HANGAME
[マキシム杯]パク・ジョンファン、'囲碁神々の祭典'三回目の優勝

 0522-m0
▲パク・ジョンファン9段(左側)が決勝3局でユン・ジュンサン9段に中押し勝ちをして第18期マキシムコーヒー杯優勝した。 大会三回目の頂上だ。

第18期マキシムコーヒー杯入神最強戦決勝3局
パク・ジョンファン、ユン・ジュンサンに1敗後2勝で優勝

ランキング1位パク・ジョンファン9段が'入神最強'に上がった。 パク・ジョンファンはユン・ジュンサン9段と競った決勝三番勝負を、2勝1敗で制圧して第18期マキシムコーヒー杯入神最強戦優勝した。 

囲碁の入神である9段棋士のうちでも成績が良い24人が参加して、'囲碁神々の祭典'と呼ばれるマキシムコーヒー杯はタイトル象徴性が大きい。 

先月24日の決勝1局を269手で中押し負けしたパク・ジョンファンは、5月15日の2局を217手の中押し勝ちで同率を作ったのに続き、22日に囲碁TVスタジオで続行された最終3局を130手で中押し勝ちした。 1敗後2連勝の優勝だ。

 0522-m2
▲パク・ジョンファン9段が局後、勝負所になった所を示している。

最終局でパク・ジョンファンは早い時期に下辺で戦果を上げた。 反面、ユン・ジュンサンはそちらの処理が良くなくて苦しかった。 厚みを利用して相手を圧迫するのがユン・ジュンサンの囲碁なのだが、かえって圧迫される流れ。 勝機を捉えた後のパク・ジョンファンは隙間なく安定的に盤上を整理していった。 

近ごろ勢いが最も良いユン・ジュンサンを相手に、自身のスタイルのとおり対局が組まれるとすぐに一方的に追い詰めた。 マキシムコーヒー杯ソン・テゴン解説委員は"最近のパク・ジョンファン9段の対局のうちで最も良い内容だった"と評した。 1時間20分の短命局になった。

局後パク・ジョンファンは、"侮れない布石であったのだが、下辺が先手で厚くなって(右辺で流れ出た)黒がうすくなって打ちやすい形勢だと考えた"としながら"地でも不足せず、気楽な局面で少しずつ有利な戦闘が続いた。 囲碁がうまく解決した"と話した。 一方ユン・ジュンサンは、"下辺処理が気に入らなくなってからはずっと悪かった"と惜しんだ。 

 0522-m1
▲韓国棋院が国際大会選抜戦を遡及して公式戦に含ませることによって、相手戦績はパク・ジョンファン基準で7勝6敗になった。

今回の大会でパク・ジョンファンは16強シードを受けて、イ・ヨング・イ・チャンホ・チェ・チョルハンを順に破って決勝に進出した。 ユン・ジュンサンは24強戦から、モク・ジンソク・パク・ヨンフン・ウォン・ソンジン・キム・ジソクを抜いたが最後関門でパク・ジョンファンに敗れて10年ぶりの優勝挑戦が無為に帰した。

決勝3局の勝利で相手戦績でも7勝6敗で一歩先んじた。 韓国棋院が国際大会選抜戦を遡及して公式戦績に含ませることによって、決勝戦開始当時よりパク・ジョンファンに1勝がより増した。

 0522-m3
▲ "実力でも色々な面で不足するので、今年はファンの方々の期待に達する成績をおさめます。"パク・ジョンファンの優勝インタビュー内容は毎度似ている。

パク・ジョンファンの優勝はプロ通算18回目だ。 今年に入っては、3月人工知能'DeepZenGo′が参加したワールド碁チャンピオンシップ優勝に続き二回目だ。 また、マキシムコーヒー杯では三回目の頂上だ。 パク・ジョンファンは9段に上がるやいなや出場した13期大会を優勝したのに続き、14期大会まで2連覇を達成したことがある。

国内72人の9段棋士のうち成績上位24強招待戦で行った第18期マキシムコーヒー杯入神最強戦の賞金は優勝5000万ウォン、準優勝2000万ウォン。 制限時間10分、秒読み40秒3回で進めた。 授賞式は25日プラザホテルで挙行される。 




 0522-m11
▲パク・ジョンファンは2006年に入段して2010年広州アジア試合大会金メダル獲得で9段に特別昇段した。

 0522-m12
▲ユン・ジュンサンは2001年に入段して2011年に9段に昇段した。

 0522-m13
▲主導権を握った後、一方的に追い詰めたパク・ジョンファン。 トップランカーの強さを見せてくれた。

 0522-m14
▲今年に入って最も解けない碁を打ったユン・ジュンサン。 どこで何をすべきかもわからない苦しい状況を招いた。

 0522-m15
▲ '囲碁神々の祭典'で優勝したパク・ジョンファン9段。

 0522-m16
▲ "今年は女性ファンをたくさん確保したい"というパク・ジョンファン9段だ。
原文記事:HANGAME 



250