HANGAME
[夢百合杯]パク・ジョンファン、韓・中1位対決でコ・ジェ撃破

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▲ '世界ツートップ'が時期尚早に衝突した第3回夢百合杯世界囲碁オープン16強戦で韓国ランキング1位パク・ジョンファン9段(右側)が中国ランキング1位コ・ジェ9段を破った。



第3回夢百合杯世界囲碁オープン16強戦
相手戦績でも5勝4敗で一歩リード

"強くなるためにあらゆる事をあきらめてきたが、時々はこれが合うようだ。"

夢百合杯16強戦出場を控えたパク・ジョンファン9段は、'カカオトークメイン画面'にこのように書いた。 囲碁に全身を投じた最高勝負師の苦衷が伝えられた。

強くなり頂上に上がって責任感がより増した。 負けても一人で負けたことではなくなった。何かを大きく間違った人のように、恨むように非難の矢があふれた。 負担感はさらに積もっていった。

二ヶ月ぶりに開始された第3回夢百合杯世界囲碁オープン16強戦で、パク・ジョンファン9段が中国のコ・ジェ9段を破った。 決勝戦ではなかったが韓国ランキング1位と中国ランキング1位の対決という点で大変な関心を集めた。 個人の自尊心はもちろんのこと、両国囲碁界の力比べの様相を帯びた。

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宿命のライバルとなった二人の棋士は相手戦績4勝4敗で向き合った。 最初に気になったニギリではパク・ジョンファンの白番に決まった。 気分が良かった。 中国ルールは黒が負担しなければならないコミが大きいうえに、コ・ジェは白番がとても強い。 また、二人の棋士間のこれまでの8回対決でもパク・ジョンファンは4勝全てを白で、コ・ジェも3勝を白で(1勝は黒)勝った。

囲碁は先に打ったコ・ジェが先んじればパク・ジョンファンが追いついて、再びコ・ジェが先んじればパク・ジョンファンが追いつく流れで出発した。 最近のコンディションまで最上である二人の棋士は巨頭対決の進行を見せた。 

強硬姿勢一辺倒に出て行ったコ・ジェが開始3時間、90手に向かいながら過激に切っていった。 その手が無理であった。 パク・ジョンファンが真っ向対立した。 '形勢針'がパク・ジョンファン側に越えてきた。 その後で発生した中央のコウ。 コ・ジェはあたかもいっぱい角が生えた人のように抵抗したが、なおさら局面が台なしになっていった。 

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▲パク・ヨンフン9段(32・左側)の相手はシン・ジンソ8段と人工知能DeepZenGoを破って上がってきたワン・ハオヤン6段(28)を返した。


終盤のコ・ジェは鉄漢の持ちこたえ。 仕方なかった。 すでに終わったと見なされたこの囲碁はその後で汗を握らせた。 コ・ジェが途方もなく圧迫してきた。 パク・ジョンファンが容易だと考えた部分もあった。

最後にはコウが勝負。 コウはコ・ジェが勝ったがその過程で悪手となるコウ材を使った。 得したパク・ジョンファンが2目半を残した。 集中力を失わず5時間10分、320手を打った。


-パク・ジョンファン、17連勝で今年最多連勝新記録
-パク・ヨンフン勝利、イ・セドル脱落
-中国、2000年生まれ3人など6人8強

2011年7月富士通杯と2015年2月LG杯を優勝したことがあるパク・ジョンファンは、三回目の世界タイトルに近寄った。 今回の大会に入って64強でトゥ・ジャシを、32強でジョウ・ルイヤンを破るなど、世界チャンプ出身の中国最上圏を連破している。 コ・ジェは前期決勝でイ・セドル9段を3-2で破ったディフェンディング チャンプで三星火災杯も保有している。

6月3日から始まった連勝行進は17連勝につながった。 キム・チェヨン3段と共同だった今年最多連勝記録が単独1位にのぼった。 囲碁大賞3年連続連勝賞受賞も有力だ。 トップランカー間の対局を制圧したパク・ジョンファンの活躍で韓国の無冠脱出も一層明るくなった。 韓国は世界タイトル保有数で中国に0対6で押されている実情だ。



一方、共に16強戦に出場したパク・ヨンフン9段は中国のワン・ハオヤン6段に276手で中押し勝ちをおさめて8強に合流した。 ワン・ハオヤンは64強でシン・ジンソ8段を、32強で人工知能DeepZenGoを相次いで破って注目をあびた。 メジャー大会二度優勝経歴のパク・ヨンフンは、2007年富士通杯優勝以後の頂上を狙っている。

しかし、ランキング3位イ・セドル9段は中国ランキング108位の新鋭ファン・シン4段に214手で中押し負けして脱落した。 メジャー大会14回優勝者であるイ・セドルは、2012年12月の三星火災杯が現在まで最後の優勝だ。

中国は12人が16強戦に出て6人が8強に上がった。 そのうちの韓国ランキング2位シン・ジンソと同い年である2000年生まれシェ・コ3段は、春蘭杯タイトル ホルダータン・シャオ9段を破った。 リャオ・ウォンホ5段とチョン・チュジェン5段も2000年生まれ棋士だ。 

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▲イ・セドル9段(34・右側)は丈夫に打ってきた新鋭ファン・シン4段(21)に会って苦戦終わりに中押し負けした。 ファン・シンの中国ランキングは108位。


抽選で再び定めた8強戦対戦は、パク・ジョンファン-チョン・チュジェン、パク・ヨンフン-ファン・ウィンルオ、リャオ・ウォンホ-シェ・コ、リー・シャンハオ-ファン・シンに決まった(16強から4強までは同一国間の対決を最大限避けるようにして毎ラウンド抽選する)。

パク・ジョンファンは中国ランキング59位チョン・チュジェンと初めての対決、パク・ヨンフンは11位ファン・ウィンルオに今年中国リーグで1敗にあったことがある。

8強戦は26日に同じ場所で続行され、引き続き準決勝戦は11月17日から三番勝負で、決勝戦は12月30日から五番勝負で行う。 賞金は優勝180万中国元(約3億ウォン)、準優勝60万中国元(約1億ウォン)。 制限時間は4強まで2時間、決勝は3時間。 



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▲ 32強で強豪チェン・ヤオイェ9段を破った後、アメリカ代表イン・ミンミン初段(27・左側二回目))と抱いて喜んだライアン・リー初段(2014年アメリカ囲碁協会で入段したカナダ国籍の中国人・右側二回目)は、リー・シャンハオ6段に敗れた。 ライアン・リーとイン・ミンミンは新婚夫婦。


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▲共に8強に上がったパク・ジョンファン9段(左側)とパク・ヨンフン9段。 8歳の年齢差があるが親しい仲だ。 パク・ジョンファンは、6月3日から国内外大会17連勝を疾走して今年最多連勝新記録を意味ある勝利で作成した。
原文記事:HANGAME 


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(PHOTO:弈城围棋网) 
 

16強戦結果

黃昕 ○-× 李世石(韓)
廖元赫 ○-× 戎毅
李軒豪 ○-× 李立言(カナダ)
謝科 ○-× 檀嘯

柯潔 ×-○ 朴廷桓(韓)
何旸 ×-○ 陳梓健
范蘊若 ○-× 汪濤
王昊洋 ×-○ 朴永訓(韓)


8強戦組み合わせ

陳梓健 VS 朴廷桓
李軒豪 VS 黃昕
廖元赫 VS 謝科
范蘊若 VS 朴永訓 




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