CYBERORO
マテウスの'最も特別な誕生日'
ポーランド出身ヨーロッパ プロ棋士'マテウス・スルマ(23)'

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▲韓国で写真を取る時に有名な'指ハート'ポーズをまねてみるマテウス・スルマ.


三星火災杯開幕式が開かれた9月4日はポーランド出身ヨーロッパ プロ棋士マテウス・スルマの誕生日だった。 "家族との誕生日パーティーは一週間前ポーランドであらかじめした。"と話して、"誕生日パーティーより世界大会に参加したことの方がはるかにうれしい。"というマテウス・スルマ.

彼はソン・テゴン選手と日本の井山裕太選手に負けて16強進出は失敗したが、"三星火災杯に参加できて今回の誕生日が最も特別だった。"と話した。 

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▲三星火災杯本戦では世界を牛耳る'スター'達に会うことになる。 マテウス・スルマは2017三星火災杯ワールド囲碁マスターズ32強2ラウンドで日本の第一人者井山裕太と対局した。



ソン・テゴンと井山裕太に負けた。残念だったようだ。 

ソン・テゴン選手と対局する時は本当に疲れている状態であった。 時差適応ができなくて明け方5時頃まで寝つくことができなかった。 再び打っても負けそうだけど最高のコンディションで打ってみることができずとても残念だ。 井山裕太選手と対局する時はコンディションはとても良かった。 だが、とにかく二局みな負けた。 二人とも本当に強いと感じた。

囲碁を始めたきっかけが気になる。 

父が活動するサッカークラブがポーランド新聞に載ったことがある。 その記事の真下にポーランドで最も大きい囲碁クラブが広告を出していて、偶然広告を見た父が囲碁を習い始めた。

囲碁がおもしろかったのか自分にも教えてくれた。 始めると本当におもしろかったよ。 囲碁をさらに勉強したくて13才の時に初めて韓国にきた。 その時は幼くて長く留まれなかった。 約5ヶ月程度いたようだ。 その後に囲碁を勉強しに韓国とポーランドを何度も行き来した。

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▲囲碁はこのように打つんです! 韓国人もポーランド人も碁石を持つ時は'人差し指の上に停止'形をする。


ヨーロッパ のプロ生活が気になる。 

多くの大会に参加している。 昨年ヨーロッパチャンピオンシップで2位になり賞金2,500ユーロ(約340万ウォン)を受けた。 この他にも賞金が1000ユーロ(約135万ウォン)程度する大会がある。 ヨーロッパ大会は賞金が少なくないし、大会もいくつかあるのでヨーロッパで職業としてプロ棋士生活をすることができると考える。

大会に参加すること以外に囲碁本を書いたりもする。 ポーランド語で出した囲碁本だ。 正直よく売れることを期待はしない。 だが、この作業に価値があることだと考える。 私は囲碁が本当に好きだ。 囲碁で最小限の収入が確保されるならば、このおもしろい囲碁を広く知らしめることに力を入れたい。 

韓国で研究生生活をしたと聞いた。 

はい。 2013年に研究生生活をした。 外国人特別入段規定で3組に上がれば入段することができるのに3組に上がる決定局を負けた。 本当に悲しかった。 結局ヨーロッパプロ制度ができて入段をしたが、その局を負けたのは重ね重ね残念だ。

韓国で入段したとすれば韓国大会に出て行くことができただろうし、強い相手と打つことができる機会がはるかに多かっただろう。 そうしたとすれば私もさらに強くなることができていたのではないかと考える。

大会が終わった。家へ帰るか? 

二ヶ月程度旅行する計画だ。 フィリピンとマレーシア、メキシコとアメリカに立ち寄って家に行く。 メキシコとアメリカの囲碁大会に参加しようと思っている。 

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▲ "囲碁が本当におもしろい。 おもしろくて好きだ" (マテウス・スルマ)

海外で開かれる囲碁大会が気になる。 

外国でもますます囲碁を知っている人が多くなっている。 ガールフレンドには囲碁大会で会った。 ガールフレンドはロシアで囲碁の先生として仕事をするロシア人だ。 考えてみるとヨーロッパで開かれる囲碁大会が本当に気になることもあるようだ。 韓国囲碁ファンたちが気になるならば外国で開かれる囲碁大会写真を送ることができる。

誕生日おめでとう. 

私も自分の誕生日を祝う. 負けることを分かったが、分かっても負けて悲しいが、それでも本当に良かった。 忘れることのできない誕生日だ。 
原文記事:CYBERORO