HANGAME
原文記事:HANGAME[春蘭杯]パク・ヨンフン優勝失敗…世界タイトル韓国0、中国6▲ 10年ぶりに世界大会優勝に挑戦したパク・ヨンフン9段(左側)がタン・シャオ8段に1-2で敗れて準優勝に終わった。 韓国囲碁も無冠脱出に失敗した。第11回春蘭杯世界囲碁選手権決勝2局パク・ヨンフン、タン・シャオに1-2で敗れて準優勝パク・ヨンフンの切実も、韓国囲碁の切迫も敬遠された。10年ぶりの優勝挑戦に出たパク・ヨンフン9段が最終関門で詰まった。 1年4ヶ月ぶりのタイトル ホルダー誕生を期待した韓国囲碁は、また再び無冠脱出に失敗した。 世界タイトル保有数は韓国0個、中国6個という深刻な不バランスが維持された。26日、中国広東省恵州で続行された第11回春蘭杯世界囲碁選手権大会決勝三番勝負第3局で、パク・ヨンフン9段が中国のタン・シャオ8段に241手で中押し負けした。 23日の1局を中押し負けした後、25日の2局を半目勝ちして同率を作ったが総合成績1勝2敗でタン・シャオに優勝カップを渡した。▲ 10年ぶりの優勝挑戦、春蘭杯はパク・ヨンフンを冷遇した。 メジャー大会二度の優勝後3度準優勝だ。不満そうだった1・2局とは違って、3局では布石を無難に組んだ。 対局開始2時間、70手周囲での局面は伯仲。 長期戦の様相なので希望を持たせた。 90手をすぎて主導権を握った。 右上から上中央につながった接戦で点数を上げた。 パク・ヨンフンの手をタン・シャオが見逃して目につく程利益を見た。パク・ヨンフンは形勢を有利に見るように、引き続き厚い手で局面を整理していった。 だが、実益は少なく差は狭まった。 良く言えば自分のスタイル、悪く言えば緩かった。 タン・シャオが点数を稼いでパク・ヨンフンの優勢も消された。集中力を発揮しなければならない終盤。 打つ人も見る人も血がにじむような極微な勝負をタン・シャオが残した。
囲碁を観戦して解説した国内棋士からパク・ヨンフンの安全運行が逆転負けの口実を与えたという評が出てきた。 勝機を捉えたと感じた瞬間からゆるんだとのこと。 連日休息なしで長時間の対局のためなのかコンディションも良くなかった。▲入段13年で初めての決勝、タン・シャオは優勝念願を解いた。タン・シャオは世界大会で初めて優勝した。 2004年入段後13年で享受した快挙だ。 早くから才能を認められて19才で中国ランキング1位に上がったりもしたが、棋才ほどタイトル縁が従わなかった。
今回の春蘭杯が世界大会初めての4強でもあった。 優勝で9段昇段も共に成し遂げた。 読みがはやくて戦闘感覚が良いという評を聞く。パク・ヨンフンはメジャー大会二度優勝後、3度準優勝に終わった。 春蘭杯は5回大会まで四回優勝した韓国囲碁の菜園だったが6回大会からは状況が一変した。 通算優勝回数は韓国5回、中国5回で同じだった(残りの1回は日本)。中国は2016年10月タン・ウェイシンが応氏杯を優勝した以後から5連続優勝を継続した。 現在世界タイトルはコ・ジェが三星火災杯と夢百合杯を、タン・ウェイシンが応氏杯を、タン・イーフェイがLG杯を、チェン・ヤオイェが百霊杯を、そしてタン・シャオが春蘭杯を保有している。 全員中国棋士だ。中国が主催する春蘭杯の賞金は優勝15万ドル(約1億7000万ウォン)、準優勝5万ドル(約5700万ウォン)。 4回大会まで毎年開催して5回大会から隔年制に開かれている。 制限時間は3時間、秒読みは1分5回。▲決勝戦は当初午前9時30分(現地時刻)に始めて途中1時間の昼休息をとる予定だったが、1局前日急に午前11時開始、昼休息なしに変更された。 理由は現地放送中継のため。 1・2局で7時間近い熱戦を行ったパク・ヨンフン9段は、2局が終わっては大変だとしタン・シャオ8段の了解を求めて復碁なしで立ち上がった。
