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[AlphaGo]一当百AlphaGo、'人間連合チーム'にも完勝

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▲AlphaGoは、人間強者5人がチームを組んで相談碁で挑戦してきた勝負でも中押し勝ちをして'囲碁神'の技量を誇示した。


AlphaGovs中国代表5人の相談碁
'囲碁神'AlphaGo、中国チームに中押し勝ち

人間強者5人が力を合わせたが、AlphaGoは一当百だった。 26日午後、中国浙江省烏鎮の国際コンベンションセンター特別対局室で開かれた'囲碁の未来サミット'イベント対局でAlphaGoが'人間チーム'に勝った。

人間代表では中国棋士5人がチームを組んだ。 中国ランキングで2位ミ・ウィティン、4位ジョウ・ルイヤン、5位チェン・ヤオイェ、8位ス・ウェ、20位タン・ウェイシンだ。 全員現在世界タイトルを持っていたり、世界大会を優勝したりしたことがある強者だ。

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▲意見を交わしている中国のプロ強者5人。 左側からス・ウェ9段、ミ・ウィティン9段、タン・ウェイシン9段、チェン・ヤオイェ9段、ジョウ・ルイヤン9段。 全員世界大会優勝経歴者だ。

ニギリの結果、白を握ることになったAlphaGo。 黒番でAlphaGoは戦闘的な姿を見せたが、白番のAlphaGoもやはり簡単に簡単に打っていった。 7目半は開始から有利だと計算されているのか。 3・三は今回の対局でも早い時期に登場した。

下辺で若干気持ち良い折衝を引き出したAlphaGoは、上辺では実利で先んじた。 人間チームが実利をあきらめて攻撃で勝負をするというすごい決断を下したため。 代わりに一度は地不足症にかかった。

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▲コ・ジェ9段(左側)が相談対局を観戦している。 左側はペア戦を行ったレン・シャオ8段。



人間チームが選択した'オール・イン作戦'。 時間が多くないのは人間チームにとって不利な環境。 70手周囲の勝負所で1時間だけが残った。 それに比べてAlphaGoの残余時間は2時間8分で二倍以上多かった。

人間チームの攻撃とAlphaGoの打開。 しかし、人間チームの総攻勢は周辺に味方のうすい石もあって大きい成果を上げることができなかった。 地不足症は克服されず、敗色のゴールも深くなった。 その後、右上コウでは'計算書'が出てきたようにAlphaGoが損をすることで折衝を結んだ。 

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▲大型画面で対局場の姿と解説対局の姿が見られている。


"AlphaGoは妥協の神ですね、妥協の神。" (イ・ヒョンオク プロ)

"どんな変化を絞り出してもAlphaGoの手の平の中で遊んでいる感じですね。" (モク・ジンソク プロ)

その後、AlphaGoが中央にケイマを打つとすぐに囲碁TVで解説したモク・ジンソク プロは、"私は囲碁を再び習わなければならないようです。 私の視界がひらけた感じです"として驚きに耐えなかった。

その手を基に今度は人間チームが三カ所に生きていない石を抱いた。 AlphaGoは直接的な攻撃ではなく少しずつ得することで局面を整理していった。

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▲中国棋士のうちでAlphaGo研究を最もたくさんしたことで噂になったジョウ・ルイヤンが代表で着手して多くの意見を出す姿が映った。


開始4時間で終局された。 254手でAlphaGoの中押し勝ち。 数えまで行くならば人間チームが7目半のコミを出すことができない形勢であった。 制限時間2時間30分中、人間チームは秒読みに入り、AlphaGoは1時間20分余りを残した。 

年初にAlphaGoが早碁で60連勝する時制限時間が長ければ、人間もしてみるだけのことがあるのではないかと思う理由を挙げて、また、相談碁もしてみるだけのことがあるのではないかと思う期待があったが、結果は力不足としてあらわれた。 

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▲AlphaGoの手を碁盤の上に代理着手している'AlphaGoの手'アジャファン博士。

23日から開かれている'囲碁の未来サミット'は最終日である27日、コ・ジェ-AlphaGoの三回目の対決ですべての日程を終える。 先立って二対局を全て失って優勝をAlphaGoに渡したコ・ジェがどんな闘魂を見せるのか期待される。 

白で打った2局で"勝つ機会をのがした"として物足りなさを大きく表わしたコ・ジェは、最後の3局でも白を握りたいという意見を2局終了後で表明し、'AlphaGoの父'デミス・ハサビス ディープマインドCEOが受諾した。

原文記事:HANGAME 


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