HANGAME
原文記事:HANGAME[ワールド囲碁]パク・ジョンファン、DeepZenGoに逆転勝ち… 250手越えてひっくり返した▲パク・ジョンファン9段がAI囲碁'DeepZenGo'に逆転勝ちした。 序盤左辺戦闘の失敗がずっと負担として作用したが、後半にDeepZenGoがあたふたした。
ワールド碁チャンピオンシップ2回戦DeepZenGo、またヨセで乱調"ミ・ウィティンも勝ったが…。"初日、中国のミ・ウィティン9段がDeepZenGoを破った後、放送解説を進めたイ・セドル9段はこのように話した。 翌日DeepZenGoと対決するパク・ジョンファン9段がとんでもない部分で負担を感じることもあるという話であった。パク・ジョンファン9段(24)が、負担になった人工知能との対決に勝利した。 韓国代表として出場しているパク・ジョンファンは、22日、大阪の日本棋院関西総本部で開かれたワールド碁チャンピオンシップ2回戦で、人工知能囲碁プログラム DeepZenGoに中押し勝ちをおさめた。日本主催のこの大会は、人工知能が参加する初めての世界囲碁大会として関心を集めている。 中国からはミ・ウィティン9段(21)、日本からは井山裕太9段(28)が出場して、4者フルリーグで順位競争を行う。 ミ・ウィティン-井山の2回戦ではミ・ウィティンが2目半勝ちした。 パク・ジョンファンとミ・ウィティンは2勝目を上げて、DeepZenGoと井山は2敗目にあった。▲パク・ジョンファンはDeepZenGoに対して"棋風が柔軟で布石が強く、戦闘で真っ向対立する力が強い"と話す。"パク・ジョンファン9段がDeepZenGoに初勝利をあげた主人公にならなかったのは惜しいが、(パク・ジョンファンの)勝利は当然のことになってしまった。"二日目対局を控えて、再び解説者として登場したイ・セドル9段はパク・ジョンファンの勝利を確信した。 それと共に"中盤まで先んじられるかを重点的に見なければならない"と話した。初日にDeepZenGoがミ・ウィティンに中盤までリードしたためだ。 DeepZenGoは世界大会優勝経歴の中国ランキング2位ミ・ウィティンを相手に、ヨセに入る前まで1目半程度先んじたのだがその後は失敗の連発で逆転された。 このような逆転負けは衝撃的に感じるものだが'機械'はそのような痛みを感じることができない。"DeepZenGoの失敗を意識して打つと、盤を級み立てることに困難がある。 普段のスタイルのとおり打つ方がより良い"という臨戦所感を明らかにしたパク・ジョンファンは、あらかじめ研究をしたように序盤右上で新手を打った。そうであるかと思えばDeepZenGoは44手目に奇抜な手を打った。 左辺黒一子にツケた手。 イ・セドルは"人工知能でなければ打てない"と話した。 人間なら考えることができないその手にあったパク・ジョンファンは5分以上考えた。▲パク・ジョンファンの黒1に、DeepZenGoの白2が驚くべきだ。 白2で人間的な手法ならばAのヒラキ詰め。 "黒石が3線だと違うことを見せないだろうかと期待もしたがすごい"というイ・セドルは"人工知能は上から押すのが好きな特性を持っている"と話す。▲前の図に続く実戦進行。 黒1に白が8で中央を防がないで2。戦いが好きなDeepZenGoは黒11時にもAではなく12・14で戦いを挑んでいった。 この戦闘でDeepZenGoが優勢を握った。左辺戦闘でDeepZenGoが打った一手一手はイ・セドル9段の予想を超えた。 プロがかなり嫌いな形をためらいなく甘受する姿が異彩を放った。 "相手の発展を絶えず抑制する"というイ・セドル9段の解説。DeepZenGoの初中盤は強かった。 左辺戦闘で優勢を捉えた。 パク・ジョンファンは下辺DeepZenGoの陣営に侵入した。 削減ではない奥深い突入だった。 '死活勝負'が広がろうとする場面で、DeepZenGoから残念な手が出てきた。 とぼけたようなその手によってパク・ジョンファンの打開に余裕ができた。右辺に移された攻防でもDeepZenGoは強力な手を打たなかった。 パク・ジョンファンが困るところがある場面だった。 実戦進行がもう少し安定的だと判断したのだろうか。 それでも局面は相変らずDeepZenGoがリードする姿。 上辺では過剰な手を打った。 そのせいで口実を与え、パク・ジョンファンが得した。▲ "ノゾキの時(黒27)受けないことを予想できなかったし、右辺で実利を占めたのが緩い手だった。 特に左辺でツケた手(白44)が良い手で流れが完全にこわれ、一方的な流れだった。 人工知能に多くの手法を習って、意味のある対局だった。 運良く2勝をしただけなので、最後の対局で勝利して優勝することができるようによく準備する。" (パク・ジョンファン)
