HANGAME
原文記事:HANGAME[春蘭杯]韓国囲碁、最後の世界大会に'背水の陣'出撃▲第11回春蘭杯8強戦に出場する韓国2人、中国6人。 8強戦は、3月に16強戦を行った後9ヶ月ぶりだ。
第11回春蘭杯世界プロ囲碁選手権大会8強戦パク・ヨンフン-レン・シャオ、キム・ジソク-グー・ズーハオ対決で開始今年の世界大会の最後を飾る第11回春蘭杯世界囲碁選手権大会の8強戦および4強戦が、20日と22日中国、江蘇省淮南で開かれる。 8強戦に韓国棋士はパク・ヨンフン(31) 9段とキム・ジソク(27) 9段が出る。韓国囲碁は今年の国際棋戦では大変不振で、囲碁大賞MVPは受賞すべきかどうなのかという話まで出てくるほどだ。
2月’兄弟制決勝'でカン・ドンユンがパク・ヨンフンを破ってLG杯を優勝したが、昨年11月に決勝進出者が決められた大会であった。今年新しい期数をむかえた大会では10月にタン・ウェイシンが第8回応氏杯を占めており、12月にコ・ジェが2016三星火災杯を占めた(コ・ジェは1月に第2回夢百合杯も優勝した)。 そして二日前にチェン・ヤオイェが第3回百霊杯を持っていった。その他に現在進行中である国際棋戦は3つ。 そのうち対戦表に名前が生きている韓国棋士は春蘭杯8強のパク・ヨンフン、キム・ジソクと来年春に続行する新奥杯8強のシン・ジンソだけだ。
また、来年2月に決勝三番勝負を行うLG杯はジョウ・ルイヤン-タン・イーフェイの中中戦に決まっている状態だ。▲ランキング6位パク・ヨンフンは24強でアメリカのチャン・ミンジュを破ったのに続き16強ではLG杯決勝に上がっているジョウ・ルイヤンを撃破した。
このような事情のため、春蘭杯と新奥杯優勝カップを持ってくることができなければ7つの世界タイトルを全て中国棋士が独占する状況になる。
韓国は2013年に開いた6つのメジャー大会を全て中国に渡したことがあるのだが、その時の悪夢が再現されるかと思うと心配だ。再起の踏み台としなければならない春蘭杯だ。 パク・ヨンフンとキム・ジソクは個人的にも例年より振るわない一年を送っていて覚悟が高い。
世界大会でパク・ヨンフンは2004年、2007年富士通杯を、キム・ジソクは2014年三星火災杯を優勝したことがある。 韓国囲碁界の看板棋士として活躍しているわりに優勝カップが少ない。8強でパク・ヨンフンはレン・シャオ(22) 7段に会う。 中国ランキング7位レン・シャオは世界大会優勝経歴はないが韓国ランキング10位圏棋士と通算10勝10敗を記録中である若い強者だ。 パク・ヨンフンはレン・シャオに昨年7月夢百合杯32強戦でちょうど一度競って316手接戦終わりに白で半目勝ちした。▲ランキング7位キム・ジソクは24強でロシアのイリヤ・シクシンを破ったのに続き16強では現在百霊杯タイトルを持っているチェン・ヤオイェを撃破した。
キム・ジソクは18才グー・ズーハオ5段を相手にする。 昨年利民杯世界新鋭囲碁最強戦でシン・ジンソ、イ・ドンフンなどに勝って優勝した中国ランキング17位に位置している新鋭兵器だ。 キム・ジソクは、5月中国甲級リーグで中押し負けしたことも返したい。二人の棋士の覚悟は似ている。 "個人的にも韓国囲碁界としても絶対に負けることはできない。 このような切実な気持ちは以前には殆どなかった"という決意を明らかにする。 春蘭杯は個人戦だが危機の局面で韓国囲碁全体のプライドまで背負った形だ。各国(地域)を代表する24人が競う第11回春蘭杯の賞金は優勝15万ドル(約1億8000万ウォン)、準優勝5万ドル(約6000万ウォン)。 制限時間は3時間、秒読みは1分5回だ。