュンの農心辛ラーメン杯代表は今回が初めてだ。 平均競争率75対1を上回った選抜戦でホン・ムジン・ホン・ソンジ・キム・ジソク・イ・ウォンヨン・イ・チャンソクを破ったのに続き、決勝でイ・セドルを破って初めての太極マークを付けた。 11位まで上がったランキングは現在15位。 13連勝が切れた7月14日以後、3勝12敗でスランプを体験していることが心配事だ。

ファン・ティンウィは前期大会のスター。 大会最多連勝記録である8連勝をして中国優勝に最高殊勲をたてた。 その活躍で今回の大会に自国シードを受けて自動出場権を取得した。 三回目の出場である農心辛ラーメン杯本戦戦績は10勝2敗で良い。 2013年パク・ジョンファンを3-1で破って第7回応氏杯を優勝したことがあって、中国ランキングは現在11位。

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▲対戦抽選場面。 事前の約束により'水'を選んだ日本が開幕戦不戦の幸運を占めた。

一方、開幕式前に開かれた記者会見にはパク・ジョンファン9段とファン・ティンウィ9段、山下敬吾9段がそれぞれ代表として参加して記者たちと質疑応答時間を持った。 

パク・ジョンファン9段は、"農心辛ラーメン杯は私が主将を引き受けて敗れて4年連続中国に優勝カップを渡してしまい責任感を感じる"としながら、"今年の韓国チームは最近最高のコンディションを見せている選手たちで構成されているので十分に優勝できるだろう"と自信を表わした。

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▲開幕式にはパク・チュン農心代表理事をはじめとしてソン・ピロ韓国棋院副総裁、チョ・フンヒョン自由韓国党議員、シン・ポンソプ瀋陽総領事、キム・イン韓国チーム団長、ワン・ルナン中国囲碁協会主席、ユ・チャンヒョク韓国棋院事務総長、孔令文日本チーム団長、選手団と取材陣など150人余りが参加した。 選手中では日本の井山裕太9段と一力遼7段が日程上参加しなかった。


ファン・ティンウィ9段は、"入段後初めて対局を行った瀋陽に再び訪問することになって感慨深く、農心辛ラーメン杯は団体戦であるだけにチーム員らと共に良い成績をおさめることを期待する"という所感を明らかにした。

山下敬吾9段は、"これまで成績が良くなかったけれど今年の日本チームは私を除いて若い選手で構成されているので期待することができる"としながら覚悟を固めた。

優勝チームが一人占めする第19回農心辛ラーメン杯の賞金は5億ウォン。 毎局300万ウォンの対局料を受けて、3連勝達成時から1勝あたり1000万ウォンの連勝賞金を取得する。 中国が4連覇を達成した前期大会までの優勝回数は韓国11回、中国6回、日本1回。
原文記事:HANGAME 



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