"昨日のような内容を繰り返して残念だ。初中盤に比べて弱い終盤はバグではなくて学習不足であるようだ。最後の日に1勝ができるようにプログラムを再び点検するだろうが容易ではないようだ。世界トップ選手たちの肝を冷やすほど似たような勝負を行ったことは収穫であるようだ。" (加藤英樹)170手を過ぎて差を少し縮めた。 対局開始4時間30分が経過した時点だ。 その頃DeepZenGoは自身の勝率を'72%'で見通していたので…。終盤になってDeepZenGoが致命的な失敗を犯し始めた。 右上で2目ほど損害。 コウに行っているのだが、意味もなくコウ材をなくすことが常だった。 昨日のようにヨセであたふたした。 話にもならないヨセを連発すると結局250手を超えて逆転された。 自ら投了しないように設定しておいて損をして、自分の地を埋めるハプニングも行われた。"人間との対局ならば逆転するのが難しかっただろう"というイ・セドル9段。 DeepZenGoの技量に対しては"驚くべき点もたくさん見せたが、残念な姿も多かった"とした。 345手、休息なしで6時間30分超えて集中力を見せたパク・ジョンファンとしても内容的に物足りなさが残る勝利であった。▲ 284手、7時間40分間の熱戦終わりにミ・ウィティン9段(左側)が井山裕太9段に2目半勝ちした。 井山は不利な囲碁を微細に追いついたが、ヨセで当てられた。
DeepZenGoは、イ・セドルと対決した'AlphaGo'に刺激された日本が昨年3月'DeepZenGoプロジェクト'を稼動させて誕生した。 既存の'Zen'にディープラーニング技術を融合させることによって飛躍的発展を成し遂げた。 AlphaGoの仕様が100億ウォン程度なのに比べて3000万ウォン程度である点も注目をあびる。 AI囲碁ランキングは、AlphaGoと中国'絶芸'に続き3位の水準だ。
パク・ジョンファン、井山破ったミ・ウィティンと優勝争い優勝カップの行方は2勝ずつおさめたパク・ジョンファンとミ・ウィティンの対決で決められることになった。 二人の棋士は明日3回戦で激突する。 あらかじめ組んでおいたような対戦になった。 同率が出てくることはないので24日を予備日にしていたプレーオフはない。 歴代戦績でパク・ジョンファンはミ・ウィティンに4勝2敗で先んじている。ワールド碁チャンピオンシップの賞金は優勝3000万円(約3億ウォン)、準優勝1000万円、3・4位各500万円。 制限時間は各自3時間、秒読みは1分5回だ。

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AIが大逆転負けで連敗 囲碁世界戦、井山も2敗目 - 朝日新聞 https://t.co/1HqIXyeSPu
2017/03/22 19:44:53
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囲碁、井山とAIは2連敗 世界戦第2日 - BIGLOBEニュース https://t.co/hSCVfVAJfY
2017/03/22 19:02:25
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【ワールド碁チャンピオンシップ】2日目スクショまとめ(3)170322 https://t.co/ZOKOxDxryL
2017/03/22 18:46:16
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【ワールド碁チャンピオンシップ】2日目スクショまとめ(2)170322 https://t.co/Lls2rxDebA
2017/03/22 18:46:16
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【ワールド碁チャンピオンシップ】2日目スクショまとめ(1)170322 https://t.co/T0SkKuwUSs
2017/03/22 18:36:24
gghideki@gghideki_katoh
1937年の木谷実-鈴木為次郎戦で Zen と同じツケが https://t.co/eAzu23m6Cf
2017/03/23 05:52:22
gghideki@gghideki_katoh
えっと,夜の 10時ではなく朝の 10時.つまり開始直前まで議論してましたw. https://t.co/UjHbysH6ER
2017/03/22 19:40:06
gghideki@gghideki_katoh
も一つ訂正: 昨日の Zen はコミ六目半です.内部のニューラルネットが中国ルールのコミ 七目半で勝率を計算しているため,日本ルールのコミ六目半とは一目ずれることがあり,半目負けを半目勝ちと誤認したのが初日の混乱の原因なので,今日… https://t.co/PuIy3qIuXg
2017/03/22 19:57:17