KB囲碁リーグ
'長碁不敗'イ・ドンフン、'びっくり登場'パク・ジョンファン
Tブロード、'ワンツーパンチ'前に出して初日2勝

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▲トップランカーパク・ジョンファンに代表されるTブロードがKBリーグ3連覇にあと1勝だけを残すことになった。 Tブロードはポスコケムテックとのチャンピオン決定戦3ラウンド(最終戦)初日2-0で先んじた。 写真は2局で主将パク・ジョンファン(右側)がビョン・サンイルを破った直後の場面。



2016 KB囲碁リーグ チャンピオン決定戦3ラウンド
Tブロード、優勝まであと'1勝'……初日2-0リード 

もうあとはない。 この一勝負で優勝賞金2億ウォンの主人公が決定される。 

3連続優勝を狙うTブロードと2011年統合優勝以後二回目の覇権に挑戦するポスコケムテックが行うチャンピオン決定戦3ラウンド(最終戦)が始まって初日Tブロードが2-0で先んじた。 

10日午後囲碁TVスタジオで開かれた2016 KB国民銀行囲碁リーグ チャンピオン決定戦3ラウンド初日試合でイ・ドンフンとパク・ジョンファンの'ワンツーパンチ'を前に出したTブロードが二対局を全て持っていった。

Tブロードは1局(長碁)で2指名イ・ドンフンがリュ・スハンを相手に辛勝をおさめた後、2局でも主将パク・ジョンファンがビョン・サンイルを中押し勝ちではね除けた。 最終戦勝利にあと1勝だけを残したTブロードはリーグ3連覇が有力になった。 

 

■イ・ドンフンまたつかめないポスコケムテック嘆き 

"イ・ドンフンを捉えるのが私達の目標だ。 誰を送りだすべきか悩みをほどほどにしてみる。"

2ラウンドを勝利した後、ポスコケムテック キム・ソンリョン監督はこのように話した。 Tブロードの立場でイ・ドンフンは一種の'出せば打つ'カードだ。 当然ポスコケムテックも1局(長碁)にイ・ドンフンが出てくることは分かる。 それでも1、2ラウンド全て負かされた。

1ラウンドでは主将チェ・チョルハンが、2ラウンドではビョン・サンイルが順に敗退した。 それなら3ラウンドは誰を送りださなければならないだろうか。 

ポスコケムテック キム・ソンリョン監督は週末ずっと苦心して当日午前11時にリュ・スハンに出場を通知したという。 リュ・スハンは2ラウンド勝利の主役だ。 進んで'うまくやってみる'という返事がさわやかに出てきて安心したとも話した。 

だが、キム・ソンリョン監督の希望は今回も意図を成し遂げられなかった。 長々4時間40分の間続いた微細な勝負でイ・ドンフンの後半の集中力がリュ・スハンのそれを先んじた。

終盤に入って半目の天秤棒が一進一退した勝負は数え直前にイ・ドンフンの1目半優勢があらわれた。 長時間の勝負に疲れたのだろうか。 リュ・スハンは最後のコウをする途中降参を表示し、彼と同時にポスコケムテック陣営からは大きな嘆きが溢れでた(286手イ・ドンフン白中押し勝ち)。 

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▲ 2012年農心杯(囲碁リーグ長碁対局と制限時間が同じだ)予選決勝でイ・チャンホ9段と5時間20分の死闘を行って半目勝ちしたイ・ドンフン(左側)。 特化した長碁走者らしくポストシーズン五試合に全て先発で出て来て4勝1敗のずば抜けた成績をおさめた。


あらかじめ決めておいたものであったか。 でなければ今回だけははっきりと2勝を取りまとめようという意図だったのだろうか。 Tブロード イ・サンフン監督は2局にパク・ジョンファンという'奇襲カード'を持ち出した。

1局が終る時までパク・ジョンファンが姿を表わさなくてパク・ミンギュやキム・スンジェの出場を予想した中継席はびっくりした。 ポスコケムテックも突然に虚を突かれたそぶりが歴然だった。 それでもビョン・サンイルだったので'ひょっとして'とする期待があった。

だが、無駄であった。 しばらく膨らんだ希望が時間の流れと共にしぼんでいった。 ビョン・サンイルも乾いたタオルを絞り出すように最善を尽くしたが相手がとても強かった。 

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▲ビョン・サンイル(左側)は下中央接戦でただ一度の機会があったが生かすことができなかった。 逆に白要石二子を捉えて危機を抜け出したパク・ジョンファンの以後の歩みには一寸の誤差もなかった(175手パク・ジョンファン黒中押し勝ち)。 パク・ジョンファンはトップランカーらしく今年のシーズン6戦全勝を含む2009年以後ポストシーズン14連勝を走った。


崖っぷちにおいこまれたポスコケムテックは二日目最初の対局(3局)の走者として2指名ナ・ヒョンを公表した。 反面余裕があるTブロードは5指名パク・ミンギュを発表。 二人の相手戦績はナ・ヒョンの2勝1敗優位で最近の対局(今回のシーズン18ラウンド)でもナ・ヒョンが勝っている。 

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▲優勝賞金2億ウォンがかかったチャンピオン決定戦はいよいよ明日(11日)結果が出る。 Tブロードが初日2-0で先んじたがポスコケムテゲン主将チェ・チョルハンと2指名ナ・ヒョンが待機していて大逆転の可能性も十分に占ってみることができる。 
 
2016シーズンの有終の美を飾る最終戦、最後の勝者は果たして誰になるだろうか。 光る優勝カップが自身をふところに抱く'英雄'を待っている。

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*残った選手:
(Tブロード)パク・ミンギュ(5)、キム・スンジェ(3)、カン・ユテク(4)。
(ポスコケムテック)ナ・ヒョン(2)、チェ・チョルハン(1)、ユン・チャンヒ(4)。
 
原文記事:KB囲碁リーグ