HANGAME
[農心杯]若くなった太極号、中国独走を防げ

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▲農心辛ラーメン杯代表として6回目の出場となるパク・ジョンファン9段(左側)と、7回目の出場となるキム・ジソク9段。



'囲碁三国志' 19回農心辛ラーメン杯18日開幕
若い新しい顔大挙加勢…中国が4連覇中

'切迫する'という一言で現在の状況が代弁されるだろうか。 4年連続で中国が持っていった優勝カップを今回は取り戻せるだろうか。 

'囲碁三国志'の新しいシーズンが来週開幕する。 18日夜、中国瀋陽で幕を上げる第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は韓国、中国、日本を代表する囲碁強者5人ずつチームを級んで連勝戦で競う盤上の国家対抗戦だ。 自然に囲碁三国志という別称がついた。

1999年に始めたこの大会で韓国は1~6回大会を6連覇と、10~12回大会を3連覇するなど合計11回を優勝して囲碁最強国、団体戦強国の威容を誇ってきた。 そうした牙城が近年に入ってひびが入った。 15~18回大会を中国が4連覇した。 韓・中国間通算優勝回数11対6は中国が優勝を一人占めしている現局面ではつまらない。

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▲ '農心号'に初めての乗船するシン・ジンソ8段、シン・ミンジュン6段、キム・ミョンフン5段(左側から)。


独走した時期は過去の栄華になってしまった。 今回の大会に韓国は'若いチーム'で自尊心回復を意気込む。 5人の代表はランキング順に、1位パク・ジョンファン9段(24)、2位シン・ジンソ8段(17)、5位キム・ジソク9段(28)、15位シン・ミンジュン6段(18)、18位キム・ミョンフン5段(20)。

若い。 平均年齢21.4才は前期より4才以上低くなった。 パク・ジョンファンはランキングシードで自動出場権を取得しキム・ジソクはワイルドカードを受けた。 残りの3人は平均競争率75対1を上回った選抜戦を突き抜けた。 選抜戦を通過したシン・ジンソ・シン・ミンジュン・キム・ミョンフンが初めての太極マークを付けたのも特記事項だ。 今回の代表チームは'若い新しい顔'として要約される。 



資源が豊富な中国は強力な陣容で5連覇を狙う。 コ・ジェ9段(三星火災杯・夢百合杯保有)、チェン・ヤオイェ9段(百霊杯保有)、ファン・ティンウィ9段(前期7連勝活躍)がシードを受け、タン・イーフェイ9段(LG杯保有)とジョウ・ルイヤン9段が選抜戦を通過した。 前期優勝を決めたファン・ウィンルオ6段が選抜戦から脱落したほどだ。

ちょうど一度登板して優勝したコ・ジェ、大会最多7連勝記録を立てたファン・ティンウィの他には前に出すほどの大会成績はない。 平均年齢は23.4才。 前期に比べて2才ほど上がった。 中国チームの平均年齢が韓国より高いのも久しぶりだ。

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▲前期大会で4連覇を達成した中国チームが優勝トロフィーを受けて喜んでいる。 この中でコ・ジェ9段(一番右側)と写真にいないファン・ティンウィ9段だけが2連続代表で出場する。

7回の時に一度優勝したことがある日本は新旧の調和で韓・中国勢力に対抗する。 井山裕太9段(28)と山下敬吾9段(39)に、一力遼7段(20)、余正麒7段(22)、許家元4段(22)で設けた。 余正麒と許家元は台湾出身だ。

瀋陽では19日から22日まで1ラウンド四対局を打って、その後11月24日から釜山(プサン)で2ラウンド5対局を、来年2月26日から中国、上海で優勝国が決められる時まで最終3ラウンドを打つ。 優勝国にだけ与える賞金は5億ウォン。 制限時間1時間、秒読み1分1回だ。

原文記事:HANGAME 



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